理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

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多頭飼いをしていて、思ったことが奴隷同士での対抗意識があるということ。

前回の第82話でも少し書いたが、奴隷が二匹居ると、どうしてもお互いを比べあってしまうように見えた。

幸いなことに、美佳と理沙は仲が良かったのだが、それでも私に気に入られようと、お互いに対抗意識を持っていた様子は見て取れた。

その一つが、体型。

前回は美佳のことを書いたので、今回は理沙のことを書こうと思う。

美佳はもともとかなり痩せていて、女としては肉付きが悪く、良く言えばスレンダーなのだが、

胸や尻なども脂肪が薄いので、どちらかというと貧相なのだと、美佳自身は思っていたようだった。

ただ、奴隷にする前からそれを見続けていた私は、美佳のその体型をかなり褒めるようにしていたし、実際、そういう美佳が好きでもあったから、

奴隷になってからも美佳の体型に関して私の思いは変わらなかった。

そこへ理沙が来た。

理沙は、もともとイベントコンパニオンなどやっていたので、スタイルは良かった。

しかも、胸も尻もそれなりにあるので、出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいて、美佳に比べれば女らしい体型だったといえるだろう。

ただ、理沙が私のところに来たときには、すでにコンパニオンとしては一線を退いていて、

イベント企画会社でコンパニオンのまとめ役というか、指導係というか、詳細は私も良く知らないが、そういうような仕事をしていた。

だから、コンパニオンの派手な衣装を着ることはなく、常にスーツだったし、仕事として、体型を維持する必要はないようだった。

ただ、そうなると、やはり太ってくるらしい。

理沙はそれをとても気にしていた。

やはり、人に見られるということは、それだけで筋肉を引き締め、理想的な体型を保つような効果があるようだった。

その機会がなくなっていた理沙は、コンパニオン時代よりもかなり太ってしまったようだった。

また、理沙の前の御主人様である、幸一はもともと少しぽっちゃりした女が好きだったので、

理沙がコンパニオンを辞めて少し太ったことについては特に何も言わなかったというか、むしろ歓迎していたようで、そういう意味でも太ったのだと理沙は言っていた。

とはいっても、私から見ると、スーツを着た理沙は、普通にカッコイイ、スレンダーなOLに見えたのだが…。


そこへきて、理沙は私に譲渡され、いやがうえにも美佳と比較されることになった。

そのとき、すでに私のスレンダー好きは理沙も知っていて、美佳の体型を見てかなり焦ったらしく、私の奴隷になってから、ダイエットのためのジム通いを始めたのだった。

そして、コンパニオン時代に着ていた衣装を着られるようにすると、がんばっていた。

私は、理沙が太っているとは思わなかったから、特にそういうことをしろとは言わなかったのだが、

理沙が自主的に始めたことなら、止める理由もなかったので、最初はそのままにしておいた。

そしてしばらくしたら、理沙は本当に、コンパニオン時代の服が着られるようになるまでにダイエットしたのだった。

その対抗意識は、正直すごいと思った。

だが、同時に、この時点で、危ないなと私は感じた。

無理なダイエットをして体を壊すんじゃないかと思えるほどの一途な執念を、そのときの理沙から感じたのだった。

やっぱり、後から奴隷になったことで、美佳に負けているという気持ちが強かったのだろう。焦りも見えていた。

それが強すぎて、理沙の体に悪影響が出るのは、良くないと思った。

それに、そのときの理沙の体型も私は特に嫌いではなかったし、美佳と同じ体型の奴隷がもう一人出来てしまってもバリエーションがなくなるので、

それ以上、痩せないようにと止めることにした。

だが、理沙はそれでも少し不安そうな顔をして、

「御主人様は、痩せた奴隷がお好きなのではないのですか?」

と、言った。

それに対して、私の思いや心配などは、上記のように色々とあったのだが、もちろんそんなことは言わず、そのときの私は、

「俺は、言うことを聞かない奴隷が一番嫌いだ」

といい、

「お前は俺の物じゃないのか? 俺の言う体型でいられないってことはそういうことだな?」

と、言ったら、理沙は、

「申し訳ございません。これ以上は痩せずに、今のままで維持させていただきます…」

ということで、急激なダイエットをなんとか止めさせたのだった。

体型のことではなかったが、似たようなことが美佳にもあったし、盲目的に御主人様に気に入られようとしている奴隷の対抗意識というのは、きちんと制御しないといけないと、このとき思った。

このあたりが多頭飼いの難しいところだろうと思う。

やはり、奴隷の健康管理というのは、御主人様の責任でもある。

御主人様になる場合、それはしっかりと肝に銘じなければいけないことだと思う。

特に調教が進み、奴隷が御主人様に心酔してしまうほどになってきた場合には、周りが見えなくなることがある。

そして、肉体面、健康面に関して、常識的に考えれば絶対にやらないであろうことを普通に実行しようとすることがあるので、それは本当に気をつけたほうがいいと思った。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


お返事読みました。私の不躾な質問にもちゃんとお応えくださってありがとうございます。
今のvetさんが、不幸せではないし、御主人様に戻るお気持ちもお持ちだとのことを伺って、とてもとても安心いたしました。やっぱりvetさんは、御主人様じゃないと!なんて勝手に思っておりますものでして(^^;
近況についても書いてくださるそうなので、楽しみにお待ちしておりますね。
[2010/11/30 01:16] URL | のぞみ [ 編集 ]

ご心配いただいてありがとうございます。
私は、機会があれば御主人様にも戻りたいと思っているくらいですから、そんなに落ち込んでいるわけではないですので、大丈夫です。
近況についても、近いうちに書きますので、また読んでくださればと思います。
[2010/12/05 10:30] URL | vet [ 編集 ]














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著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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