理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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何の状況説明もなしに、気持ちだけをブログに書くのは難しかったから、奴隷を飼うことになるまでの話も並行して、何回かに分けて書くことにする。

何話と、題名に書いているのは続き物の話で、それが書いてないのは、単発の話だと思ってもらえればいい。

ということで、今回が続き物の話の第1話。

最初に奴隷にした女との話。




私は一般的に言うところのモテるタイプじゃない。

男の中では背が低い方だし、多少筋肉質ではあるが太め、イケメンとか言うのともまったく違う。

性格にしても、能力にしても、これといって特徴的なわけでもない。

実際、高校を卒業した時点でも、一度も女と付き合ったことは無かったし、セックスもしたことがなかった。

大学に行くために、東京に出て、一人暮らしをして、それでもまだしばらく彼女と呼べる女はできなかった。

周りの人間が合コンなどで付き合いを増やすのを見て、うらやましいと思っていただけ。

でも、女に関する興味が無かったわけじゃないし、むしろそれはかなり強い方だったと思う。

アダルトビデオや本も、結構な数を持っていたし、その中にSM物もいくつかあった。

ただ、明確に自分がSだという風には、自覚してなかった。


私は基本的に臆病な人間だ。

周りに女友達が居なかったわけではなかったが、告白してフラれるが怖かったし、

自分がモテないというコンプレックスもあったから、気になる女が居ても、何も言えなかった。

女を奴隷にするなんていうのは、雑誌やビデオの中だけの話で、自分の現実にはないことだと思っていたし、女を調教する自信ももちろんなかった。

ただ、SM物のビデオなんかを見て、そこに出てくる飼い主を羨ましいとは思っていた。

そして、調教される女を見て、とても興奮した。

だから、どちらかというと、Sっぽいほうなのだろうな、とは思っていたが、それも、そういうビデオを見たときだけ、なんとなく考えていたくらいだ。

でも、今思うと、臆病だからこそ、女を支配したいとか、従属させたいとか、そういう願望が強くなったのだろう。

イジメをする人間の考え方に近いのかもしれない。

自分が弱いから、臆病だから、もっと弱い奴を作り出してそいつをいじめてやりたい。

たぶん、そのころの私のSの部分っていうのは、そんな自分勝手なだけのロジックから生まれたのだと思う。

奴隷を飼っている他の人がどうなのかは知らないが、私のSの部分は、それほどほめられた気持ちで構成されてたんじゃない気がする。

もっと卑しい気持ちがゴチャゴチャ集まってきた結果の産物のように思う。

それに、そのころは、自分がSなんじゃないのか?っていうのは、なんとなく感じていただけで、ノーマルな範囲内にいるのだろうと思っていた。


そんな私に転機が訪れたのは、大学3年が終わった春休み。

ちょうど、桜が咲く少し前のこと。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

その女(仮に名前を、美佳としておく)は、私が通っていた大学の近くの小さな会社で事務員をしていた。

近くの会社といっても、別に大学と特別な関係があるわけでもなく、ただ近所にあるというだけの会社。

近所だから、すれ違ったりしたことはあったかもしれないが、私が美佳のことを知っていたわけではないし、美佳も私のことは知らなかった。

美佳と知り合ったのは、その会社が大学にバイトの募集をしたから。

近所だったということで、それに私は応募し、そこで働いていた美佳と出会った。

バイトといっても、オフィスの模様替えのようなものの手伝いで、短期3日間くらいの仕事。

そのとき、美佳のデスクを運んだり、資料の片づけを手伝ったりしたので、顔見知りになった。

この3日間で美佳と付き合うようになったわけではない。

バイトが終わったら、また美佳と会うことも無くなった。


美佳は、私以上に臆病なタイプに見えた。

しかもそれが思いっきり表に出ている。

バイトの私にさえ気を使い、なんだかオドオドしている様子が目立つ女だった。

当時は、会社に入って間もないから、慣れていないのだろうと思っていた。

それに、そもそも私は美佳にそれほど興味を引かれたわけでもない。

私はただのバイトだったから、その会社の人間とはバイトの間だけの関係だと思っていたし、

美佳は美人というわけでもなく、痩せていて、女として魅力的とはあまりいえなかった。

会社では制服を着ていたものの、帰り際に着替えてきた通勤用のスーツや靴などを見ても、就職活動中の学生かと思えるほど地味、髪も真っ黒、化粧も薄く、また下手だった。

かなり暗い感じがしたから、正直、その会社の中でも目立たない存在のように私は見ていた。

その会社は、女が多く、他にも美佳と同じくらいの歳の女が何人もいて、私や一緒にバイトに行った大学の仲間も、楽しく話をしたのは、もっぱら美佳とは別の女たちのほうだった。

