理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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前回の続き。


調教をし、性処理もした後、美佳と一緒に風呂に入り、湯船に浸かっていた時。

不覚にも、私は、美佳の前で勃起してしまったのだった。

それを見た美佳は、私がまだ満足していないのだと思い込み、その場で性処理に使ってくれるようにと言い出したのだが…。

その時、私はあることに思い至った。

それは、

「ここで美佳に挿入したら、膣の中に湯船の水が入ったりしないのか?」

ということ。そして、

「もしも水が入ってしまったら、まずい(病気になる)のではないのか?」

ということ。

その当時、私は、今よりも格段に女の体についての知識が乏しかった。

本当に、中学校の保健体育レベルすらもないと思ってもらっていいくらい。

初めて付き合ったのが美佳だったし、美佳としか、セックスもしたことがない。

それに美佳はかなりの奥手だったから、性に関して、女の体に関して、オープンに話ができたわけでもない。

どちらかというと、恥ずかしがって、隠していたことのほうが多い。

SMをしているにもかかわらず、女の体のことを知らなすぎ、配慮を著しく欠いていた私だ。

しかも、気になることがあるなら本人に聞けばいいのに、知らないことを悟られるのが、恥ずかしいという、御主人様プライドが邪魔をして、私も素直に聞くことが出来なかった。

