理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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理沙を私の奴隷にし、多頭飼いをし始めて、1年半ほどたった、ある日のことだった。

それは唐突にきた私への連絡から始まった。

その連絡相手は、理沙の前の御主人様、幸一だった。

幸一は、自分で事業を始めるためにヨーロッパに行っていた。

そのときに、私に理沙を譲渡して行った過程は前に書いたが、その幸一からの連絡だった。

ただ、私はそれには大した驚きはなかった。

というのも、幸一がヨーロッパに行っても、私とはたまにメールで連絡を取っていたから。

理沙の様子を幸一が知りたいということではなく、ただ、普通に私の友人として連絡を取り合っていたということだ。

だから、その間、一度も理沙の話は出ていなかった。

このときも、理沙のことは何も話しをしなかったが、一つだけいつもと違うことを幸一が言い出した。

それは、

「今度、久しぶりに帰国するんだけど、会わないか?」

というものだった。

幸一の話によれば、ヨーロッパでの仕事は軌道に乗ってきていて、なんとか時間もとれたので、実家に里帰りするとのこと。

そのときに、東京にくるので、ちょっと会って話をしようという誘いだった。

私は、もちろんそれにはOKし、幸一と会うのを楽しみにしていた。

そして、しばらくして、幸一が日本に帰ってきた。

その日は二人で、寿司を食べながら、久しぶりの再会を喜んだ。

幸一は何も変わっていなかった。

服装や髪型なんかも前と同じような感じだったし、話し方も、吸っているちょっと珍しい銘柄のタバコもやっぱり一緒だった。

少しはヨーロッパで何か変わっているのかと思っていたが、何も変化がないところが、逆に驚いた。

そして相変わらずなことがもう一つ。

二人の間では、理沙を譲渡した後、その話はしないし、理沙にもそのことは伝えないというのが、暗黙の了解だったから、

その日も、私は理沙のことは何も言わず、幸一も何も聞かなかった。

そして、二人で和やかに話をした。

大抵は、幸一のヨーロッパの土産話だった。

だが、その中で、幸一が少し驚くことを言い出した。

「実は、もう少ししたら、日本に帰ってこようと思っているんだ」

というのだ。

「なんで?向こうでうまくいってるんじゃないのか?」

「ああ、それはそうなんだけどな、実家のほうで色々とあって。俺、一人息子だから、そろそろ、わがままも言えない感じなんだよ」

「もしかして、誰か具合でも悪いのか?」

「ああ。親父がね。小さいんだけど、会社やっててさ。それでゴタゴタしてんの」

「でも、向こうの仕事はどうするんだ?」

「それは問題ない。あっちの仕事はあっちのスタッフに任せられるようにしてくる。たまに出張するくらいで大丈夫だと思うし」

「そうか。大変だな」

「まあな。でも、やっぱり日本はいいよ。チップとか用意しなくても飯が食えるのは最高だ」

なんて言って幸一は笑った。

そして、この幸一との再会が、理沙を巻き込んだ話に発展することに、その時の私はまだ気がついていなかったのだった。

テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト

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[2011/01/07 12:20] | [ 編集 ]

匿名希望さんへ

はじめまして。
ブログを読んで下さり、丁寧な感想もいただきまして、ありがとうございます。
こうしてしっかりと読んでいただけると、ほんとうに嬉しいです。
エロ動画もなく、調教写真も、官能小説もないので、ちょっと他のSMブログなどとは違う当ブログですが、共感してくださったのは嬉しく思います。

それから、ご依頼の件、了解しました。
今後とも宜しくお願いしますね。
[2011/01/09 09:21] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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