理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

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私が御主人様だった頃、付き合いのあった御主人様にこんな話を聞いたことがあった。

それは、その御主人様の奴隷の話。

その奴隷と御主人様はかなり長い付き合いで、主従関係になってからも、もう5年以上のベテランSMカップルだった。

かなり調教も進んでいてほとんどのプレイを普通にこなせる感じだった。だから、浣腸とかスカトロも普通にこなしていた。

私はその時、まだそんなに経験はなかったし、その御主人様も私よりも年上で経験豊富だったから、色々と相談にのってもらったこともあった人だった。

ある時、その御主人様と、私とで飲んでいた。

やっぱり御主人様同士で飲むと、どうしてもSM話になることが多い。

ちょっと不思議なのは、奴隷が居ると、SM以外の話をすることもよくあるのだが、奴隷がいないと、お互いにSM論みたいなものを語ってしまうのが、なんだか面白い。

奴隷を物だとか、奴隷は従属しているということになってはいても、やっぱり、奴隷の前では言えないことっていうのはあるのだ。

悪い意味ではないのだが、奴隷に聞かせたくない話とか、御主人様同士だから言えることとか、そういうものが存在する。

この時もそんな話をして盛り上がっていた。

その中で、ものすごく印象に残っている話がある。

その話は、その御主人様が、思い出し笑いをしながら話しだしたのだった。

「あのさ、この間、ムチャクチャ笑ったことがあったんだよ」

と、その時のことを思い出して、もう完全に表情が崩れている。

「どんなこと、あったんですか?」

私がそう促すと、

「最近な、調教がマンネリ化してきているというか、なんか奴隷もかなり慣れてきちゃってて、何をやってもイマイチだなぁって思ってたんだよ」

と言いながら、まだ核心にも至っていないのに、かなり笑っている。

私もなんだかわからないのに、つられて笑っていた。

「だからさ、奴隷に、”お前は、これから、どんな奴隷になりたいんだ!”って、問いただしたんだよ。なんていうか、初心を思い出させるためと言うか、目標を新たに設定させると言うか、そんな感じでね。そうしたら、なんて言ったと思う?」

「うーん、”御主人様に忠実な奴隷”とか、”もっと厳しい調教に耐えられる奴隷”とかですかね?」

「あ、うん、最初はそういうこと言ってたんだよ。でもさ、それじゃ、普通でしょ?何もかわりないわけでしょ?マンネリを解消したいから聞いてるのに、それだとダメなわけだから、もっとなにか無いのか?ってさらに問い詰めたんだよ。そしたら、すごいこと言ったんだよ。なんだか分かる?」

「え? いや、さすがに分からないですけど…」

「あいつな、”仲間由紀恵みたいなウンコを出せる奴隷になりたい”って言ったんだよ」
と言って、大笑い。

「はい?…」

私はあまりの突飛な発言に、一瞬固まっていた。

「びっくりするだろ?俺も、驚いたんだよ。だから”なんだよそれ”って言ったらさ。”仲間由紀恵がするような、上品なウンコができるようになりたいです!”っていうんだよな」

「そ、それはすごいですね…」

「だろ? だいたい、お前、仲間由紀恵のウンコ、見たことあるのか?とか、仲間由紀恵のウンコってほんとに上品なのか?とか、突っ込みどころ満載でさ。もう、笑いそうになったんだよ。でも、調教中だしさ、真面目に今後の調教方針の話をしてる時だしさ、俺も笑うわけにはいかないって思ったんだけど…」

その時の光景を思い出して、その御主人様は笑っている。

私も、それを想像して、笑いがこみ上げてきた。

「無理だった。もうね。腹抱えて笑ったよ。調教中だと言うこともすっかり忘れてさ。そしたら、奴隷がいきなり泣き出したからびっくりしたけどな。あいつなりに真面目に考えたんだろうけど、でも、仲間由紀恵って…」

と言って、やっぱり大笑いしている。

奴隷の心境を思えば、笑うところではないのだが、それでもこの突飛な発言には私も、申し訳ないのだが笑ってしまった。

「あまりにも笑いすぎたから、あいつ、大泣きしちゃってさ。さすがに困ったから、結局本音を言うしか無くなってな」

「なんて言ったんですか?」

「普通に思ってることだよ。”そんな実物を見たことも無いような女優のウンコなんかよりも、お前のウンコの方が貴重だ”って。泣き止ませたいってのもあったけど、これは本音だから。知らない奴のウンコなんかどうでもいいからな、俺にとっては。でも、後から考えても、本当にウケるよな。仲間由紀恵だもんなぁ。あいつの発想には負けた」

といって、やっぱり、その御主人様は笑っていた。

私も色々と思い出してみると、真面目な奴隷ほどこういう事を言うような気がする。

美佳なんかも本当に真面目に奴隷であろうとするが故に、ちょっと意外な発言をすることがたまにあった。

だから、こういう事というのは、奴隷が真に奴隷であることの証明なのだが、その部分だけを抜き出してみてしまうと、なんだか笑い話になってしまう。

本当は、笑っちゃいけないことなのだろうが…。



わぁ、いっぱい更新されてる~!
実は今日、御主人様からのお話しでちょっとばかり落ち込んでしまってたので、
なんだかとっても癒されちゃいました♪
ありがとうござます。
[2010/05/09 21:49] URL | はる [ 編集 ]

奴隷とはいえ,一人の人間として,接しているということでしょうか.
でも,面白いですね….爆笑です♪
[2010/05/10 00:47] URL | Blueberry [ 編集 ]

>はるさん
最近、仕事が忙しくて、なかなか更新出来なくて、楽しみにしてもらっているようで、なんだか申し訳なく思います。仕事の忙しさが一段落すれば、もう少し書けるんですけどね。なかなか、思い通りにはいかないものです。
でも、今回のお話は、癒されたとのことで、楽しんでもらえたみたいでよかったです。こういう、変な話も結構ありますので、ストイックな話に混ぜてまた書きたいと思います。

>Blueberryさん
御主人様にもよるのだろうとは思いますが、奴隷を奴隷と言いつつもひとりの人間としてみているところというのは、持っている人は多いと思います。完全に物として割り切れる人というのは、少ないのではないかと私は思います。私も人として見ている部分はありましたので。でも、奴隷の前では、そういうところは一切出さずに、物として扱うというのが、基本ですから、その辺りは御主人様のジレンマかもしれませんね。
爆笑していただいて、良かったです。こういう話、結構あるので、また機会があれば書きますね。
[2010/06/12 20:08] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
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というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

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 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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