今思うと、本当に、最悪だった。

だから、その後、女の体については、本気で色々なことを勉強した。

でも、その時は、そんな勉強をする前の私。

私は、乏しい性知識の中で、膣に水が入るのはかなりまずいことなのではないか?ということを、ものすごく心配に思ったのだった。

だから、その場で美佳を使って性処理するというのは、やってはいけないと考えた。

少なくとも、水が入っても大丈夫なのかどうか?ということを確かめるまでは。

でも、美佳は私がそんな危惧を抱いたことなど、全く気がつくことは無く…。

「どうか、ご自由にお使いください」

という。

しかも、勃起してしまっている私にちゃんと満足してもらうことが奴隷の義務だと思っている。

だから、必死でそんなことを言うのだった。

「お願いします。このままでは、私は…」

でも、私はそれどころではない。

ここで性処理をしたら、美佳の膣に水が入ってしまうかもしれない。

そして、入ったらどうなるのかわからない。

ということを考えてしまっているから、その時点で、美佳を湯船で性処理に使うという選択肢はすでに無かったのだった。

なのに、使ってくれと言う美佳。

だから、私は、勃起が収まるようにと願ってみたりしたのだが…。

そんな願いは届くはずもなく…。

基本的に、あの部分というのは、理性の管轄外にある。

完全自律型独立器官なのだ。

私が何を願おうとも、目の前に裸の美佳が居る以上、一旦大きくなってしまったものは、どうしようもないのだ。

しかも、「何とかしないと」と、思えば思うほど、そこに意識が行くから余計に美佳が気になるし、

美佳は美佳で、真剣に自分の落ち度(私をまだ満足させていないと思っている)を感じて、申し訳なさそうな、切ないような、憂いのような表情をして、私を見つめてくる。

その顔がまた、色っぽかったりするし、私の中のS性を思いっきり刺激するので、更に困る。

でも、私としてはリスク(だと思っている)は侵せない。

だから、

「今は、お前を抱く気分じゃない」

と突き放すように言って、湯船から上がり、逃げるように風呂場を出たのだった。

美佳にしてみれば、私が不機嫌になったと思ったのだろう。

私の後からすぐに出てきて、床に正座すると、頭を下げて謝った。

「御主人様、申し訳ありません。至らない奴隷で…。なんとか、性処理に使っていただけないでしょうか?」

なんていうのだが、一旦、抱かないと言ってしまった以上、それを引っ込めることも私にはできず、結局、その日はそのまま終わったのだった。

終始、美佳は辛そうな顔をしていたのだが、それを残して、私は自分の部屋に帰った。

でも、今思えば、フェラチオでもさせて射精すれば良かったのだが…。

湯船から出て、洗い場で挿入しても良かったのだが…。

それだけで済んだ話なのだが…。

その時はとにかく、美佳が病気になるのではないか?ということばかりが頭に浮かんでしまい、全く思いつかなかった。

美佳には本当に悪いことをしたと思う。


次回へ続く。


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”湯船で性処理”の途中だが…。

どうしても今日は、こっちが書きたかった。

そういう気持ちになった。

話を途中で切って申し訳ないのだが、お付き合いいただければと思う。




理沙が泣き止んだのは、かなりしばらくたってからだった。

なぜ泣いていたのか、本当のところは、私にはよくわからない。

今、考えても、やっぱりよくわからない。

ただ、あの時は、幸一が、理沙をまだ想っているのだとわかったことで、感情が溢れてしまったのではないか、と私は推測していた。

理沙は、泣き腫らした目で、私を見つめた。

そして、しばらく私の顔を見ていた。

私は、何も言わずに、そんな理沙を見つめ返していた。

何を言い出すのか、私も心が落ち着かなったし、私の方から色々と聞いてしまいたい気持ちも出てきていたりしたのだが、それでも、理沙が話し出すのを待った。

理沙の気持ちが少し落ち着くまでは、待ってやる必要があると思った。

それほど長い時間だったわけではないと思う。

理沙は、ずっと沈黙していることができる性格ではなかったから。

でも、私には結構な長い時間に感じられた。

理沙が、やっと口を開いた。

「何が何だか、わかりません…」

と。

本当に困惑し、辛さがにじみ出た顔で。

「そうか…」

「もう、どう考えればいいのか…」

混乱しているのは、明らかだった。

だから、ゆっくりと話しかけた。

「考えるのは、難しいか?」

「はい。こんなこと、思ってもみませんでしたから」

「この話、少しやめるか?」

私は、理沙があまりにも辛そうなので、時間を取ろうかと思った。

でも、理沙は、首を横に振った。

「やめても、考えてしまいますから、きっとダメです」

「俺と、この話をしている方が落ち着けるのなら、それでもいい。どうする?」

