理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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Sとしての快感に心が満たされたとき、多分、私は静かに笑っていたと思う。

もちろん、面白かったり可笑しかったりして笑うのではなく、冷笑とか、嘲笑とかでもなく、多分、この笑いというのは、心が満たされたときに出てくる、幸せの笑いなのだと思う。

とはいっても、屈託の無い笑顔とは、程遠いものではあるのだが…。

それを見た奴隷が、私が幸せだから笑っていたなんて思っていたとは思えない、その程度の物。


これから書くのは、あくまでも私がどんなときに笑うのか?ということ。

つまり、私のS性についてのこと。

他の人のS性については知らない。

Sという性癖でひとまとめにされることは多いが、Mにも色々とあるように、Sにも色々あると私は思っている。

実際、様々な御主人様と話をした経験からも、それは思う。

「奴隷の~なところに、快感を覚えるんですよね」なんて話をしたとき、私もそれに同意できたところはある。

だから、他の人とかぶっている部分というのはもちろんたくさんあるのだが、私が同意できなかったこともあるし、

私が何かを言ったときに、誰からも同意してもらえなかった部分というのもある。

だから、同じSと言っても、その心を満たされる部分、快感を感じる部分というのは、微妙に、もしくはあからさまに違うのだろうと思う。

もちろん、同じ、”変態”というくくりの中に入るのは確かなことだが。


私のS性というもので、一般的に思われているS性と一番大きく違うんじゃないか?と思えるのは、私のS性は、多分、性欲と切り離すことができるということだと思う。

SMというと、セックスの延長線上にあるもの、もしくはセックスの一つの特殊な分野。

過激なセックスというイメージを持たれている方は多いように思う。

実際のSMにそういう部分はもちろんある。

奴隷の性器や性感帯への責めなどはかなり多いし、御主人様の性器への奉仕ももちろんあり、さらに、性交もする。

だから、SMとセックスを分けることができるとは私も言わないし、私のSMも分かれていたなんてことは、絶対に言えない。

SMをしつつ、性的な快感を得ていたし、奴隷にも性的な刺激を与えていたのは事実だ。

また、それを求めてSMをしていたというのも確かなこと。

ただ、そういう性的な快感と、S性を満たされた満足感というのは、私の中では、繋がっている部分もありながらも、別々に存在しているように思えた。

奴隷に挨拶や奉仕をさせたり、縛ったり、鞭を入れたり、また言葉攻めにしたり、そういうSM的な事をして、それだけで満足し、性処理をせずにプレイを終えるということも、数が多いわけではないが、あったのだった。

性的な快感がない、もっとあからさまに言えば、射精をせずに、プレイが終わるということがあった。

また、時間が足りなかったとか、途中で何かの事情でできなくなったとか、そういうことで、性処理に至る前にプレイが終わったこともある。

そんな場合でも、私のS性が満たされてさえいれば、そのプレイに満足していた。

そうなってくると、性的な快感を求めてプレイをしているとは言えないのではないか?とも思えてくる。

セックスの延長としてのSMとは言えないように感じる。

S性を満たされる快感が、性的快感を上回るのか?というと、それはなかなか断言できないところで、性的快感、もっと言えば射精の快感というのは私も大きなものだと思っているから、S性を満たされるほうが上だとは言わない。

