理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


※パソコン以外で見ていて、何故かここしか表示されずに困った方は、以下のボタンを。

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私にとって奴隷の存在価値というのは、非常に大きなものだった。

奴隷は大切なものだった。

恋人や夫婦が相手に対する想いと同様かどうかは、私は女性と恋人関係だった経験が少なかったし、結婚もしたことがないから比べようもないが、私自身は、大きなものと思っている。

だから、奴隷は奴隷、立場としては、蔑まれたものではあるし、接し方も奴隷としてのものなのだが、私の中での価値というのは、大きい。

でも、

「大切なもの=(一般的に言われるところの)大事に扱う」ということにはならない。

「大切なもの=(一般的に言われるところの)優しく接する」ようなこともない。

大切なものだからこそ、私の好きなように使い倒す。

逆に言えば、大切ではないものを、そんなに使いたいとは多分思わない。

大切ではないものに、自分を強くぶつけたりはしない。

私の中の”S”という、日常生活では、秘匿してある感情を晒したりはしない。

大切に思うからこそ、優しくしなくても満たされる。

よくよく、Sというのは、奇っ怪な生き物だと思う。

でも、奴隷に感じていた、こういう価値というのは動かしがたいものだ。

一度、私の中にそういう価値として存在してしまった奴隷は、私の中で、大きな部分を占める。

そのくらいのものになる。

そういうものなのだが…。


ある奴隷に、聞かれたことがある。

「私は、価値があるのでしょうか?」

と。

その奴隷は、自分に自信がないタイプだった。

そういう性格だから、私の奴隷になっても、自分が、必要とされているのかどうかが、おそらく不安だったのだろうと思う。

奴隷として私に認められ、奴隷として仕え、奴隷としての扱いを受けているにも関わらず、奴隷であることに、自信を持てない奴隷もいる。

上でも書いた通り、私が奴隷にした”もの”は、私にとって大きな価値があった。

でも、私は、それを奴隷に言うことは殆ど無かった。

言えなかった。

「お前は俺にとって大きな価値がある」

そんな言葉を言うような状況になるのが、照れくさく、また、やっぱり御主人様らしくないと思っていた。

奴隷に訊かれた、この時もそうだ。

「お前は大切な存在だ」と言ってやれば、その奴隷も、納得したのかもしれない。

喜んだかもしれない。

でも、そうは言わない。

言えない。

「自分でわからないのか?」

と、返した。

「どうしても、確かめたかったんです…」

奴隷は、遠慮がちにではあるが、食い下がる。

高い評価が欲しいと思っているのか、それとも、低い評価を欲しているのか、それはわからない。

M性を発揮している時の奴隷の気持ちというのは、普通の女とは違う。

時に、何よりも低い評価の中に、安心を感じ、居場所を見つける奴隷も居る。

「お前に価値などない」

と突き放されることで、その気持ちが満たされる奴隷も居る。

でも、その通りに取ってしまって、自分には”奴隷としても”価値がないのだと、落ち込んでしまう奴隷も居る。

そういうことがあるということも、私が、奴隷に奴隷の価値をあまり伝えたくなかった理由の一つかもしれない。

結局、言うとすれば、こんな答えになる。

「お前の頭を、踏みつけるくらいには使える。その程度の価値だな」

でも、この価値というのは、私にとっては、とても大きなものだ。

頭を平気で踏みつけることの出来る相手。

私のS性を満たすことのできる存在。

それは、Sである私にとって、至高の価値がある。

普通の女にはできないこと。

それがこの奴隷にはできる。

そのことを、私は、意図せずに言っていた。

もちろん、奴隷には、「対等な人間としての価値を認めない」という意味で伝わるようにと言ったのだが、後から思えば、この言葉は、奴隷としての奴隷を本気で褒めているのと同じだ。

この言葉の裏を返せば、

「お前にしかできないことを、お前はしている。そのために居る。いないと困る」

そう言っているのだから。

私の言葉を、そのように奴隷がとったのか、それとも、低い価値であると言われることで、安心したのかはわからないが、

その時、奴隷は、

「本当に、良かったです」

と言った。

顔が少しだけ明るくなった。

それ以上、私に自分の価値の話をしては来なかった。

でも、頭を踏まれるたびに、「嬉しい」と言った。

それが自分の役目だと認識したようだった。


こんな感じで、自分の価値のことを、聞いてきた奴隷もいる。聞いてこなかった奴隷も居る。

とはいえ、どの奴隷も、多分、多かれ少なかれ、気にはしていたのだろうと思う。

きっと、夫婦や、恋人同士で、相手が自分のことをどう思っているのか?どのくらい大切に思っているのか?それを知りたい、確かめたいという願望と、おそらく同じような感覚なのではないかと、私は思う。

でも、上で書いたように、”大切なもの”であったとしても、その扱いが、必ずしも、(一般的に)大切なものを扱うやり方ではないと思われることの方が圧倒的に多かった。

わかりにくい。

私が奴隷に寄せた気持ち、私の中の奴隷の価値というのは、多分、夫婦や、恋人同士に比べたら、きっと伝わりにくい。

だから、本当は言ってやっても良かったのかもしれない。

「お前は、大切な物だ。私にとって不可欠な物だ」と。

でも、結局、ほとんど言うことはなく、終わった。

あの頃、奴隷は自分の価値をどう判断していたのだろう?