「そうさせてください」

「焦らせたようで良くなかったな。ゆっくりでいい。あまり急いで考えるな」

それまでは、理沙に結論を迫るような言い方をしていた。

だから、私はそれがよくないのだろうと思って、時間をかけても良いと言ったのだった。

そもそも、すぐに決めるのが無理なのはわかっていたのだが、私も心穏やかに居られることではなかったから、結論が早く欲しくて、焦っていたということだと思う。

「はい…」

そういって、またしばらく時間が経つ。理沙はやっぱり、色々なことを考えている。それが明らかに表情に出て、しかもコロコロと変わる。

だから、私から言ってやったほうがいいのかと思った。

「幸一は、あんなふうに、お前のことを想っている。とりえあえず、それはわかったな?」

私はできるだけ、ゆっくりと話を進めようとしたのだが…。

理沙は、やっぱり、急いで考えようとしているように思えた。

かなり、動揺していた。

だから、

「はい。でも、私は、御主人様の奴隷です!」

なんて、強く言い出した。

「ああ。そうだ」

私はなんとか、落ち着かせようと、ゆっくりと話しているのだが、それでも、理沙の勢いはどんどん強くなっていった。

「だから、そんな事、言われても! 私は、御主人様の奴隷なんですよ!」

「ああ、そうだな。ただ、幸一が言ったことも事実だ」

と、言ったのだが…。これが良くなかった。理沙の興奮の火に油を注いだようなものだ。

「なんで、そんなふうにおっしゃるのですか? 私のこと、嫌いになってしまわれたのですか?」

「お前に選ばせたいと思っている。それだけだ」

「ですから、私は、御主人様の奴隷です。幸一さんのことは、もう…」

「忘れるつもりか?」

「忘れます」

「お前の今の動揺のしかたを見ていると、それは、難しく思えるけどな」

「そんな…」

理沙は、また、涙を流した。そして、さらに感情的になって、こう言った。

「私のこと、御主人様は、嫌いになって、捨てたいと思っているのですね? 私なんか、もういらないんですね!? 私なんて、どうせダメな奴隷ですから!!」

最後は半分叫んでいた。

こうなってしまっては、もう、ゆっくり話かけてもダメだった。

だから、そんな理沙に、私は、低い声で言った。

「黙れ」

と。

私も理沙の勢いに触発されて、少し、気持ちが落ち着かなくなってきていたと思う。

つい、こういう形で、ねじ伏せようとしてしまったのだった。

「…」

理沙は、目を丸くして、口を閉じた。

調教中に、こういう風に言うことはあったが、普通に話をしているときに、こんな言い方をすることは、あまり無かったから、理沙はかなり驚いたのだと思う。

「誰がそんなことを言った?」

「だって、御主人様…」

「ほんとにお前が嫌いなら、こんなに苦しくないんだよ…」

売り言葉に買い言葉、だったのかもしれないが、感情的になった理沙に対して、私も気持ちが高ぶったのだと思う。

ついこんなことを言ってしまった。これを言ったら、理沙の判断に影響をあたえることは分かっていたのに。

言わないでおくべきことだったのに。

私の本音を出してしまった。

「苦しいって?」

「それは、どうでもいい。俺の問題だ。それよりも、お前の気持ちを考えるのが先決だろう」

私は、必死で繕った。

「でも、御主人様は…」

「だから、俺のことはいい。さっきのは忘れろ。問題はお前のことだ」

「私…」

「すぐに結論を出せとは言わない。ただ、全部のことを含めて、焦らずに、冷静に考えろ」

「はい…」

とは言ったものの、理沙は、やはり普通に考えられるとは思えなかった。

だから、ちゃんと考えるための具体的な材料を何か、与えないといけないと思った。

少し悩んで、私は決めた。

「理沙、携帯出せ。幸一の連絡先を教えてやる。これからは、俺に許可を取る必要もないし、何も言わなくていい。報告の必要もない。幸一と話したければ、自由に話せばいいし、会いたければ会えばいい」

「そ、そんなの、いらないです」

突然のことに、理沙は、反発した。でも、それを制して私は言った。

「使うかどうかは、お前が決めればいい。幸一と話すことが判断の材料にならないのなら、それでも仕方がない。いらないなら、自分で消せ。でも、とにかく、入れるだけ入れてやる。どう使うかは、お前次第だ」

そこまで私が言うと、理沙は、力なく立ち上がり、自分のバッグから携帯を取り出して差し出した。

私はそれに、幸一の電話番号と、メールアドレスを入れた。

それを理沙は悲しげな顔で見つめていた。

でも、その瞬間、私は、何かホッとしていたような気がする。

すごく奇妙な感覚だった。

今思えば、それまで私が一人で悩んできたことを、理沙に判断を預けることで、肩の荷を下ろした気分になったのかもしれない。

理沙に全てを押し付けて逃げただけだったのかもしれない。

だから、私は、楽になった気がしたのではないか?

