理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

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 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

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前回の続き。


私が裸エプロンに使うエプロンのイメージを言ったら、それが、見事に幸夫のツボを貫いてしまったらしい…。

すでにこの段階で、幸夫は私も、裸エプロンフェチの仲間だと思っていたのではないかと思う。

断じて違うんだが…。

でも、それは言わないのが大人の対応というものだ。

というか、鼻息荒く意気込んでいる感じの幸夫を前にしては、本当のことは言えなかったというのが、正確なところだ。

「やっぱり、王道とはいえ、白でフリル付きに限りますよねぇ」

なんて、恍惚とした表情で言われた。

やっぱり、それが王道なのか…。

別に他のエプロンでもいい気はするのだが…。

別のじゃ、駄目なのか…。

なんてことは、思っても、もちろん言えない。

「まあ、そうですね」

と、やっぱり無難に返す。

「胸のところに、ハートマークがあるのもいいですよね!ピンクなんかもいいですし、白とか、銀の糸でさりげなく刺繍してあるのも可愛いですよね!」

なんてことも言い出すのだが、そんなエプロン、私は奴隷が付けているのは一度も見たことがない。

だが、そういうふうに言うということは、裸エプロン業界?では、そういうエプロンが普通に存在しているということなのだろう。

「ああ、そういうのも、いいかもしれませんね…」

なんて、やっぱり、話を合わせて返していた。

ずっとこんな感じの会話。

私は、人の話を聞くのは好きな方なので、幸夫の話も嫌ではなかったが、私にとってはどういう風に同意していいのかわからないことも多かったから、結構、厳しいものでもあった。

だから、幸夫との裸エプロン談義は、幸夫の圧倒的迫力の前に、私がたじろぐ形で続いていた。

「それから、vetさん、裸エプロンのどこに萌えます?」

こんな質問がくる。

まず、私は、裸エプロンにそれほど欲情しないのだが…。とは、やっぱり言えず。

それに、”萌える”という、その言葉自体を使うのが、ちょっと恥ずかしいのだが…。

と心の中では思っていたのだが、幸夫の話に乗ることを決めた以上、仕方がなかった。

「萌えるところですか。そうですね…。チラチラと見える、胸ですかね」

といったら、

「おお!素晴らしい!」

なんて褒められた。

微妙に嬉しいような恥ずかしいような、というか、圧倒的に恥ずかしい。

「エプロンの横から見えるか見えないか位になっているヨコチチなんて、最高の芸術品ですよね!」

まあ、確かに、それには同意できる部分はある。セクシーだと思う部分ではある。だが、そこまで力説するほどのものなのかどうかは、疑問だ。

さらに続けて、

「私は、胸もそうなんですが、むき出しのお尻なんかも、最高にいいと思うんですよ。やっぱり前は隠しているのに、後ろは隠せないという、カタルシス。それも素晴らしいと思うんです!」

微妙に言葉の使い方を間違っているような気もしないでもないんだが、こんなことを幸夫が言っていたのが強烈に印象に残っている。

もう、言葉の意味なんてどうでもいいのだろう。

自分の嗜好を分かってくれる人に、それを語るのが楽しくて楽しくて仕方がなく、イメージでしか語ってないような状況だった。

だから、私も、その調子にあわせて、話をするようにした。

そうしないと、幸夫を浮かせてしまうことになる。

せっかく楽しく話しているのだから、そういう事態にはさせたくなかった。

覚悟を決めて、私の知る限りの裸エプロンの話をしてやった。

といっても、奴隷が普段していることを話していただけなのだが…。

「いやぁ、こんなにvetさんが話せる方だなんて、嬉しいです!」

と、幸夫は、涙でも流さんばかりに喜んだ。私も、それなら良かったなと思った。

そんな話を続けているうちに、幸夫が、

「そういえば、vetさんは、どのくらいの頻度で、奴隷さんに裸エプロンをさせているのですか?」

と聞いてきた。

私は、それにも何気なく答える。

「私の場合には、奴隷ですから、言えばいつでも出来ますし、基本的に部屋にいるときは奴隷は全裸なので、料理を作るとか、実際にエプロンが必要な状況になれば、その都度、裸エプロンにはなりますよ」

と。

だが、それを聞いた幸夫は、何かを思い出したようで、ふぅとため息を付き、少し肩を落とした。

どうしたのか?と思った。

あんなに楽しげに話していたのに、いきなり暗くなるのだから。

私は、なにか悪いことでも言ったのか?と思い、

「どうしたんですか?」

と聞くと、

「vetさん、羨ましすぎますよ。本当に、幸せですよね…」

なんて、しみじみと言った。私は意味がわからなかった。

だから、首をかしげて、

「え、なんでですか?」

と、言ったら、幸夫は、

「実は、僕の彼女って、裸エプロン、滅多にやってくれないんですよ…」

なんてことを言い出すのだった。


次回へ続く。


テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト

エプロン
しかしvetさんは本当に聞き上手ですね!
相手に気分良く変態トークをさせる
技術がとても素晴らしいです(笑)

ハートのエプロンは両側の曲線部分が
すぐ前に垂れてきてイライラしますよ!
私も奴隷に着せましたが、キレました!
[2011/06/06 11:09] URL | ゆりの [ 編集 ]

>ゆりのさん
聞き上手というか、好奇心が強いほうなので、自分の知らない話というのは、どんな話であれ、とりあえず聞いてみたいという思いがあるのでしょうね。
それに、やっぱり、皆の中で、誰か一人が浮くような状態になるというのが、嫌なので、そういう事にならないようにという風にはいつも思います。

ハートのエプロンには、そんな思い出があるのですね。
ゆりのさんも、奴隷に着せていたとは。
しっかりと、やることはやられていたのですね。さすがです(笑)
ゆりのさんが、もしも、あの時の話に加わっていたら、きっとかなり盛り上がったように思います。
[2011/06/07 09:31] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
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というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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