私にとって、本当に必要で、大切で、これ以上ないほど価値のあるものだったと、私が思っていることを、わかっていてくれていたらいいなと思うのだが…。

何も言わなかったくせに、それを望むのは、私の我侭だろうな。


テーマ:主従関係 - ジャンル:アダルト

連絡事項のエントリーなので、興味がない方は読み飛ばしてもらって構わない。

今日は”奴隷の価値”というエントリーを書いているので、そちらを読んでいただければと思う。

ただ、全ての方に向けた話ではあるのだが、スマートフォンからのアクセスの方には、特に読んでいただければありがたい。


コメントボードというものを作ってみた。

先程、ブログからリンクを張った。

このブログをPCで見ている方は、右欄の”最新コメント”の下、

スマートフォンで見ている方は、上部の”vetのtwitter”の下、

携帯で見ている方は、上部のメニューの中の、”vetのツィート”の下。

そこに、”コメントボード”というリンクをつけた。

コメントボードなんて名前を付けているが、要するに、スレッド形式の掲示板だ。

ブログにコメント欄があるのに、なぜ? しかも今更? なんて思われる方が多いと思う。

でも、これをつけたのには、理由がある。


2月にエントリーにしたが、スマートフォンから、ブログにアクセスすると真っ白に表示されるということがあった。

そのときに、スマートフォン用の表示部分を設定した。

それで、スマートフォンからもブログを見ていただけるようになったとは思うのだが、一つ問題が出た。

スマートフォンを使っている方が、コメントを書こうとした場合に、コメントできなくなる(”書き込み制限を受けています”、というエラーが出る)ことがあるという、ご報告を頂いた。

スマートフォンでの表示テストに付き合ってくださった方の時も出て、さらに、その、お一人だけではなく、複数の方から、同様にコメントできないというメールも頂いた。

だから、問題があるのは、おそらくブログ側。

だが、私は書き込み制限など、一切していないし、スパムは弾く設定にしているが、それ以外は本当にどなたでも、コメントできるようにしてある。

また、コメント出来ないという方も、何度か試すと、コメントできることもあるようで、その辺りの挙動が不安定なのが、私にも良くわからない。

考えられる部分、そして、私が管理人として、設定を変えられる部分は、色々と変えたのだが、それでも、コメント出来なかったというメールは頂いた。

だから、これは私がどうにか出来る問題ではなく、ブログをレンタルしているFC2の問題のように思う。

一応、FC2にも障害報告はしているが、現状では、直っていないようなので、お手上げということになっている。

でも、お手上げのままというのは、かなり悔しいので、自前でコメントできる場所を作ってしまおうと思った。

それで、出来たのが、この掲示板。

エントリーへのコメントを書くことをメインに考えているから、”掲示板”ではなく、”コメントボード”という名前にした。

以前、twismというtwitterの私のtweetを表示するブログパーツを作ったが、それを置いてあるサーバに設置したので、FC2とは、全く関係なく動くものになっている。

だから、ブログにコメントできない場合には、今回設置した、コメントボードを使っていただければと思う。

私がブログのエントリーを新しく書くと、自動的にコメントボードに、そのエントリーに関するコメントを書くためのスレッドが作成されるようにしたので、エントリーへのコメントの場合には、そのスレッドにコメントを書いていただければ、ブログへコメントしたのと同じことになる。

また、「ブログにコメントができない場合に」と、書いたが、コメントボードのほうが使い勝手が良いと感じるなら、最初からそちらに書いてくださっても構わない。

私は、どちらも同様に読ませていただくし、ブログのコメント欄と同じようにお返事も書く。

また、管理人のみ閲覧の設定で、私にだけ見えるように、コメントすることもできるようにしたので、ブログのコメント欄と同様に、使っていただけると思う。

ということで、スマートフォンでブログにコメントができない問題は、これで、とりあえずは、解決できるかと思う。

本当は、ブログのコメント欄がスマートフォンでもちゃんと動作するように直ると一番いいのだが…。それは今のところ、どうなるのか、よくわからない。

また、最近もあったのだが、たまにFC2のサーバがダウンして、ブログが見られないことがある。

そういうときでも、コメントボードは、FC2とは別サーバにあるので、私がFC2が落ちているときに、なにか書くことがあれば、コメントボードの方に書くようにも使えるかなとも思っている。

そういう意味合いで作った、ある意味、ブログの障害対策用の場所ということになる。

でも、そういう、後ろ向きな意味で作るのはどうにも、気分が乗らないもので…。

仕方なくやらされている感があるのが、嫌というか…。

だから、まだ少し続きがある。


コメントボードを作り始めたきっかけは、スマートフォンでのコメントができない事への対策だったのだが、作っていて、それだけのために作るのは、やっぱりなんだか釈然としないし、

