理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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前回の続き。


幸夫が、彼女が裸エプロンを滅多にやってくれないというので、私は驚いた。

あんなに好きだというのだし、熱く語れるほどなのだから、幸夫の彼女も喜んで(呆れて?諦めて?)、いつもやってくれているのだろうと思っていたのだが、そうではないということが判明したのだった。

かなり意外だった。

「え、そうなんですか?」

「はい。そうなんです。だから、もう少し、彼女がやってくれるには、どうすればいいのかって、相談したくて、ここにきたっていうのもあるんですよ…」

先程までのハツラツとした表情はなりを潜め、幸夫からは、悲壮感すら漂っていた。暗いオーラが見えるようだった。

「そうだったんですか…」

「ええ。本当に機嫌が良くて、気分が乗っているときにしかやってくれなくて…。一ヶ月に一回やってくれればいいほうなんです」

なんて、うなだれ気味に言うのだった。

「そうですか…」

そこからが大変だった。

私は、気落ちし始めた幸夫を励ますのに、言葉を尽くさなければならなかったから。

もう、色々と慰めたり、私の奴隷の話を少し混ぜてみたり、彼女が裸エプロンをしてくれそうな案を必死で考えて提示してみたり…。

一体、何をやっているのか?と疑問に思いつつも、やっぱり、幸夫が沈んだままになるのは、なんだかかわいそうな気がして、励まし続けた。

かなり時間が経ち、言ってやることもいい加減に無くなりそうになったとき、なんとか、それらが功を奏して、幸夫はだんだんと回復してきた。

そして、回復してくると、やっぱり、独自の裸エプロン論を、またもや楽しげに展開し始めるのだった。

なんとか、はじめの状態に戻った。

とりあえずホッとしたのだが、私には本気で賛同できない話をするので困る、という状態も、同時に復活したのだった。

良いのか悪いのかわからなかった…。

「私は、腹上死ならぬ、裸エプロン上死したいくらいです。裸エプロンしている彼女に抱かれて死ねたら本望です!」

なんてことを、本気な顔で言い出す始末。

落ち込む前より酷くなっている…。

パワーアップして復活している…。

それにしても、普通に考えて、裸エプロン上死はまずいだろう。

それは、彼女がかなり困るし、思いっきり恥ずかしいから、やめてやれ。何よりも、息子のそんな死に方、親が泣くに泣けないから。

とは言えず…。

私も、奴隷に抱かれて死ねたらいいなと思わないわけではないが、実際上、救急隊員が部屋に来たとき、

縛られている奴隷の上に覆いかぶさるようにして倒れている私を見つけたら、絶対に奴隷がかわいそうだ。

駆けつけた救急隊員もかわいそうだ。

私を助けるのか、縛られている奴隷を助けるのか、多分迷うだろうから…。

だから、私は調教中や性処理中にだけは絶対に死ねないと思っている。

でも、幸夫は、そんなことは思わず、とにかく彼女がつけた裸エプロンの上で死ぬことを心から望んでいたのだった。

まあ、裸エプロンフェチとしては、一番幸せな死に方だとは思うが…。

幸せなのはお前だけだ。

しかも、

「vetさんも、裸エプロンをした奴隷さんのエプロンの匂いを嗅ぎながら死ねたら、嬉しいですよね?」

なんて、同意を求められた。

これは、かなり厳しい。

頷いたら、心の中の何か大事なものを売り渡すような気がした。

だからといって、真っ向から否定するのも、その場の雰囲気を壊しそうだったし、先程のように凹まれても面倒くさいことになるので、

「私の場合には、相手は奴隷ですからね。裸エプロンでもいいかもしれませんが、とりあえず御主人様として死ねればいいなと思いますよ」

なんて、微妙に論点をずらして答えていた。

「そうですか。やっぱり、御主人様としては、そうなんですね。なんか、気概が感じられますよ。かっこいいです」

と、なんだか、褒められた。

とりあえず、裸エプロンの奴隷の上で死ぬことに同意しなくて済んだのは良かった。

さらに、ここから、幸夫の裸エプロンの話は、加速度をつけてかなり続く。

長い話だし、私も印象深かったことしか覚えていないから、詳細は割愛するが、それでも今思い出せるだけでかなりのことが頭に浮かぶ。

裸エプロンの時のエプロンは、ボタンで止めるタイプではなく、背中で蝶結びで止めるものじゃないと駄目だとか、