そんな風にも思う。

ただ、同時に大きな不安が胸を占めた。

これでもう、完全に理沙が判断することができるようになったのだ。

今すぐに幸一に連絡を入れて、そこへ行くことすらも可能になった。

理沙を私のところにつなぎとめておくということが、私の力ではできなくなったようなものだ。

もちろん、私が強く言えば、それはできたのかもしれないが、ここまで理沙に言ってしまった以上、それを覆すという選択肢は、私にはもう無かった。

あとは、理沙が決める。

その段階にまで話を進めたのだ。

私の意志で。

正直な気持ちを言えば、それを後悔していないとは言わない。

でも、そうする以外のことも、私にはやっぱり考えられなかった。

理沙は、幸一の連絡先を入れられた携帯電話を握りしめて、やっぱり泣いていた。

それを、私は、ただずっと見つめていた。

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たまに書く時事物。

亡くなった、Steve Jobs氏のこと。

SMブログに書いてもいいのかどうか、ちょっと迷ったのだが…。

私にとっては、少し思い入れのある人なので、書いておこうと思う。

それと、ちょっとマニアックな機械の話も書いたので、わからなければ流してもらって問題ない。


私はApple信者ではない。

この言い方も、あまり好きではないが、Apple製品を好んで使っていたわけではない。

理由は一つ。

価格の割に、性能が悪いから。

私はMacを使って大学での研究なんかもやったし、自分でもMacは持っている。

それに、最近だとiPhoneやiPad用のアプリ開発のプロジェクトなんかも仕事で関わったから、中身のことは、それなりに分かる。

昔からそうだが、Appleの製品というのは、純粋な演算性能、マシンパワーという意味で言えば、特筆すべきものはない。

はっきり言うと、コストパフォーマンスが悪い。

昔はそれがかなりひどかった。

今は、まだ、ましになったが。

でも、私はMacを初めて触った時、ものすごく感動した。

Macintosh Plusというパソコン。

子供だったし、高くて、新品なんて買えなかった。

発売されてから何年も経って、中古でもらったものだったけれど、そのころ、コマンドラインでしかパソコンをいじれなかった私にとって、GUIというのは、画期的だった。

パソコンを使って感動したのは、多分、一番最初にいじったMSXというパソコン?以来だろうと思う。

最初というのは、何でも感動するものだろうから、それを抜かせば、これが一番最初だろう。

それが、Macの価値。演算性能とは違う部分での特筆すべき性能だった。

だから、同じGUIになった、Windowsが出た時、なんとも思わなかった。

やっと出したのか…というくらいだ。

でも、その後、私はWindowsを使う機会が多くなる。

シェアが傾いたから。

コンピュータシステムの開発をするような世界に居ると、シェアの大きいところに居ないと、仕事が無い。

私の仕事はそういうものだったから、否応なくWindowsを使うことになる。

また、サーバなんかは、UNIX系のものが多いから、それも使うことになる。

必然的に、Macを使わなくなった。

同時に、感動することはなくなった。

そして、時代は移って、Appleはパソコンから、iPodのような携帯音楽機器を経て、iPhoneやiPadなどに力を入れるようになる。

ここに来て、また私はAppleのものに触れることになる。

仕事で扱うことが出てくるようになった。

今度は、それほど感動しなかった。

他にも似たようなものがたくさんあるから。

でも、感動がない代わりに、異質な存在感というのは、感じた。

私にとって、Apple製品というのは、そういうもの。

純粋なマシン性能を評価するなら、決して良いとは言わないが、最初は感動を与えてくれて、その後は異質な存在感を見せてくれたもの。

多分、こういう電子機器のなかで、こんな風に思わせてくれるブランドというのは、私にとっては、あのリンゴのマークくらいなものだ。

この人が作ったのは、Appleという、この業界でおそらく唯一、ブランドと言えるものだろう。

まあ、こんな話は、散々に語られていることなので、今更なのだが、こういう世界で仕事をしていると、そのことは余計に意識させられる。

私の仕事の目線で見ると、コンピュータも、携帯音楽プレイヤーも、携帯電話も、タブレット端末も、どれも一緒。

メーカーが違っても、どれも同じ。

どこまでも泥臭い、ただの演算用機械だ。

大層な名前をつけるほどのものでもない。

識別できるように、適当な型番でもつけておいてくれればそれでいい。

ましてや、綺麗なデザインにして、おしゃれなパッケージに入れて、ブランド化するなんて、馬鹿馬鹿しいとすら思う。

でも、それをやった人。

ずっとやり続けた人。

できちゃった人。

それが多分、この人。

こんなことを大まじめにやって、そこに巨大な価値を創りだしてしまった人。

でも、そういうことをされるから、私のような、頭の硬い、コストパフォーマンスで、ものを語りたがる、ちょっとだけこういう機械のことがわかっている凡人は迷惑するんだ。

この人が居なかったら、色々と仕事も楽だっただろうに。

MacBook Airなんて、個人的に買っちゃったりしなかっただろうに。

そして、次のiPhoneが”4S”。

”for Steve”の略だ、なんて言っている人がいたが、そんな事言われたら、買いそうで困る。

そろそろスマートフォンかな?とは思っているが、携帯苦手な私が、買ってどうする?

頼むから、これ以上、私に出費をさせないでくれ。

コストパフォーマンス重視、実性能主義の私の心を上手にくすぐって、買ったあとで、理解に苦しむような買い物をさせないでくれ。

なんてことを思う。

私にとっては、パソコンを使うことに感動させてくれた人。

私が今の道に進むことに多少なりとも影響を与えた人。

もちろん、その頃は、名前も知らなかったけれども。

そして、仕事面では、面倒なものを次々に発売して大いに悩ませてくれた人。


この人がしたことが、良いのか悪いのかは良くわからないし、Appleという会社がやったことだから、この人の意向がどのくらい反映されていたのかもよく知らない。

でも、面白かった。

本当に楽しかった。


だから、ありがとうございます。

そして、ご冥福をお祈りいたします。




ちょっと間に別エントリーが入ってしまったが、湯船で性処理(その2)の続き。


私を満足させることができていないと思っている美佳を残して、帰ってきてしまった私。

美佳が納得していないことはわかりつつも、万が一、湯船で性処理をして、美佳の体に問題が出てくるほうが圧倒的にまずいので、ああするしか無かったと、自分に言い聞かせていた。

