理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


※パソコン以外で見ていて、何故かここしか表示されずに困った方は、以下のボタンを。

 ▼スマホの場合▼
スマホ版へのボタン

 ▼携帯の場合▼
携帯版へのボタン
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私が御主人様だった頃は、御主人様(とその奴隷)の知り合いは、結構多かった。

インターネットも今ほど活発に使われている時期ではなかったが、それでもネット上で知り合ってオフ会などで、顔を合わせることが一番多く、

ついで、その知り合いからまた別の人を紹介されるとか、そういうことで付き合いの輪が広がっていた。

そういう人達とは、たまに会ったりして食事をしながらSM話をしたことが多かった。

色々な人に会って色々な話を聞いたので、そのうち、そういうこともブログに書こうと思うが、今日は、そんな中にいた、ある奴隷が言っていた言葉を書こうと思う。

それは、たしか、3組くらいの、御主人様と奴隷とで一緒に食事をしていた時のことだったと思う。

「奴隷はなぜ幸せなのか?」なんて、真面目なことが話題にのぼっていた。

もちろん、御主人様が奴隷に「幸せか?」と訊ねれば、「幸せです」というのは、確実なのだが、それでも、訊いてみようと言うことになって、

御主人様が一人ずつ、奴隷に「なぜ幸せなのか?」も一緒に言えと、なんだかちょっと意地の悪い質問をぶつけたのだった。

まずは、私が自分の奴隷に質問をした。

「お前は、奴隷になって幸せか?」

「はい、とても、幸せです」

「なぜ幸せなんだ?」

その質問に、奴隷はかなり苦戦しているようだった。「幸せなこと」に理由をつけるというのは、私も難しい。

でも、それを要求する。

「そ、それは…。御主人様がいてくださるからです」

と、なんとかそれらしい理由を見つけて、奴隷は言った。だが、この答えはあまりにも普通すぎて、面白くなかった。だから、

「奴隷なんだから、御主人様が居るのは当然だろう? そんなの理由にならないな。もっと、ちゃんとした理由はないのか?」

なんて、かなり酷い難癖をつけてみたりする。

本当に、御主人様というのは、厄介な人種だ。

「で、でも、私のことをわかってくださる御主人様がいてくださるから、私…」

と、私の奴隷は言葉につまる。

自分をわかってくれる人がいるから幸せというのは、十分な理由だと思うのだ。

だが、やっぱり、それもこれといって珍しくはない理由なので、私は心の中では認めつつも、やっぱり御主人様としては、それをそのまま認めるのは、なんだか嫌だった。

だから、ため息を付いて、

「はぁ、もう少しちゃんとした理由はないのか?」

「あ、いえ、そんな、ちゃんとした理由といわれても…」

私は、これ以上、奴隷からは面白い反応は出てこないと思ったので、話を次の御主人様に譲った。

次の御主人様も、自分の奴隷に私と同じような質問をするが、やっぱりその答えは私の奴隷と似たり寄ったりのものだった。

要するに、そもそも、幸せと言うのは感じることなのだから、それは自然に湧いてくるものだ。

だから、その理由を示せと言うのは、もともと酷な話なのだ。

でも、それをその場の話の成り行きで要求するのが御主人様という、理不尽な生き物なのである。

そして、最後の御主人様が、やっぱり奴隷に同じ質問をした。

その奴隷も最初は、他の奴隷たちと同じような答えを返していたのだが、そのうち、何かにふと気がついたようで、こう言ったのだった。

「奴隷は、奴隷に堕ちるから幸せなんだと思います」

と。

「どういうことだ?」

と、その御主人様が聞くと、

「普通の女性は、恋に堕ちるだけですけれど、私は恋に堕ちて、奴隷にも堕としていただきましたから、普通の女性よりももっと幸せです」

と言ったのだった。

その答えに、一同は、

「おぉー」

と、感心した。

こんな答えが返ってくるとは、かなり驚きだった。

恋に堕ちると、奴隷に堕ちるをかけているのもうまい。

とっさにこういう事を思いつくというのは、なかなかすごいなと思った。

そして、奴隷の心理というのは、そういうものなのか、とも思えた答えだった。

恋人の時よりも、奴隷になった後の方が幸せだという奴隷には、結構会っていたから、そういう意味でも、この言葉は綺麗に皆が納得できたのだった。

だから、私にとってはとても印象深く、「恋に堕ちて奴隷にも堕ちるからとても幸せ」というのは、未だに心に残っている言葉だ。

私の奴隷でもたまにあったが、とっさにこういう意外な反応を返してくるので、本当に奴隷というのは面白い。


それにしても、こうしてブログに書くといつも思うのだが、御主人様のころは奴隷に対して、無茶な質問とかを普通にしていたものだ。

それに付き合っていた私の奴隷というのは、本当に大変だったのだなと改めて思う。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト

こちらの内容、わたくしなりに考えてみました。
初めてこちらのブログにコメントさせて頂きます、燐と申します。
いつも楽しく、時に心を揺さぶられる様な思いでこちらのブログを拝見しております。
普段の私ですと、考えはすれども、このように文章をお送りすることは無いのですが、管理人vet様のお人柄でしたら、私の些細な書き込みでもお許しくださるかもしれない、また、理解を深めると言った意味で、無駄ではないと仰って下さるやもしれないと思い、こちらをしたためました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事について私は、自分だったらどう答えるだろうかと真剣に考えておりました。
中々の難題ゆえ頭を悩ませましたが...