さらに、その結んだ紐が、お尻にちょっとかかるくらいの長さになるのがいいとか、

丸見えの背中の、特に肩甲骨が動くのが見えるのがいいとか、

裸エプロンをしているときの家事は、やっぱり、洗い物をしているときが一番いいだとか、

裸エプロンのときは立っているのが良くて、座っているときはあまりそそられないだとか、

裸エプロンに加えて、メイドが付けているようなカチューシャを付けるのもよく見かけるが、それは邪道だとか…。

とにかく、こだわり満載、思い入れいっぱいの幸夫の話だった。

私は、それを全部聞き、一応、全てにちゃんと応対した。

こんな話が続き、オフ会の終わりの時間も迫ってきた頃、

「vetさんになら、これをお見せしようかなって思えました」

なんて、すっかり私を同志と思い込んでいる幸夫は、おもむろに、自分の鞄を引き寄せたのだった。


次回に続く。


テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト

おもしろい!!
こういう毒舌というかツッコミというか、
いつもとは違ったvetさんの文章がおもしろくて、
PCの前で声を出して笑ってしまいましたww

それにしてもvetさんは、やっぱりやさしい!!
真のSは優しいという、あたしの持論は
やっぱり間違ってないと確信しました(笑)

実際あたしの彼もものすごい意地悪だけど、
そのぶんハンパなく愛情あふれる優しい人ですからw
本人は絶対に優しい部分については認めませんけど(笑)
[2011/06/07 14:22] URL | 美優 [ 編集 ]
優しいです
vetさんは色々な文章が書けるのですごいです。
少し前まではとても真面目で心にズシンと来るようなことをずっと書いておられたのに幸夫さんのことはすごく楽しくて笑ってしまいました。
でもどっちのvetさんも優しいっていうのがすごく伝わってきます。
私もvetさんの優しさに包まれてみたいです。夢ですけど。
[2011/06/08 23:00] URL | 好実 [ 編集 ]

>美優さん
ここしばらく、シリアスなお話とか、真面目なSM論のようなことが続いていたので、たまには息抜き的にこういう話もいいかなと思って書いてみました。
笑っていただければ、幸いです。

私が優しいかどうかは、自覚がないところですが、御主人様仲間には、優しい人が多かったというのは、私も思います。多分、SMというプレイの表面に出る部分が、かなり厳しい分、そこに優しさや愛情を込めて、それが奴隷にも伝わっていかないと、長続きはしないのだろうと私は思います。
愛情のないプレイはただのプレイでしかなく、下手をすると、肉体的、精神的な、暴力としてしか伝わらないと私は思いますので、愛情というのは絶対に必要だと思います。
美優さんの彼も素晴らしい方なのですね。

たくさんの御主人様を見てきた限り、美優さんの持論は間違っていないと私も思いますよ。
そして、本人がそれを認めたがらないというのも同じです。なんだか、似てくるものなのかもしれませんね。



>好実さん
文章、褒めてくださってありがとうございます。
たまには、こういうのもいいかなと思って書いてみました。
でも、あまり褒められると、つけあがるので、ほどほどにしておいてくださいね(笑)
笑っていただけて良かったです。

好実さんにも優しいと言われてしまうと、どうお答えすればいいのか、迷います。
自分では、あまり、優しいとは思わないのですが、人には優しくありたいとは思いますので、そういう風に思って頂けるのでしたら嬉しいです。
優しさに包まれてみたい、ですか…。そこまで言っていただけると光栄なのですが、なんだか照れくさいですね。
[2011/06/09 08:51] URL | vet [ 編集 ]














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著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
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 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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