本当は、そういう危惧を抱いているということ、美佳の体を考えているということを、伝えればそれで良かったのだが…。

しかも今なら、私の妙な御主人様プライドを保ったままで言う方法も思いつく。

「お前は俺から最後の一滴まで精力を絞りとるつもりか? 貪欲な奴隷だな。いつからそんなに淫乱になった?」

とでも、言ってやれば、美佳が、恥ずかしがって、少し退くであろうことはわかっていた。その上で、

「性処理は終わってる。今日のお前の役目はもう無い」

と言って、私が満足していることを、暗に示してやれば、納得はしないかも知れないが、少しは気持ちを楽にしてやれたように思う。

実際、その時は性処理が終わった時点で満足していたから、嘘を付くわけでもない。

でも、そんなことも出来なかった。

思いつかなかった。

ただ、自分の中に湧いた疑問と、美佳の体への心配で頭がいっぱいになって、逃げてきただけだった。

本当に、そういう意味では、御主人様初期の私は、余裕もなかったし、色々な部分が足りていなかったと思う。

体と同時に、心も奴隷は預けているということ。

ちゃんとわかっていなかった。

でも、あの頃の私の限界というのは、この程度のものだった。

今思うと、本当に、幼稚な対応しかしていなかったので、情けなくなる。


そして、部屋に帰ってきた私。

やっぱり、水中で挿入した場合、膣の中に水が入るのかどうか? そして、入ったらどうなるのか? ということを考えていた。

これからも、美佳と一緒に風呂に入ることはあると思われるから、それに関してはきちんとした知識を得ておかなければと思った。

思ったのだが…。

どうしていいのか、わからない。

そんな性のことに関して相談できるほど親しい女友達なんて居なかったから。

誰にも聞けない。

AVなどで水中でセックスするシーンがあるのは知っていたから、それを考えると問題ないようにも思ったのだが、

AVというのは演出のために色々な嘘があったりするのも事実だから、AVでやっているから、そのまま信じて大丈夫だと思うつもりには、全くなれなかった。

大切な奴隷のこと。

そんな不確かなものでは、私は納得できなかった。

だから、頼るものがないのだった。

しばらく考えた。

そして、私はここで、妙なことを思いつく。

ある意味、私らしいことを。

わからないなら、実験してみればいい。

なんてことを。

理系人間のサガだと思うが、”わからなければ試してみる”というのは、私の中にある基本的な考え方だ。

だから、それをやってみることにしたのだった。

そして、私は、思いついたことを実行するために、早速、次の休みの日に、あるものを買いに出かけたのだった。

行った先は、アダルトグッズショップ。

そして、買ったものは、オナホール。

男性用の自慰のための道具だ。

わからない人は、検索して写真なんかを見てもらったほうがいいとは思うが、一応説明すると、

シリコンとかゴム?とかでできている女性器の形を模したもので、普通に使うときには、そこに勃起したペニスを入れて、前後に振って刺激し、射精するというもの。

オナホなんて略されることもあるアダルトグッズ。

これなら、女性の性器と同じように作ってあるはずだから、それで試してみればいいということを私は思い立ったのだった。

かなりの名案だと思った。

結構、有頂天になっていた。

そして、アダルトグッズショップに出向き、幾つか売っていた中で、一番リアルに作ってあるように思えた、結構高価なものを買って来た。

この時点では、これでなんとか確かめることが出来ると、期待している私だった。

だが…。

家に持ち帰って、パッケージから出してみたら…。

ガッカリした。

失敗に気がついた。

オナホールには、その名の通り、穴が開いているのだ。

すでにきっちりと穴が開いていて、中が見えるのだ。

私はオナホールを買ったのが、この時が初めて(で最後)だったのだが、女性器のように、挿入しようとすると穴が広がるようにできているものなのだと勝手に思っていたのだった。

でも、私の買ったものは違った。

最初から結構大きな穴が開いている。

「もっとリアルに作ってくれ…」

これでは、意味が無い。

「はぁ…」

ため息が止まらない。

でも、せっかく買ってきたので、試すだけは試そうと思った。

この時点で、実験が失敗しているのは明らかなので、半分やけくそなのだが…。

そのオナホールと、元から持っていたバイブを手に、風呂場に行く。

まず、オナホールの中に水が入っていないことを確認。

本当はローションなどを入れて使うものなのだが、水分が最初からあっては意味が無いので、そんなことは無視している。

大きめの洗面器に水をはって、その中にオナホールを沈める。

この時点で、オナホールに水が侵入しているのは、明らかにわかったのだが、気にしないことにした。

そして、さらに、バイブも沈めて、オナホールにバイブを突っ込んで前後させてみた。

休日に一人、風呂場でこんなことをやっている御主人様。

かなり間抜けな絵面だ。

絶対に奴隷には見せられないし、言えない。

でも、その時の私はかなり真剣なのだった。

馬鹿な事とはわかっていても、美佳のことを考えると、やらずには居られなかった。

そして、その結果。

オナホールを洗面器から持ち上げてみたら…。

水がジャボジャボと穴から出てきた。

まあ、当然の結果。

確実に、穴に水が入る。

というか、最初から閉じてないので、入らないほうがおかしい。

これで判断することには多少の無理を感じたのだが、ペニスを挿入するなら女性器も開くわけだから、湯船の中で奴隷に挿入した場合も、水も一緒に入る可能性が高いということは予想できた。

すると、今度は、風呂の水が膣の中に入ったら問題あるのか?ということに考えが移ったのだった。

ちなみに、そのオナホールは実験には使ったのだが、自分の自慰には一度も使ったことがない。そのままお蔵入りして、何処に行ったのかすらわからない。

私の頭の中では、完全に実験器具として認識されており、それを自慰の道具としては、もはや考えられなくなっていた。だから実験が終わったら興味がなかった。

これだから理系頭というのは厄介だと思う。

なんて、オナホールのその後など、どうでもいい。

話をもとに戻す。

膣に水が入ったらどうなるのか?

