理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

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肉体的に、または精神的に、意図して奴隷を追い込むことがある。

具体的に言えば、普段はあまりやらない厳しい調教をするとか、逆に放置をずっと続けるとかそういうことで、奴隷に普段以上の負荷をかけるということだ。

調教自体が結果として奴隷を追い込んでいることもあるから、勝手にそうなっていたこともあるにはあるのだが、

調教としての調教と、追い込もうとしての調教とに、私は意図的に分けてやっていたように思う。

なんで、わざわざ、追い込むようなことをするのか?というと、それで奴隷との間の関係を少し進めることが出来るように思っていたからだ。

これは御主人様になってかなり経ってから、意図してやるようになったのだが、奴隷を観察していると、

奴隷は追い込まれることで、強く何かにすがりたくなるように見えるときがあることに気がついたからだ。

そして、奴隷がすがるものといえば、そこには御主人様しか居ないわけで、そのまま御主人様がにすがりつくことになる。

それがたとえ、追い込んでいる張本人だとしても。

そういう反応というのは、人間として備わっているものでもあるようだということを、奴隷を見ながら思った。

恋愛で良く言われる、つり橋理論というものなのかもしれない(本当のところは知らないが…)。

不安定なつり橋などを通るとき、恐怖を感じ、極度に興奮していると、自分が恋愛していると錯覚し、つり橋の先で待っている相手を好きになるという有名な話。

奴隷を追い込むことがこれなのか?また、つり橋理論というのが本当なのかどうか?ということも含め、

私は医者でも心理学者でもないのでわからないし、つり橋理論に関しては、多少言いすぎじゃないか?という風に個人的には思うのだが、

これに似た効果が、ある程度は存在しそうだ、というのをSMの調教の中で私は感じたことがある。

奴隷を調教で追い込んだとき、奴隷が私を見る目に、普段とは違う、私への強い意識が感じられることがたまにあったから。

また、その調教を終えたとき、奴隷が黙っていても私への奉仕や服従の姿をいつもよりもたくさん示すようにも思えた。

別に統計を取りながらSMをしていたわけではないので、私のイメージで語っているだけなのだが、

蝋燭や鞭をいつもよりも強めに使ったり、また緊縛しての長時間の放置、浣腸など、普段よりも厳しい調教の後、

奴隷は私の足元にひざまずいて、ずっと居させて欲しいと願い出たり、性処理に使って欲しいと懇願したりすることが多かったように思う。

性処理に関しては、自分が気持ちよくなりたいという欲求の意味もあったかもしれないが、

とにかく御主人様である私を気持ちよくさせたい、私に何らかの奉仕をしたいという気持ちで居るような部分も見受けられたようにも感じる。

実際、性処理で、奴隷は性器を使わず、自らの肉体には性的な刺激をあまり受けずに、フェラなどだけでも、奉仕できたことで満足している場面も見かけたので、

それを考えると、追い込まれると気持ちの部分で私に依存する傾向が強くなるような気がした。

だから、奴隷をいつもよりも追い込む、というのは調教にマンネリ感が出てきたときなどには、私はたまに使っていた。

だた、何でも追い込めばいいか?というとそうではないとも思う。

もちろん、私のやり方が悪く、追い込み方が中途半端になったこともあるし、

逆に追い込みすぎて、奴隷がその後、回復するのに時間がかかりすぎたこともあって、追い込んだ効果が出る前に、休んでしまったこともあった。

そうなると、追い込んだこともリセットされてしまうので、あまり効果は出なかった。

奴隷を追い込むというのも、SM調教の大事な一つの要素ではあるが、それによって奴隷の心も大きく変化することも頭に入れてやらなければならないことだ。

私は、それに気がつくのに結構かかった。

今思うと、もう少しきちんと考えてやるべきだったような気もする。

もしかしたら、綱渡りのような調教をしていたのではないか?と、反省するところだ。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


銀行強盗の犯人と人質が後に結婚した、なんて話もあるそうですね。
私はよく主に叱られまして、それがとても恐くて悲しくて嫌なのですが、叱られたあとに優しくされると「ご、ごじゅじんざまぁぁぁ…っ!」となってしまうくらい嬉しいです。主には「お前は本当は俺に叱られるのが好きで、わざと叱られるようなことをするんだろ?」と言われます。(無意識でそうしているかも知れません…親にかまって欲しい子供みたいですね)
恐い思いをしたあとで、まさにその相手に愛情を抱くなんて、ほんとに不思議ですね。
[2009/10/29 23:35] URL | はる [ 編集 ]

おっしゃるとおり、こういう気持ちの動きというのは、本当に不思議ですね。
私も、奴隷を持つまではわかりませんでしたし、持ってからもしばらくは気がつかなかったんですが、強く押すと、その分、強く返って来るというのでしょうかね。やっているうちに、それがなんとなくわかって、こういうことってあるものなのかと、自分で驚いた感じです(笑)人の気持ち、特に恋愛や主従関係の場合というのは、大きく揺さぶると、安定を求めて、安定していると、少し揺れてみたくなるというものなのかもしれないですね。不思議なものです。
[2009/10/31 12:10] URL | vet [ 編集 ]

こういうの意外とあります。恋愛に限らず。
吊り橋理論とは違うと思います。
吊り橋は一緒にドキドキ感を感じて一体感を得る、という事じゃないかと解釈してます。

相手を追い詰めといて手を差し伸べる。
このやり方は相手を依存させる方法やコントロールする手段に近いんじゃないでしょうか。
主従関係が既に出来ているなら、主従関係を更に深める手段、になるような気がします。違うかな?
[2013/09/22 15:50] URL | catsumi [ 編集 ]


吊り橋理論ってそういうことなのですか。私はてっきりエントリーで書いたようなことかと思っておりました。

この方法、経験則で、こういうふうにすればこうなる事が多い、ということがわかって、たまに使っていたのですが、何か心理学的な裏付けのようなものもあるのかもしれませんね。
ただ、あまり使いすぎるのも考えものというか、これはテクニックの一つと思えることなので、それ以外の部分、気持ちの面でしっかりとした関係があってこそ、それを更に深めるために、活かすことができるのかなとも思います。

[2013/09/22 21:47] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
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 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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