できれば、もっと前向きなものにしたいということで、作成途中で、少し考えた。

どうせ手間をかけて掲示板を作るなら、もっと有効に使えるものにしたくなった。

そこで思ったことがある。

以前から、メールを頂くことが、結構あったことなのだが、

私がブログの中で、御主人様時代に、「SM関係の掲示板で話をしたり、そのオフ会に参加したりした」ということを、よく書いている。

それについて、「参加していた掲示板を教えて欲しい」とか、「安心して、真面目にSMや主従の話ができる掲示板を紹介して欲しい」とか、「同年代の人とこういう話ができる場所を知らないだろうか」というような、お話をいただくことが、結構あった。

SMや主従関係について、じっくりと話がしたいとか、情報交換をしてみたいという方が、Sの方にも、Mの方にも、それなりに、いらっしゃるようだ。

また、安心して話ができる場所かどうかの見極めも難しいようだ。

架空請求とか、そういう詐欺もアダルト系のサイトを利用する場合には、よくある話なので、怖いというのもわかる。

だが、御主人様当時、私が参加していた掲示板は、今はほとんどなくなっていたし、残っていたものも、出会いのための掲示板になっていたり、大量の広告が貼られていて、騙しリンクのようなもので埋め尽くされていたりして、

とてもご紹介できるものではなく、また、それ以外のところも、探してみたのだが、そういう、しっかり話ができる雰囲気の掲示板というのが、なかなか見つけられなかった。

私が見つけられないだけで、あるのだろうとは思うのだが…。

それと、多分、今はあの頃とは違って、SNSのコミュニティとか、twitterとか、そういうもので、話をされている方が多いようにも思う。

だが、私はSNSには登録しているが、アカウントがあるだけで、殆ど使っておらず、SM系のコミュニティがあるのは知っているが、入っていないから、内情がわからない。

だから、具体的にどのコミュニティがいいとか、そういう紹介はできないし、

twitterにしても、そもそも、そういう掲示板的な場所があるわけではなく、自分で話ができると思う人を見つけてフォローしないといけないから、紹介しにくい。

だから、そういうご質問を頂いても、具体的な場所を紹介することが出来ずに、「そういう掲示板は、わからない」と答えていた。

メールで、こういうお話をさせていただいたことが、これまでに、結構あって、その時に、「vetさんが、掲示板を持ってください」と言われたことも、何度があったのだが、私は、ずっと作らずにいた。

掲示板の管理というのは、それはそれで、スパム対策など色々と大変だというのもわかっているし、何よりも、現役の御主人様ではない私がSM・主従関係の掲示板を持つことにためらいがあったからだ。

私でいいのか?という気持ちが。

だから、かなり前からこういうお話は何度かいただいていたのだが、ずっと掲示板を作らずに来ていた。

でも、今回、スマートフォンで、コメントできないという問題があって、その対策のために、コメントボードを作ることになったので、どうせ作るなら障害対策のみに使うのではなく、もう少し前向きなものにしたいと思った。

この際だから、以前、私が話をしていた掲示板のように利用できるものにしてもいいかもしれないと考えた。

もしも、私じゃダメなのであれば、誰も書き込みをしないだろうという、ある種の思い切りもあった。

それで、最初はスマートフォン用にだけ作っていたのだが、途中からPCや携帯にも対応するようにした。

そんな経緯で作られたのが、このコメントボードだ。

だから、普通に掲示板として、ブログのエントリーとは関係なく、SMや主従関係のこと、さらには、仲良くなった方がいれば、その雑談なんかに使って頂いてもいい。

私は、広告は貼らないし、騙しリンクも設定しないし、架空請求なんて馬鹿なことをする気もないから、そういう意味では、安心して使っていただけると思う。

また、SMや主従関係について、まじめに話をしてみたい、普段は隠していて、誰にも相談できないことを話してみたいというような方が、話しやすい場所にしたいと思う。

だから、出会い目的の方のご利用も遠慮していただこうと思っている。

出会い系の掲示板は他に沢山あるので、パートナーを探したい方はそちらに行っていただければと思う。

自分の性癖について、普段言えないことを書いているのに、いきなり「俺の奴隷にならないか?」とか、「私の御主人様になって!」とか、そういう誘いがいっぱい来るようでは、安心して書けないので、その手のお誘いコメントがあった時には、私が見つけ次第、削除する。

コメントボードで色々とお話をした結果として、意気投合して、主従になるというのであれば、それまで私が制限するつもりはないが、最初から出会いを求めての参加は、遠慮していただく。