ということに考えが及んだのだが、それを確かめる方法というのが、私にはすぐには思いつかなかった。

こればかりは、実験するなら本物の女性でやるしか無いし、それに問題があるのかどうかを確かめたいから考えているわけで、実際、そんなことはできない。

とすれば、どうすればわかるのか?

私は、オナホールとバイブを持ったまま、風呂場で、頭を抱えたのだった。


次回に続く。

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前回の続き。


湯船で奴隷の膣に挿入すれば、おそらく水も一緒に入ってしまうことが予測できた私だったが、

水が膣の中に入ってしまっても大丈夫なのかどうか?ということで、次に悩み始めたのだった。

でも、こればかりは確かめるすべがない。

だから、まずは、医学書のようなものを調べ始めた。

ネットで、膣のことを調べまくったのだが、なかなか、水が入ったときにどうなるのか?ということは見つけられなかった。

とにかく、清潔にすることとか、異物をあまり入れないこととか、そういうのは見つかるのだが、水が入ってしまっても大丈夫なのか?とは書いていなかった。

今でこそ、調べるとすぐに出てくるのだが、そのころのネットには、今ほど情報がなかったから、的確な答えというのは見つけられなかった。

水中でセックスをする話というのは、チラホラと発見することができたが、どれもアダルト系のサイトで、楽しむ感じで書かれていたので、それを鵜呑みにしていいのかどうか?判断できない。