でも、S性を満たされただけで満足するときもあったというのは確かなことだ。

ある時、突然生理が始まって、しかもかなり重く、挿入をするのが困難になった奴隷が居た。

その奴隷は、性処理に使ってもらえないのが、奴隷として不甲斐ないと言って泣いた。

でも、そうやって真に私の奴隷でありたいと願う姿に私はS性を刺激されていた。

ある時、フェラチオの奉仕で、私を射精に導けなかった奴隷が居た。

その奴隷は、私を満足させられなかったと、悔いていた。

でも、私を射精に導こうと一生懸命になっていた姿や、奴隷としての役割を果たそうとした健気で真剣な気持ちに私の心は満たされていた。

御主人様を満足させられる奴隷でありたいと願った、その姿こそが、私のS性を満たしてくれていた。

こんな私のS性。

奴隷が奴隷として、私に尽くしたいと思う姿勢や、奉仕したいと思う心、仕えていたいと願う気持ち、使って欲しいとその身を晒す覚悟にも、強く刺激を受ける。

そういう、奴隷の奴隷らしい姿が見えると、ゾクゾクする。

そういった奴隷の思いが強ければ強いほど、真剣であれば真剣であるほど、私の心は、満たされていく。

そこに、性的な快感があったかどうかに関わらず。


私は、性的快感を得ただけでは笑ったりしない。

奴隷が、真に奴隷らしく私の前に存在している。

それが多分、私のS性を満たすトリガーなのだと思う。


それにしても、本当にややこしいS性だと自分でも思う。

性的快感がいらないわけでは決して無い。性欲もしっかりあるから、プレイでは、それももちろん求めている。

でも、それが、全てではなく、また、S性と完全に連動しているものでもない。

S性だけで独り歩きすることまである。

性欲とがっちり結びついているS性なら、奴隷も楽だっただろうに。

そうじゃないから、きっと奴隷が戸惑ったこともあると思う。

現に、私の性欲を満たせなかったことを本気で悩んだ奴隷がいたのだから。

それなのに、私は、満たされた顔で笑っているのだから。

それで問題ない、十分に快感を得られたと私は言い放っていたのだから。

奴隷が困惑するのも無理はなかったと思う。

奴隷にとっては、調教をされたら、御主人様の性欲を満たすというのは、ある種の使命感のようなものとして、持っている気持ちだと思うし、そのために精一杯のことをしようとする。

でも、それが、上手くいかなくても、私が笑うことがあるのだ。

そして、そのときは、本当に心が満たされた気分でいた。

そんな私を見て、どうすればいいのか、分からなくなったこともあっただろう。

本当に、私は、厄介なS性を持った、厄介な御主人様だったと思う。


テーマ:SM - ジャンル:アダルト

はじめまして
偶然こちらを見つけたのですが、とても興味深く拝見致しました。
同意できることが多いし読み応えがありました!
これからも時々遊びにきますので
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

もしよろしければ私もブログをやってますので
是非遊びに来て下さいね。
[2011/05/30 11:16] URL | ゆりの [ 編集 ]
とても驚きました
今回はvetさんのことがよくわかってなんか嬉しいです。
でも驚きました。
SMとセックスを分けられるなんて思わなかったので。
vetさんがセックスじゃなくても満たされることって私には想像できないです。
でも奴隷さんたちは満たしていたのですよね。
すごいです。
私もそんな奴隷になってみたいって思いました。
私みたいな女には無理かもしれないけど。
[2011/05/30 22:33] URL | 好実 [ 編集 ]

>ゆりのさん
はじめまして。ブログ、読んでくださってありがとうございます。
同意できることが多いとのこと、共感していただけてとても嬉しいです。
読み応えがあるのは、多分、無駄に文章が長いからかな?なんて思いますが、こんな感じでやってますので、よろしければ、お付き合いいただければ幸いです。

ブログやっておられるとのことで、早速、拝見いたしました。
はじめられたばかりみたいですが、とても楽しみにしております。
それから、勝手ながら、私の方からリンクさせて頂きました。
もしも、駄目でしたら、そうおっしゃってくださいね。
ということで、こちらこそ、今後ともよろしくおねがいします。


>好実さん
ブログでは、あまり私のことを直接書くことがないので、ちょっと珍しいエントリーだったかもしれませんね。喜んでいただけたみたいで良かったです。
SMとセックスが分けられるというか、私は頭の中では、分けて考えているということで、実際には、SMとセックスが一緒のことの方が多かったのです。
でも、私の頭の中での整理のしかたとしては、そういう風に考えたほうが自分を理解しやすいということでしょうか。
まあ、こういうことを無理矢理整理したがったり、妙にこだわるのは、理系頭な私のややこしいところでもあるかもしれませんね(笑)
奴隷たちがそんな私を満たしてくれたといっても、特別に私の考え方を見ぬいてそれに対応した何かをしていたわけではなく、普通に奴隷として私の前で振舞っていたのだろうと思いますが、どうなんでしょうね。奴隷たちの心境については、ちょっとわからないところです。
でも、奴隷になるということは、御主人様のことをよく知るということでもあると思いますので、もしも好実さんが誰かの奴隷になったとすれば、自然にできることなのではないかな?と私は思います。
[2011/05/31 08:13] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

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  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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