”出会えない掲示板”ということで、やろうと思う。

また、SM系の掲示板だと、SがMに対して、命令口調で話をしたり、相手を呼び捨てにしたりすることも多いかと思うが、それも無し。

SでもMでも、ノーマルでも、また、今、御主人様でも、女王様でも、奴隷でも、主従関係がなくても、このコメントボードに書く時には、同じ大人として、同じような世界に関心を持つ者同士として、同等の立場で話をしていただくようにしたいと思う。

私が過去に参加していた掲示板のいくつかがそうであったように、ここもそういう場所にしたい。

だから、相手に対して、上から目線の発言は、削除対象にするし、逆に、「Mなので、命令口調で話しかけて欲しい」という感じで参加されるのも困るから、やめてくれと言うだろう。

そうしないと、多分、他の掲示板と同じになる気がするので。同じなら、現役の御主人様でもない私が、掲示板を維持する意味はないから。

参加して下さる皆さん、全てが、対等に話をしていただける場所にしたいと思う。

アダルト系、SM系の掲示板としては、ちょっと異質かもしれないが、それでも良いと思っている。

このあたりのことも含め、使い方なども、コメントボードの”ヘルプ”に書いたので、使う前に一読していただければ幸いだ。

ということで、説明が長くて申し訳ないし、ヘルプも読めとか書いていて、うざったいこと、この上ないとは思うが、私は、こういう説明をしないと、納得できない厄介な人間だ。

それは、このブログを読んでくださっている皆さんなら、ご理解いただいているかと思う。

コメントボードの一番の目的としては、ブログにコメントできない場合の非常用コメント欄という意味合いだ。それが最優先。

でも、せっかく作ったので、それ以外にも自由に使っていただければと思う。という、ただ、それだけのことなんだが…。

コメントボードで、私との話をしたいという事ならそれでもいいし、参加者の皆さん同士で話をするならそれでもいい。

どんな雰囲気になるのかはわからないし、参加してみたいと皆さんが思うとも限らないだろうが、少なくとも、安心してお話することだけは、できると思うから、自由に、気軽に使って頂ければ幸いだ。


それから、このコメントボードは、一から私がプログラミングして作った。

本当はレンタル掲示板とか、配布されているプログラムを使うとか、そのほうが楽だし、多分ちゃんとしているのだが、アダルト系では使用不可とか、アダルト系で使ってもいいけど、その時はアダルト関連の広告が表示されます、なんてことが多くて、結局作ることにした。

テストはかなりやったのだが、まだバグがあるかも知れない。

おかしな動きをすることがあったら、そのときには、教えていただけるとありがたい。また、使い勝手などの面で、なにかご意見があれば、それも遠慮なく言っていただければと思う。

ということで、最後に、リンクを書いておく。

PC用

スマートフォン用

携帯用

それぞれに別のアドレスから入って使っていただければと思う。

一つのアドレスで、アクセスされた機器によって、自動的に振り分けることもできるのだが、それはしていない。

携帯や、スマートフォンを使っている方が、PC用のサイトを見たい(そちらのほうが見やすい)と思うこともあるようなので、とりあえず、自分で選んでいただくようにしておいた。

どれを見て頂いても、表示や操作の仕方が、それぞれの画面の大きさやブラウザの機能、使い勝手に合わせて変えてあるだけで、コメントの内容や、できることは同じなので、ご自身に合ったものを選んでいただければいい。