美佳のことだ。不確かな情報では納得できないのだった。

信頼できるところからの、確証が欲しい。

だから悩んだ。

しばらく考えていた。

その間に美佳と会って調教する機会もあったのだが、その時は、一緒に風呂には入らなかった。

答えを見つけるまでは、入れないと思ったからだ。

でも、美佳はそんな私の態度がさらに悲しかったらしく、

「御主人様、どうすれば、私は許していただけるのでしょうか…」

なんて涙目で言われたのだが、私が「膣に水が入っても大丈夫かどうかを調べている」なんてことは、絶対に言えなかったから、

「しばらくは、一緒の風呂はない」

と、言い放つだけだった。

本当に下手なことしか言えてないので、なんとも恥ずかしいのだが、その時はそうやって時間を稼ぐことしか思いつかなかった。

そんなことをしている私だったが、その頃、SM関係のことを話す掲示板で、普通に話をしていたのだ。

そして、そのことに、ある時やっと気がついた。

ここで聞けばいいんじゃないのか?と。

なぜ、それまで気が付かなかったのかは、本当によくわからないが、灯台下暗しというか、ただの馬鹿というか…。

聞くとすれば、リアルな知り合いの女友達に聞くしか無い(でも、そんなことを聞ける人は居ない)と、勝手に思い込んでいたのだった。

でも、やっと、聞ける場所があることに思いいたって、私は早速、掲示板で質問してみた。

「湯船で奴隷とセックスしても大丈夫でしょうか? 穴に水が入って病気になったりしないでしょうか?」

と。

更に事情説明もしっかりとしたので、オナホールで実験したことも書いてしまった。

大笑いされた。

その頃、掲示板では、私は若い方だったし、御主人様としても初心者だったので、他の皆さんは、いつも色々なことを優しく教えてくれたのだが、その時は、まず、笑われた。

でも、しっかりと教えてくれた。

「よほど汚いお湯じゃない限り、多分、大丈夫だと思うよ」

と。

その時の話によれば、女性は風呂に普通に入っただけで、膣にお湯が入ることもあるし、プールで泳いでも、海で泳いでも、入ることがあるということ。

そして入ったら、あとでちゃんと出てくるし、不潔にしていない限りは、あまり問題にはならないと言われた。

それから、これまでに、湯船でセックスしたことがあるという人は結構いたし、区民プールでしたという、ちょっと問題行動のある人までいた。

でも、膣はデリケートなところだから、大事にするに越したことはないとも言われた。

あとで痒くなってきたりしたらちゃんと医者に行くようにと。

だから、やるなら湯船も綺麗にして、出来れば消毒もして、新しいお湯を張って清潔にやったほうがいいと教えてくれた。

すべての答えが、揃っていた。

最初からここで聞けば良かったのだ。

そうすれば、オナホールなんて買ってくる必要もなかったのだ。

笑われることもなかったのだ。

迂闊だった。

答えを聞いて、私は力が抜けた。

美佳に悲しい思いまでさせて、何をしていたのか?と…。

情けなかった。

でも、これで、確認ができた。

晴れて、美佳と一緒に風呂に入ることができる。

それがとにかく嬉しかった。


その後。

次の調教の時、すべてが終わった後に、美佳が恐る恐る聞いてきた。

「あの、御主人様…。今日は、お風呂は…」

「一緒に入るか?」

私は何事もなかったかのような顔で、そう言ったのだが、この時の心境は複雑だった。でも、私のその答えを聞いて、

「はい」

といった美佳の顔がパッと明るくなったのは、良かったなと思った。