人間には、綺麗な部分と、汚い部分があります。
その汚い部分について、ほとんどの方が隠すところから始まります。自分にも汚い部分があることを知っている人々は、隣の汚い部分に踏み込みませんし、自分の領域にも踏み込ませません。そうやっていくうちに、大衆に通じる様な便利な言い回しが多用されるようになり、免罪が簡単でお手軽なものになって行きます。
「人は誰でも汚い部分があるし、貴方だけではないよ」と。
勿論それも一つの優しさの形であり、理想系であるのかもしれませんが、SMの精神世界となると話は違います。
御主人様は、普段から奴隷の一挙手一投足をご覧になられている分、奴隷の汚い部分についても十分ご承知で、ひとたびその部分が顔を覗かせるや否や、容赦無く罵り、罰や制裁を与えて下さいます。そして奴隷の方も、御主人様には全身全霊で向き合うため、自らの汚い部分を隠す事をしません。そして立場が顕著であれども、御主人様は奴隷としての尊厳をきちんと守って居てくださいます。
それは表の恋愛では決して真似したくとも出来ぬであろう見事なバランスで保たれており、御主人様にしか出来ぬ芸当だと思うのです。

これらの制裁を御主人様から頂くことで、奴隷はいつまでも己の罪に気付き、卑しさに気付き、御主人様に恥じぬ様、一層心を研ぎ澄ます事ができます。その精錬された心を持つことが、何よりも幸せで、御主人様との一番の宝物なのです。
辛い仕打ちが目に行きがちな奴隷ですが、私はこのような理由から幸せなのであると確信しました。

長々となりましたが、以上、失礼致しました。
[2014/07/12 18:10] URL | 燐 [ 編集 ]

>燐さんへ

はじめまして。ブログ読んでくださってありがとうございます。
お返事、かなり遅くなりまして、すみませんでした。

私のエントリーを、読んで、このように、色々と考えてくださったこと、とても光栄に思います。嬉しいです。
また、私は、どなたの書き込みも歓迎いたします。それが、私のエントリーへの肯定であれ、否定であれ、話をして、理解を深めるということには、私も大きな価値を感じますので。
ですから、このように、燐さんが、考えたことを書いてくださるのは、有意義なものと感じますし、ありがたいです。


主従関係が、恋愛関係と大きく違う部分というのは、立場が対等ではないということですよね。そのことによって、奴隷の側というのは、厳しい立場に身をおくことになります。奴隷であることに一生懸命であればあるほど、気持ちを研ぎ澄まして、御主人様に必死で、自分を見せて過ごすことになるのだと思います。
その見せた自分というのものが、御主人様の反応から、明確に、良いのか?悪いのか?というのが、わかってきますので、自分を省みる機会というのは、恋愛関係などよりは、多くなるのではないか?と、私は考えます。
それによって、奴隷は奴隷らしくあろう、そういう心を維持していたいと、気持ちを高く持っているようにも感じます。
私は、そういう風に思って、自分をさらけ出しながらも、そのさらけ出した自分を磨いていこうとする奴隷の姿を、とても美しいものと感じていましたし、もっと磨きたいとも思いました。そういう緊張感がある関係、というのが、主従関係の一面であると思います。と、同時に、自分を素直に晒すことができる。それを見ていてくれる相手がいる、そのままに受け止めてもらえると信じられるということが、奴隷が得る、もう一つのものではないか?とも思いますし、私も御主人様として、そういう安心感というか、奴隷にとっての居場所というか、そういうものになりたいと思いました。ですから、私も、その奴隷に見合うだけの、御主人様である必要があると思っていました。また、今はそれはとても強く思うことです。
そのように、お互いを高める関係として、主従があるとも言えると思います。もちろん、主従だけにそういう事があるとはいいませんが、主従を真面目にやろうとするなら、そのように、なっていくことも多いのだと、私は思っています。そして、仰るとおり、それが幸せにつながっていくのだろうと私は思います。

ご意見を、このように、しっかりと書いてくださって嬉しかったです。私も、とても嬉しく拝見致しましたので。
もしもよろしければ、また、お話しましょう。
[2014/08/07 01:41] URL | vet [ 編集 ]














管理者にだけ表示を許可する

このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

最新記事
カテゴリ
管理人、vet宛メール

当ブログの管理人、vetへのメールは以下のリンク先のメールフォームから送っていただければと思う。2つあるが、どちらのメールフォームからでも、良いので、都合の良い方を使ってもらえればと思う。

メールフォーム1
メールフォーム2

月別アーカイブ
twitter

ブログよりも、短い話題はこちら。 こちらの方がブログよりも気軽に書いている。また、チャットみたいな感じで誰かと会話をしていることも多いので、ブログでの私のイメージと少し?だいぶ?違うかもしれない。あまり遠慮せず、気楽に話しかけてくれると嬉しい。

最新コメント
コメントボード

掲示板形式で話ができる場所。ブログにコメントできない時のための非常用に作ったが、それ以外でも、私と参加者、また、参加者同士などで、話をするのにも気軽に使っていただければと思う。

コメントボードへ

検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード

QRコード

アルバイト情報
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。