以上、コメントボードについての説明。

何かわからないことがあれば、気軽に聞いてもらえればと思う。



たまにそれは空気のようなもの。

ただ、私が寝転がって、映画を見ている間、奴隷が私の足を舐めている。

ずっと。

私は、奴隷が足舐めをしていることを気にかけることもなく、映画の方に意識を向けている。

足舐めまでさせておいて、そこから意識を外す。

ごく自然に。

奴隷を意識することなく、奴隷を奴隷として扱う。

奴隷が奴隷としてそこにいる。

ただそれだけ。

いないとおそらく違和感があるが、居ることをあまり意識していない。

本当に、空気のように。


たまにそれは、オブジェのようなもの。

奴隷を、部屋の端に置く。

性器が丸見えになるように縛って、身動きできないようにして、そのままおいておくこともあれば、

縛ることもせず、ただ、

「そこに、座ってろ」

といって、全裸に首輪だけの姿で、延々と正座をさせ続けたこともある。

ただ、鑑賞するために。

また、部屋を少しだけ飾るために。


たまにそれは、道具のようなもの。

奴隷を床に寝かせ、または跪かせ、または四つん這いにさせ、その上に足を置く。

顔でも、首でも、胸でも、腹でも、背中でも、尻でも、足でも、性器の上でも…。

別に、私の足で、胸を揉んだり、性器に触れたりするわけでもない。

奴隷に性的な刺激を与えているわけではない。

ただ、足を載せるための台にしているというだけ。

足おきとしての奴隷。

膝枕をさせる。

これくらいなら、奴隷でなくても、やってくれる彼女は居ると思うが、それも枕という道具としての扱い。

違う意味を持つときもあったのだが、やはり道具として、快適に寝るという意味で使ったことも多い。

そして、性具としての奴隷。

私が気持ちよく射精するための、穴を提供するもの。

性器であれ、口であれ、拡張が済んでいれば、アナルであれ。

道具として、使う。


たまにそれは、ただ反応を楽しむだけのもの。

椅子に座り、奴隷を私の足の間の床に座らせる。

奴隷が私を見上げ、私がそれを見下ろす。

ただ奴隷の表情を見る。

私は特に笑いかけるでもなく、睨みつけるでもなく。

気が向けば、目や鼻を広げてみたり、頬をつねってみたり、口に指を入れてみたりもするが、冷淡に、ただ見下ろすことも多かった。

でも、奴隷はそんな私に見られているだけでも、少しづつ、表情を変えていく。

嬉しそうな顔、憂いを帯びた顔、疑問に首を傾げることもあれば、声を上げたり、泣き出したこともある。

そんな、変わる奴隷の表情を見て、反応を観察する。

それを楽しむ。


私にとっての奴隷というのは、こういう存在でもあった。

静かに接する。

でも容赦をしているのとは違う。

むしろ、奴隷だからこそ、容赦なく、こういう扱いができる。

奴隷をこのように調教することに、躊躇はない。

活動的なプレイや大きな刺激ではなく、ただ単に、奴隷を奴隷たらしめている、”私の奴隷”という存在そのものがそこにある、という事実で刺激される、私のS性。

静かに満たされるS性、と言えると思う。


SMということで、一般的にイメージされるものは、ギチギチに縛りあげ、鞭で叩き、蝋燭を垂らし、浣腸をして、強制的に排泄させ、激しく犯し…。

なんて感じが思い浮かぶと思う。

私も、そういう、一般的なSMイメージっぽい、活動的なことというのも、もちろんやっているし、それによって満たされるS性というのも持ち合わせている。

特に、初期の頃というのは、そういうもので私のS性は満たされるのだと感じていたから、こちらのほうが圧倒的に多かった。

でも、奴隷と接するうちに、私のS性というのが、何で刺激されるのか?というのもわかってきた。

私は、奴隷を支配することで、刺激されるS性が強いように思う。

”奴隷が私の奴隷で居ること”

当たり前のことかもしれないが、これが私のS性の元のように思うようになった。

上記のように、静かに奴隷と接していることだけでも、私はS性を大きく刺激されていた。

(私の)S性への刺激の大小や有無は、プレイの激しさとは違う。

そのことに私はしばらくしてから気がついた。

だから、それに気がついてからの私は、活動的なプレイと、静かなプレイ(とすら呼べないかも知れないもの)とを、その時の気分や、自分や奴隷の状況を見て、選択してやるようになっていった。

また、一回の調教の中でも、活動的な部分、静かな部分というのを、使い分けていたようなことも多い。

良く言えば、メリハリのある調教。

悪く言えば、雑多で一貫性のない調教。

それを、奴隷がどう思っていたのかは、私にはよくわからない。

ただ、活動的なプレイばかりが、奴隷を奴隷にするわけではないことは確かだ。

少なくとも、”私の奴隷に”という意味では、そうだ。

支配され、自由を奪われた状況、苦痛や屈辱や羞恥を与えられる状況、そして、それらから、奴隷に奴隷であることを強く自覚させる状況というのは、別に、鞭を振るわなくても、蝋燭を垂らさなくても、作ることができる。

極端な話、私がただ、奴隷を見据えているだけ、雰囲気を出しているだけでも、できる時にはできる。

そして、それでも私がS性を満たされるということに気がついた頃から、調教の幅というのは、広がった気がする。

奴隷が、ただ、奴隷として、そこに居ただけでも、良いと思う時もあった。

こういう時というのは、じっくりと、奴隷に私の奴隷であることを染みこませているような感覚だった。


ただ、これは、どの御主人様でも、そうだとは思わない。

それぞれに、S性を刺激される部分というのは、違うから。

活動的な調教から強くS性を刺激される人も、当然たくさんいるだろう。

でも、逆に、こういう静かな調教で強く快感を覚える人もいると思う。

私の場合には、どちらも、あるのだが、後になるほどに静かなほうに、少し傾いていったように思う。

活動的な調教が、面倒だとか、そういうことでは全くない。

むしろ、静かな調教は、その気配や、雰囲気が最も大切になるから、しっかりとそういう状況を作るという意味では、手間や配慮はおそらく変わらないか、むしろ、増えているようにも思う。

それでも、こちらに傾いた。


でも、こういう事を言うと、驚かれることがある。

これでも、調教になると言うと、首をかしげられたりする。

”SM”というのは、やっぱり、鞭や蝋燭で、痛めつけながら激しくセックスをするというイメージが強いのだろう。

でも、私は、静かに満たされるS性があることを知り、そして、それが、自分にしっくりくることもあるのだと感じた。

最初には全く思っていなかったこと。

だから、自分でも驚いたことの一つだ。

静かに満たされるS性。

これも私の中にあるもの。

自分のS性を知るというのは、本当に興味深いことだと思う。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