調べた甲斐があった。

そして、風呂も楽しもうと思って、一緒に入ったのだった。

でも、その時は…。

私は勃起しなかった…。

性処理からの時間間隔が短かったから、それはそれで普通なのだが、せっかく調べたのに、こうなるのは、なんだか寂しいものがあった。

やはり、男のあれは、理性とは裏腹の完全自律型独立器官だった。

私の意図から離れて、勝手に行動するので困るのだ。

とはいえ、その後、そういうこともあったので、湯船で美佳を性処理に使ったことはある。

水中でセックスするというのは、浮力があってふわふわした感じになるので、普段と違った感覚が味わえる。

ただ、あまり激しく動くと、水がびちゃびちゃと跳ねたり、抵抗になったりするので、挿入してもゆったりと動かすほうが良いように思う。

それでも、いつもと違う快感があったのは確かだ。

だから、なんとか、調べたことは良かったと思えたのだが。

それにしても、私はオナホールまで購入して、何をしていたのか…。

今思うと、本当に、情けなくなる。

ただ、こういうことがあったから、私は自分の愚かさに早い段階で気がついて、女の体について色々と知ろうとしたし、奴隷のことをよく見たり話をしたりすることが本当に重要なのだと思うようになったのだと思う。

そういう面では、知識が乏しいままに調教をして奴隷の体に不可逆な傷や病気が残るようなことがなく済んだのは、良かったと思っている。

そして、唯一の救いは、これだけのことをやらかしたにもかかわらず、おそらく美佳には私の間抜けな所業がバレていないだろうことだ。

なんとか、御主人様としての威厳は保てた気がする。

多分…。


最後に書いておくが、水中でセックスするのは私が調べた範囲ではこういう結果だったし、私が奴隷に実際にやってみたが、問題になったことはなかった。

ただ、それは私と私の奴隷の場合ということだから、水中でセックスをすることが必ずしも安全だとは限らないので、やりたいのであれば独自に調べて、自己責任でやってもらえればと思う。

奴隷の健康を害するようなことだけは避けて欲しい。

まあ、オナホールを買って実験までする必要はないとは思うが…。

テーマ:まにあっく - ジャンル:アダルト

このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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当ブログの管理人、vetへのメールは以下のリンク先のメールフォームから送っていただければと思う。2つあるが、どちらのメールフォームからでも、良いので、都合の良い方を使ってもらえればと思う。

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ブログよりも、短い話題はこちら。 こちらの方がブログよりも気軽に書いている。また、チャットみたいな感じで誰かと会話をしていることも多いので、ブログでの私のイメージと少し?だいぶ?違うかもしれない。あまり遠慮せず、気楽に話しかけてくれると嬉しい。

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掲示板形式で話ができる場所。ブログにコメントできない時のための非常用に作ったが、それ以外でも、私と参加者、また、参加者同士などで、話をするのにも気軽に使っていただければと思う。

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