理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

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少し前に、twitterだったか、どこかのブログだったか忘れたのだが、彼氏に、「おいで」といって呼ばれると嬉しいという、女性の書き込みを拝見した。

これが、すごくよくわかる、と思った。

もちろん、私が「おいで」と言われるのが好きというわけではない。

私が奴隷に「おいで」と言ったとき、いつもと少し違う反応を示していたように思っていたのを思い出したということだ。

だから、その書き込みを見た時に、ああ、これはわかるな、と思った。

すぐに、エントリーにすればよかったのだが、仕事かなんかで、書く時間がなくて、そのままにした。

でも、やっぱりちょっと気になっていたので、それが、今回のエントリー。


私が奴隷を呼ぶとき、近くに来させる時、だいたい、「こっちへ来い」とか、「おい」とか、あとは名前を呼ぶことが多かったと思う。

だから、「おいで」というのは、あまり使ったことがない。

なぜかは、わからない。

ただ、なんとなく、使うことが少なった。

特別に、そういう風にして呼ぶのが嫌だったわけではないし、御主人様が言うべきじゃないとか、いつものような見栄っ張りなことを思うような言葉でもない。

使うことが、恥ずかしいわけでもない。

言わない理由は特に思い当たらない。

だから、多分、私には、あまり使い慣れない言葉だったから、というだけだと思う。

意識しないと出てこない言葉。

それが、「おいで」だったのかもしれない。

そんな、「おいで」だが、それを使ったときのことを思い出していた。

こうやって呼ぶと、奴隷の反応が、少し違うということには、なんとなくだが、気がついていた。

こういう書き方が、適切かどうかはわからないし、私が感じていたものが伝わるかどうかも疑問だが、「おいで」と言って、奴隷を呼び寄せたとき、私の前に来た奴隷は、私に向かって尻尾を振る子犬のように見えた。

簡単に言うと、他の呼ばれ方よりも、嬉しそうに見えた。

なんだか、可愛らしく見えた。

他の呼ばれ方をしても、同じように私の前にやってきて正座し、手をついて、私を見て、

「なんでしょうか?御主人様」

と言うのは、同じだ。

どう呼んでも、言葉も態度も変わらない。

だから、その時だけ、雰囲気が違うと思ったのは、私の錯覚だったのかもしれないし、普段、あまり使わない言葉を使ったことによる軽い違和感のせいだったのかもしれない。

ただ、私は、「おいで」といって奴隷を呼んだ時、やってきた奴隷のことを、少しいつもと違うと感じながら見ていたのは確かだ。

今、考えても不思議なものだ。

とりあえず、奴隷がその呼ばれ方に、他の呼ばれ方とは違う、特別な何かを感じていたとして、奴隷は、嬉しかったのだろうか?

それとも、他の何かの感情が、そこにあったのだろうか?

そんなことを考える。

もちろん、特別に気になっていたことでもないので、

「なんか違うのか?」

なんて、聞いたことはないから、よくわからないが、私に少し違うものを感じさせたのは事実だ。


「おいで」という言葉。

普通の男女関係だと、これを言うには、少し勇気がいるようにも思う。

男が言うにしても、女が言うにしても。

相手に対して、自分が多少優位な立場にあるから言える言葉でもあるだろう。

そして、言われた方も、それに対して素直に、従えるのは、相手とのそんな関係を認めることに、不満がないからだ。

そう考えると、奴隷がこれを言われること、というのは、奴隷として、優位である御主人様にそのように扱われているということを確認するという意味で良いのかも知れない。

こう呼ばれることに、不満が出ないことは理解できる。

でも、それよりもさらに、強い言葉を私は使っている。

「こっちに来い」なんて、もう完全に命令形だ。

「おいで」よりも、明らかに強い。

だから、奴隷が御主人様との主従関係や、その立場を確認するということを考えるなら、こちらのほうが、しっくり来るはずなのだが…。

「おいで」のほうが、なんだか嬉しそうに、奴隷が反応していたように見えたのは、どうしてだろう?

深く考えたことはなく、私も、あの当時は、多少違うなと思いつつも、流していたことだから、今更考えても仕方がないのだが、

書き込みを見て、普通の女性でもそういう風に思うことがあるということを聞いて、今頃になって気になった。

遅い。

もしも、私にこれから奴隷ができることがあったとして、もう一度、「おいで」と呼ぶ機会ができたなら、その時は、考えてみたいことだなと思った。

奴隷の反応を今度こそちゃんと見てみたいと思った。

命令しているようで、完全な命令形とも言えないような、そして、暖かさが感じられるような、微妙なニュアンスを持った言葉だと思う。

もしも、奴隷が「おいで」と言われることに、特別な想いを持っていたのなら、もう少し、言ってやっても良かったのかも知れない。

そういう部分に気がついてやればよかったのかも知れない。

あの頃にはできなかったことだったのだが…。

「おいで」

言葉一つ、たった3文字のことなのだが、かける言葉を大事にすることは、相手を大事にすることだと思う。

言う言葉にしても、書く言葉にしても。

奴隷に掛ける言葉であっても。

というより、奴隷に掛ける言葉であるからこそ、その意味を、また奴隷がどう思うかをちゃんと考えて大切に使うべきだと思う。

奴隷は、普通の男女関係よりも、御主人様の言葉に多分、かなり重きをおいて捉えているように思う。

私の言葉を、時に冗談すらも、真面目に、心から素直に受け止めていた奴隷たちのことを思い出すと、私の発した言葉は、私が考える以上に、大きなものだったのかも知れない。

そういう意味でも、「おいで」も、考えさせられた言葉だった。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


過去記事に今さらコメントごめんなさい☆

「おいで」は可愛がってもらってる気がしますね^^
命令口調ではないけど「来て欲しい」「来させたい」という意味で言えば奴隷にとっては命令なんだと思います。
でも「来い」とは違って、緊急を感じさせないところや、怒っているときには使わない言葉なだけに、可愛がられてる感じがします☆

私がご主人様に「おいで」と言っていただける時というのは、例えば私が頭をぶつけて泣きそうになっているのをご主人様が笑いながら見ていて「おいで」と言って慰めてくれる時や、お互いの気持ちをぶつけ合って、お互いがお互いを理解出来た時、そう呼んで抱きしめてくれたりすることが多いような感じがします。
大人が子供を可愛がるような、vetさんの書いていたように人間が子犬を可愛がるような、愛を感じる温かい言葉のように思います☆
[2013/05/03 16:47] URL | 里奈 [ 編集 ]

>里奈さん
過去記事へのコメントは、歓迎ですよ。
「おいで」はやっぱり、命令としての機能とともに、里奈さんが書いてくださったような、可愛がられているとか、気にしてもらっている、という意味もかなり含まれたものなのかもしれませんね。

言う側としては、そこまで考えていたのか?というと、少し疑問ではあるのですが、「こっちへ来い」とか、そういうものとは、違う気持ちで言っていた感じというのは、やっぱりあるとは思います。
それが、そういう里奈さんが感じられる意図のようなものを、無意識に私が持った結果だったのかどうかは、わからないのですが…。

言葉ひとつではありますが、そこから伝わる感情というのは、大事なものなのですよね。
[2013/05/23 21:44] URL | vet [ 編集 ]














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著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
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