最近、シリアスな話が多かったし、私も色々と考えることが多い時期でもあったので、今回は気軽な話。


男というのは、どうしようもない生き物だ。

多分、遺伝子レベルで、どうしようもないのだと思う。

その”どうしようもない部分”というのが、もちろん私の中にもある。

そして、私の場合、オフィス街で発揮されることが多い。

特にお昼時のオフィス街。

今回はそんな話。


ある時、私の仕事の会議がたまたま、奴隷の勤務先の近くで行われたことがあった。

取引先の会社がそこにあったので、出向いたということ。

その会議が終わったとき、ちょうどお昼の少し前だった。

昼食を食べてから、帰社することにした。

そのとき、ふと、思ったのだ。

「ここは、あいつの会社の近くか…」

ということに。

なので、たまには、昼食を一緒に食べてみるのもいいかも知れない、などと、思い立ってしまった。

そして、奴隷に携帯からメールをした。

「今新橋」

私の携帯メール、しかも奴隷宛なので、この程度。

これでわかるなら、それでよし。わからなければ、別に構わない。

一人で食べるだけだ。

そう思って、こんなメールを書いてみたのだが…。

さすが、私の奴隷。

これで私の言わんとすることを理解する。

12時になって、おそらく奴隷の昼休みが始まった瞬間に返事が来た。

「今、お電話さし上げても、よろしいでしょうか?」

と。

かなり長いメール。

携帯でよくこんなに打てるものだと感心する。

しかも、明らかに、私の携帯メールとでは、意思疎通に問題が出ることをわかっている。最初から、電話で話をするつもりなのだ。

さすが、私の奴隷。

私の特性をしっかり理解している。

でも、奴隷にかけさせるまでもないというか、携帯メールで「ああ」という返事を書くのが嫌だったので、私から電話をかけた。

すぐに奴隷が出る。

「お電話ありがとうございます。御主人様、今、近くにいらっしゃるのですよね?」

なんて、嬉しそうな声がする。

「ああ」

「今日、お仕事は、どうされたのですか?」

「客先がこの近くだった」

「そうだったんですか。私に連絡をくださったのは、ランチに誘ってくださったのでしょうか?」

「嫌なら、俺一人で食う」

どうも、こういうのが照れくさいので、つい、こんな事を言ってしまうのだが…。

「嫌なんて事、無いです!ご一緒させてください!」

奴隷が慌てた様子で言ってくる。

「本当に一緒に食う気か?」

「もちろんです。この近所なら色々知ってますから。美味しいお店、ご案内します。何を召し上がりますか?」

さっさと話を進めるのは、私の気が変わるかもしれないと思ったからだろう。

「何でもいい。お前に任せるから、一番うまいと思う店に連れて行け」

「はい。わかりました。それなら、○○のおそばがいいかなって思いますけれど、どうでしょうか?」

(○○には店の名前が入っていたのだが、覚えていない)

