理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

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私は奴隷を多頭飼いしていた時期があった。

奴隷といえば、皆同じような感覚で、調教を受け、恥辱や苦痛に身を震わせ、御主人様に従い、人間以下の存在として扱われている。

ある意味、”従順なもの”、”御主人様に従っているだけのもの”として簡単にまとめて性格や性癖なども同じように認識されているかも知れないが、奴隷を複数飼ってみると、明らかな違いがあることに気がつく。

同じように奴隷に堕ちてはいても、その中でも性格も違うし、私の調教への反応も違う。
ちょっと考えて見れば、元々の性格が違う以上、奴隷に堕ちてもそれが抜けるわけではないから、違って当たり前のことなのではあるが、

奴隷ということで、ひとまとめにして、同じようなイメージで捉えている人も多いのではないかと思う。

かくいう私も、そうだった。

だから、複数の奴隷を飼育してみて、やっとわかったことでもあるのだ。

ブログに出てきている、美佳と理沙。この二匹を比べただけでもかなり違いがある。

細かいところまで比べると本当に違いがありすぎるので書かないが、大雑把に比較すると、

美佳はどちらかと言えば奥手でおとなしく生真面目な性格の奴隷だった。

理沙は積極性があり、普段は明るく、そしてあまり物事に深く入れ込まない、サバサバとした性格だったと言えると思う。

そして、今回はそんな理沙の話をしたい。

もともと、理沙はあまり悩み事を深く持ちすぎるタイプではなかったのだが、それでも、何も考えていないわけではないし、一人の女として、また、一匹の奴隷としての悩み事というのももちろん持っていた。

理沙の性格上、私にそれを直接言ってきたり、相談したいと申し出たりすることは殆ど無かったのだが、調教や、会話をしているときの言葉の端々にそういうことがひょこっと出てくるということはあった。

特に自分の体についてのことが多かった。

イベントコンパニオンをしていたという、世間的に言えば、高評価される可能性の高いプロポーションの理沙でさえも、やはり自分の体で悩みに思うことはあったのだった。

例えば、性処理の時、私が途中で小休止を入れたら、

「私のアソコ、御主人様のお気に召さなかったでしょうか?」

なんて言って、眉を寄せることもあった。

自分の体が、御主人様である私に合っているのかどうか?使われるのに適したものになっているのかどうか?ということをかなり気にしていた。

これも、理沙が譲渡されてきた初期のころの大きな悩みの一つだったようだ。

美佳のあとから譲渡されて私に飼われることになったから、余計にそういう思いが強かったのかも知れない。

それは、捨てられたくないと思う、奴隷としては、当然の気持ちだったのかも知れない。

そして、それを私に確認したいという欲求がいつもあったように思える。

だが、私は、そういう質問に対して、素直に答えるということは、殆ど無かった。

この時もそう、

「おまえは、自分のマンコが俺にとって気持よくないものだと自覚してるのか?」

なんて、いじわるなことを言い返す。

すると、理沙は、

「そうではないと思いたいのですが、御主人様が、性処理を止めてしまわれたのは、私のせいではないかと思ってしまって…。やっぱり、私のアソコはダメなのでしょうか?」

と、少し泣きそうな顔でそう言うのだった。

「さあ、どうだろうな」

「教えていただけないのでしょうか?」

理沙は懇願する。だが、私は、

「自分で考えろ」

そう言って、また性処理を再開した。

こんなことがあったりした。

だから余計に、理沙は自分の体に対する自信を持てなかったのかも知れない。

ただ、私はいたずらに理沙の不安を煽りたくて、こういう風に言っていたわけではない。

私に使われているということは、少なくとも私が使いたいと思っている体だということに自分で気がついて欲しかったからだ。

もっと言えば、私が奴隷として捨てること無く飼っているということは、少なくとも私が飼いたいと思う奴隷であるという証なのだということを、やっぱり自分で気がついて欲しかったからだ。

自分で気がつくことと、誰かから言われることとでは、その認識の重みは全く違う。

自分で気がつけば、すんなりとそれを納得することができる。

だが、たとえ御主人様であっても、他人に言われたことであれば、納得するにも時間がかかるし、

もしかしたら、お世辞で言ってくれたのではないか?とか、安心させるために嘘を付いているのではないか?とか、そういった疑念が残る場合もある。

だから、私は、奴隷を褒めるということはあまりしなかった。特に理沙の場合には性格を考えて褒めることは意図的に少なくしていた。

とにかく、自分で気がつくまで、そのままにしておくことが多かった。

そして、自分で気がついて、納得した上で、私に話しかけてきたときにのみ、それを認めてやっていたということが、よくあった。

そんな調教や会話を繰り返して、譲渡から一年以上も経った頃。

理沙が私に言った言葉がある。

それは、今でもすごく印象に残っている。

こんな言葉だった。

「私は、私の乳房も、乳首も、性器も、お尻も好きになってきました。自分の体を本当に好きになることができました。ありがとうございます」

と。

これは、調教前のご挨拶のときに唐突に理沙が言い出したことだった。

私は一瞬面食らったが、理沙が私の意図をやっと理解したのだと、気が付き、すごく嬉しくなった言葉だった。

でも、ひねくれ者で、嬉しいなどとは、口に出せない私は、

「なんで、そう思った?」

と口調を変えずに問うていた。

「この間のご調教で、御主人様が、すごく自然に私を使ってくださっているって感じられたんです。だから…。私の体、私でいいんだって思えたんです」

「そうか」

私の内心では本当に良かったと思って喜んでいたのだが、それはやっぱり口には出せなかった。

「そう思っていいんですよね?」

「お前はそう思ったんだろ?なら、それでいい」

そして、私は、少し口元を緩めた。それを見て、理沙は本当に嬉しそうな顔をした。

その笑顔を見たとき、私は本当に幸せだと思った。

また、きっと理沙も幸せだと思ってくれたのだろうと思う。

「これからももっと自然に使っていただけるように努力します。よろしくおねがいします」

といって、理沙は頭を下げて床に額をこすりつけた。

その時の理沙を私は本当に愛おしいと思った。

私の意図に沿って、自分が自分であることをちゃんと認めることができた理沙が愛おしくて仕方がなかった。

そして、私もそんなふうに調教できたことにとても満足していた。

もちろん、ここで終わったわけではなく、この先も理沙は悩んだり、納得したりを続けることになる。

だが、一つここで階段を上がったのは確かだった。それを祝福してやりたい気持ちになっていたのだが、私はやっぱり私だった。

これ以上のことは言わず、

「努力しろ」

とだけ告げたのだった。

それでも、この時の私と理沙は心が通じていたと今でも思える貴重な瞬間だった。

こういうことがあるから、主従関係やSM、そして調教というのは楽しいのだと思うし、それが醍醐味でもあると思う。

私も、心が本当に充実した時だったから。

そういう意味で、今でもこの時の理沙には感謝しているし、理沙を奴隷に持てたことを光栄に思っている。


ちなみに、今回は理沙のことで書いたのだが、美佳に関してこういうことがなかったか?というとそういうわけではない。

だが、冒頭で書いたように、理沙と美佳とでは、性格が全く違うので、理沙と同じような感じで納得するということではないのが美佳だった。

そういう美佳の話はまたそのうちに書こうと思う。

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著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
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 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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