はっきり言うと、美佳は、そのときの私が好きになるタイプの女ではなかった。

だから、バイトが終わってその会社に行かなくなったら、美佳の事を私が思い出すことも無かった。


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美佳と再会したのは、バイトが終わって10日くらいしてからだったと思う。

春休みで講義も無いし、実家に帰るような予定も無いので、アパートに居てごろごろしていた日。

夕方になって、駅前に夕飯を食べに出かけた。

駅は大学の最寄り駅。

美佳の会社の最寄り駅でもあるから、美佳はいつも通勤にその駅を使っている。

ちょうどそのとき、会社から帰る美佳と会った。

たまたま、駅のほうに向かっていた私と美佳が、同じ歩道を歩いていて、前から来る人を避けたときに、目が合った。

美佳は、バイトで来ていた私だとわかったようで、黙って会釈をした。

私も、その会釈で美佳だとやっと気がついて、

「こんにちは」

と挨拶をした。すると美佳も、

「こんにちは」

と、小さな声で返してきた。でもそれだけ。

二人とも駅に向かっているので、並んで歩いているのに、美佳は何も言わず、下を向いている。

仕方が無いので、

「今、お帰りですか?」

と言ったら、

「はい」

とだけ返ってくる。なんとも話しにくい。

私と話すのが嫌なら、もともと私のほうが後ろから追いついた(歩くのが早かった)のだから、

同じ速度で歩かなければいいのに、そういうわけでもなく、美佳は合わせてくる。

意味が良くわからなかったが、とりあえず、私は駅前まで歩く間、話をすることにした。

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美佳と一緒に駅に向かって歩きながら、

「仕事、お疲れ様です」

と、何気ないことを話しかけた。それでも美佳は、

「あぁ、はい」

なんて感じで答える。

だからといって、会話が嫌だというわけでもなさそうで、相変わらず私と同じ歩調で歩くのが不思議だった。

結局、私が話題を振り、美佳はそれに頷くとか、そういう一方通行な話をしながら駅に向かった。

しばらくすると、さすがに困ってきたので、何度目かの話題で、

「これから、夕飯なんですよ。一緒に食べます?」

なんて、冗談めかして言ってみた。

私なりに、会話をもう少しまともに進めたいと思ったからだったのだが、

あくまでも軽いノリで言っただけだった。

だが、それも美佳は冗談としては応じなかった。

美佳の反応は前と同じではあったけれども、私を驚かせた。

「あぁ、はい」

と、食事の誘いにまで頷いたのだった。

それにはさすがに私も驚いた。なので、

「え?ほんとに食べますか?」

そう聞きなおしたとき、初めて美佳は少し困ったような顔をしていた。

でも、返事は、

「はい…」

ただ、私にも、それは断りきれないだけだというのが、明確にわかった。

「あ、別に、嫌なら良いんです。冗談ですから」

と笑いながら言ったが、

「嫌って事はないです…」

「そうですか…」

結局、その日、私は美佳と夕食を食べることになった。

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夕飯は駅の反対側にあるカレー屋で食べることにした。

駅側にしなかったのは、美佳の会社の人間に、私と美佳が一緒に居るのをなるべく見られないようにという気持ちからだった。

そういうこと、美佳は気にしそうに思ったから。

実際、美佳は、一緒にその店に向かう間、周りを少し伺うようにしていたから、そういう部分は気になるところだったのだろうと思う。

カレー屋に向かう間も、会話は基本的に私から話を振って、それに美佳が二言三言答えるという感じ。

正直なところ、まともな会話とは言いがたかったから、私は食事に誘ったことを後悔していた。

でも、カレー屋に入り、カレーを食べ終わるころになると、私の心境は少し変わってきた。

カレーを食べている間も、やっぱり同じパターンだったが、その会話の中から、私はあることを思い始めていた。

美佳なら、言えば断れないんじゃないのか?と。

それまで、女に付き合いを申し込むどころか、それらしいそぶりすらできなかった臆病な私だ。

容姿にコンプレックスもあったし、告白して断られるのが怖かった。

自分が傷つくのが怖かった。

でも、美佳なら、断られる可能性が低いのではないかと思った。

それに、美佳とは友達でもないし、同じ大学に通っているわけでもない。

会いたくなければ会わなくても良いのだから、後から気まずくなるのではないか?なんて心配もしなくて済む。

今思えば、打算的過ぎて、相手のことをなんとも思っていない、あまりにも卑劣な考え方だった。

でも、あのときの私は、その考えに疑問を持つことなど無かった。

あまりにも、良いアイデアを思いついたと、有頂天になっていたくらいだ。

だから、カレーを食べ終わり、デザートが運ばれてくるのを待つ間に、こんなことも簡単に言えた。

「また、晩飯、一緒に食べませんか?」

と。

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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
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 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
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 ●SM技術
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  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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