「それでいい」

「おそばでかまいませんか?」

「ああ」

「わかりました。御主人様、今、どこにいらっしゃいますか?」

「駅の銀座口のところだな」

「今から、すぐに行きます。待っていてくださいますか?」

「ああ」

ということで、待っていたら、本当にすぐにやってきた。数回信号が変わった時には、横断歩道の向こう側に見えた。

本気で走ってきたらしい。

奴隷は、スーツだったから、タイトスカートに、ヒールで。

よくコケずに走れるものだと思った。

奴隷も、私を見つける。すると、私に向かって、手を振る。

それがまた照れくさい…。

その場で「御主人様!」と叫びそうな勢い。

だから、私は、そっぽを向いた。

信号が変わり、

「お待たせしました~」

と言いながら、息を切らせながらも、ニコニコ笑顔で私の側にくるのだが、私はため息をついた。

「御主人様?」

と、奴隷は私の顔をみて、少し不安そうにする。

「何でもない」

「そうですか…。本当におそばで良かったでしょうか? 御主人様、おそばが、お好きだからと思ったのですけれど…」

「そこの店、美味いんだろう?」

「はい。私は美味しいと思います」

「それならいい」

「では、こっちです」

新橋のオフィス街を、私と奴隷は、並んで歩き始めた。

そう、ここまではいいんだ。

でも、このあたりから、私の”どうしようもない部分”というのが発揮されてくることになる。

のだが、長くなったので、今回はここまで。


今までも何回かあるが、本題に全く入らずに、前置きだけで、切るやり方は、良くないな…。

自分の文章力の貧弱さを呪っておくので、気長にお付き合い願いたい。


テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト



前回の続き。



私(男)の”どうしようもない部分”の話。


奴隷の職場の近くで、一緒に昼食を食べることにした。

奴隷と、駅で待ち合わせをして、そば屋に向かって歩いていた。

そこはオフィス街。

日本でも、オフィス街としては、かなり有名な所。

しかも昼休み。

ビジネスマンやOLが、昼飯を食べるために、たくさん、歩いている。

そんな中を、私も、奴隷と一緒に、歩く。

奴隷も、仕事の昼休みだから、スーツ姿。

タイトスカートに、ヒール。

そして、パンストを履いている。

だから、見事に、私の好みの格好。

当然、私は奴隷を見ると嬉しい。

でも、嬉しそうにはしない。

そして、そんな奴隷と一緒に歩く。

奴隷は、世に言うところのOL。

その格好も、典型的な、OLの姿。

そして、周りには、同じようなOLの皆さんがたくさんいらっしゃる。

ここまで書けば、何が”どうしようもない部分”なのか、お分かりかと思うが…。


男というのは、街を最愛の人と一緒に歩いていたとしても、少し気になる女性を見かけると、つい、そちらに目が向いてしまったりする。

これは、もう仕方がないのかもしれない。

条件反射のような気がする。

仕方がないといって、済ませようとしている、私も良くないと思うのだが、こういう性質があるのは、確かなことで、それを何とかしようとしても、なんともなってないのが、現実だ。

胸元がちょっと開いた服を着ている女性、足を思いっきり出している女性、髪の長い女性、短い女性、社会人になりたての初々しい感じの女性、バリバリと仕事をしてそうな堂々とした感じの女性、少し自信なさげな女性、清楚な感じの女性、妖艶な感じの女性、快活な感じの女性…。

その人によって、反応するタイプは違うのだろうが、気になる人が視界に入ってしまうと、つい、それを目で追ってしまう。

そして、私の場合。

顔とかの好みというのは、それほどないのだが…。

スカートにパンスト姿が似合っている女性を見かけるとダメだ。

つい見てしまう。

目で追ってしまう。

フェチのサガ…。

特に、お昼のオフィス街は絶対にダメだ。

どっちを向いても、そういう女性ばかり。

この時がそうだ。

奴隷以外にも、私達の周りにたくさん歩いている、OLという感じの女性たちにも目が行くということ。

奴隷と同じようなスーツ姿の人もいれば、会社の制服と思われる服の人もいる。

みんな、私好みの格好。

スカートにパンスト姿が、似合う方々が大量にいらっしゃる。

ある意味、パラダイス。

パンツスーツの方もいるのだが、それでも、かなり多くの女性が私のストライクゾーンに入るという、恐ろしい場所。

OLの皆さんというのは、本当に、私にとっては、ありがたい方々だ。

でも、それが、まずいことになったりする。

奴隷と話をしながら、というか、奴隷が私に話しかける言葉に「ああ」とか、「そうか」とか、言いながら、そば屋へと歩く、昼休みのオフィス街。

そんなことは滅多にないから、奴隷は嬉しそうに、色々な話をしてくる。

「今日は、すごく嬉しかったです。御主人様と、平日のお昼に、お会いできるなんて」

と、笑顔。

「そうか」

なんて、私は返しているのだが、一瞬、別の女性に視線が移ったりする。

すれ違う、会社の受付か何かの制服姿のOLの方に、一瞬、目が行っていたりする。

言い訳をさせてもらえるなら、一瞬だけだ。奴隷の顔を見ている時間のほうが長い。

それだけは、確かだ。

だから、奴隷は最初は気がついていない。

話を続ける。

「それに、私を誘って下さってありがとうございます。昼間にも思い出していただけて…。幸せです」

と、感動気味。

なのに、私の目というのは、瞬間的に、奴隷ではない、別の人の方に向いたりする。

そんなことを繰り返しているから、さすがにそのうち、奴隷が気がついた。

そして、少し顔を曇らせて、

「御主人様…」

と、私を呼ぶ。

「なんだ?」

「あの…。私も、ちゃんと、スカートでパンストですけれど…」

私が、何をチラチラと見ているのか、しっかりとわかっているのだ。

さすが、私の奴隷。

でも、この時は、わからなくても良かったのに…。

内心、ちょっと焦る。私としても、罪悪感が無いわけではない。

奴隷を誘い出したのは私なのだし、奴隷には言わないが、隣にいるのは、私にとって、本当に大切に想う奴隷なのだ。

それは確実で、動かしがたい。言うまでもなく、その場を歩いている誰よりも、奴隷が私にとっては一番だ。

なのに、違う女性に目が行く。

勝手に動いてしまう。

私(男)のどうしようもない部分が出ているとはいっても、自分でもあまり褒められたものではないのはわかっている。後ろめたいのだ。

でも、そんなことを奴隷に言いたくはないし、自分が悪いなんて、認めたくない。

私は好きにする。という、御主人様プライドが、しっかりと頭をもたげてきている。

そんな状況で、なんと返そうかと、考えて、言ったのは、こんな言葉だった。

「お前は、近すぎて、足が見えない」

言うに事欠いて、これだった…。

「…」

奴隷、絶句。

でも、そこで怯むわけにも行かないから続けた。

「俺が他の女を見るのに、お前の許可でも、必要なのか?」

「いいえ…。そんなことは、ないです…」

そう言ってはいるが、奴隷は、寂しそうにうつむいた。そこからは、そのまま無言で、そば屋まで行った。

「ここ、なんですけれど…」

奴隷が、先ほどまでよりは、かなり小さな声で言った。

幸いなことに、そば屋の席がちょうど空いて、すぐに座ることが出来た。

奴隷は、席についても、寂しそうにしている。私の向かいに座っているのだが、視線が下を向いている。

私を怒らせたと思っていたのかも知れない。

また、普通の感覚で考えれば、会っているのに、自分だけを見てもらえない。と思っていた部分も、あっただろう。

平日の昼、絶対に会うことはないと思っていたのに、会えることになって、とても嬉しかったところから、叩き落とされたのだ。そう思うのも仕方がない。

でも、奴隷は、文句は言わなかった。

多分、自分は奴隷なんだということを、わきまえなければと思っていたのだろうと思う。

ただ、その姿からは、悲壮感が漂っていた。

私は、奴隷との昼食をこんな雰囲気で食べるために呼んだわけではない。

「はぁ…」

溜息が出る。自分でやっておいて、自分でため息を付いている。あまりにも間抜けだった。

だから言った。

「俺が、こうやって、好きに触れるのは、この中で、お前の足だけだ」

そう言って、テーブルの下で、奴隷の足を、軽く蹴飛ばした。

「それは…」

さらに、テーブルの下から、手を突っ込んで、奴隷の膝の辺りに爪を立て、つまんで思いっきり引っ張る。

「こうやって、好きに破くのも、自由だ」

「私…」

「これでも、まだ、いじけるつもりなら、もう、お前に触る気には、ならなくなるな」

「そんな。触ってください。私で良かったらもっと…。もう、いじけないですから」

「本当か?」

「はい。そうですよね。私だけなんですよね。御主人様に、触っていただけるのって。破いていただけるのも…」

と言うと、奴隷の顔が上がる。

多少、強引に立てなおしているようには見えるのだが、先ほどまでの悲壮感が減っていくのはわかる。

こんなところで、パンスト破かれたら、普通は怒るものだろうが…。

さすが、私の奴隷。

「そのくらいのこと、言われなくても、わかるだろう」

「はい。すみません」

そういうと、奴隷は、駅で会った時のように、笑顔に戻っていた。

内心、私は、安堵していたのだが、そんな心境を言うこともなく、嬉しそうな奴隷を前に、私は、そばを口に運んだのだった。

とても、美味しい、そばだった。


偉そうに終わらせてはいるが、どう考えても、理不尽に私の”どうしようもない部分”を正当化しただけだというのは、明らかだ。

でも、私(男)の”どうしようもない部分”というのは、本当にどうしようもないのだ。

だから、お昼のオフィス街には、奴隷と行くもんじゃないのだろう、私の場合は。


ちなみに、そばを食べ終わった時、奴隷は、そのまま帰ろうとしていた。

私が破いたパンストのままで。

「お前、そのままか?」

テーブルの下を指さしていった。

私は、前にも書いた通り、主従でのことが、表の生活に影響を及ぼすことは、あまり良くないと思っていたから、このまま午後の仕事をさせるという発想は、ない。

主従のことは、主従のこと、仕事は、仕事として、ちゃんとさせる。

「せっかく破いていただきましたから、このままのほうが、いいです」

なんて言って、奴隷は微笑む。

「いいわけが、ないだろ」

破いたのは私のなのだが…。そんなことは棚に上げる。

「でも…。駄目でしょうか?私は嬉しいんです」

「駄目だ。替えてこい」

「はい…」

というと、奴隷は、残念そうな表情をしながら、バッグを持って、トイレに向かった。

こんな風に外でやることは少ないが、私が、パンストを破くことは多いので、奴隷は、替えを複数常備しているのだった。

そのとき、奴隷が持っていたのは、軽く外出する時に持ち出すポーチなのだが…。そこにまで入っている。

さすが、私の奴隷だ…。


最後に一つだけ言わせて欲しい。

もしも、貴女の御主人様や、彼氏が、街なかで、他の女性に目を奪われる瞬間があったとしても、それは貴女のことを、その女性よりも大切にしていないとか、軽んじているとか、そういうことでは、無いと思う。

男に備わった条件時反射、遺伝子によってシーケンス制御された行動だと思っていい。

ロボットが誰かに操縦されているように、そのときは、神様にでも操られている、哀れな状態なのだと考えるといいと思う。

だから、どうか、そんな姿を見て、落ち込むのだけはやめて欲しい。

彼氏を責めるのは構わないし、その権利は十分にあるから、徹底的に絞り上げていいと思う。情けない男だと、呆れてもいいだろう。

でも、貴女が落ち込む必要は全くないし、それは、確実に、意味が無い。

こんな、情けない私だったが、他のどのOLと比べても、奴隷が圧倒的な一番であったということだけは、胸を張って言えるのだから。

テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト

このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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