理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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私は、奴隷の体を好きなように扱った。

だから、キスマークなんていうのも、別に遠慮することなくつけたりもした。

鞭やスパンキングの痕でさえも躊躇しなかったのだから、キスマークなんてかわいいものだ。

他には、縛った時の縄痕、拘束具の痕、強く奴隷を掴んだ時に、指の痕がくっきり付いたことなんかもある。

ただ、私は、奴隷の身体は綺麗な方が好きだった。

その綺麗な身体に、無残な痕をつけることが、私としては嬉しい。

だから、痕は付けても、すぐに治ってほしいと思っていたし、後々まで、残る傷はあまり付けたくなかった。

傷があるところに、更に新しい傷をつけるというのは、あまり面白くない。

まっさらなものを、汚す。

綺麗なものを、壊す。

私は、そのことに快感を感じるS性ということ。

私の前に置かれたキャンパスは白くないと嫌だ。


これは、御主人様によって、色々な考え方がある。

奴隷に自分のものである証を刻むということで、消えないほどの傷を付けるのが好きな御主人様もいるし、

前回の調教の傷が残っているのがいいという人もいた。

また、逆に、全くそういうものを付けたくないという人もいる(傷跡がつくような調教をしない)。

ただ、奴隷の意識としては、ある程度の傾向があって、傷が消えないで欲しいと願っていた奴隷が多かった。

私の奴隷もそれは言っていて、調教の時の傷が治ってしまったといって、泣いて電話してきたこともある。

「傷をつけてください」と言って。

奴隷にとっては、御主人様に付けられた傷というのは、奴隷であることの証明のようなもののようにも思う。

傷を愛おしいとも言っていた。

これも、奴隷によって、意識は違うのではあろうが。

そんな、傷痕。

その中で、痕の程度としては、軽い(傷の程度としてという意味ではなく、SMじゃなくても付けることがあるという意味で)部類に入ると思われるキスマークの話をしてみようかと思う。


その日、奴隷は、なんだか様子が違っていた。

少し、思いつめたような顔をしていた。

だから、調教をはじめる前に、話をする時間をとった。

と言っても、首輪をつけ、私は椅子に座り、奴隷は床に正座して私を見上げた格好で、だが。

「お前、何か、考えてるだろ」

「私…」

「話があるなら、聞いてやる」

「あの…」

と言ったきり、奴隷は俯いた。

これだけ見れば、もう、何かあるのは確定なのだが…。

しばらくして、奴隷が顔を上げて言った。

「やっぱり、大丈夫です」

奴隷は、思っていることを言わなかった。

「そうか」

この奴隷の場合、そういう風に言った時には、問い詰めたとしても、それを言わないことが多い。気が弱いのだが、かたくななところもある奴隷だったから。

こういう場合には、あとから、別の方向から、話すことにしていた。

私が、奴隷が何か思うところがあるということを、覚えていればいい。忘れなければいい。

この時もそうすることにした。

そして、奴隷の挨拶も終わり、私は、ひれ伏す奴隷の顔に足を突きつけた。

「舐めろ」

「はい、ご奉仕させて頂きます」

そう言って、奴隷は私の足を舐め始めた。

しばらく、足舐めをあまりさせていなかったから、その時は、念入りにさせようと思った。

だから、私は、本を取り出してそれを読みながら、足舐めしている奴隷を放置した。

と言っても、前にも書いたことがあるが、足舐めの最中というのは、失敗すると足がつるという、非常に辛く、無様で情けないことになるので、本を読みながらも、それだけは気をつけて。

だから、完全に放置したというわけではないのだが、奴隷にしてみると、足舐め奉仕しているのに、それを見てももらえないという状況だから、放置されていると思っていただろう。

それでも、奴隷は、足の指を一本づつ、丁寧に舐めていく。

そして、それが終わると、足の甲、そして裏までも丹念に舐める。

さらに、それも済むと、もう片方の足。

這いつくばり、床に顔をこすりつけながら、懸命に奉仕する。

そして、両足を舐め終える。私もそれがわかったから、本を置いた。

「お前が舐めると汚れるな」

なんて言って、足を奴隷の頭に乗せ髪の毛に擦りつけて拭ったりして、足舐めを終えた。

次の調教に移ろうかと思った時、奴隷が私を見上げる顔を見たのだが、やっぱり何か言いたそうな感じは、変わらなかった。

そして、足舐め前よりも、少しだが、言えそうな様子に見えたから、私の方から促した。

「何を隠してる?」

「…」

「お前が言いにくいことがあるのはわかる」

「でも…。くだらないことなので…」

「本当にくだらなかったら、後で罰を与えるだけだ。俺から受ける罰が嫌なのか?」

「そんなことは…」

「じゃあ、言えるな」

これは、論理的に考えると私の理屈はおかしいのだが、これで奴隷が言いやすくなるのはわかっている。

この時も、やっと、つかえがとれたのか、奴隷は思っていることを言い出した。

「あの、キスマークのことで…」

と。

「キスマーク?」

「はい」

「それがどうした?」

「あの…」

と言って、奴隷が話したのはこういうことだ。

数日前。

奴隷が会社で、何人かの同僚の女性と昼休みに話をした時のことだった。

その中の一人の女性が、首に絆創膏を貼っていた。

彼とのセックスで、彼に付けられたキスマークであることは、女同士なので、すぐにわかったという。その女性も、「付けられちゃったのよ」みたいなことを言って、そんなに深刻に考えているわけではないようだった。

ただ単に、かなりくっきりしたものだったので、そのままにするのは、さすがに恥ずかしいから、絆創膏で隠しているというだけのもの。

そこからキスマークの話で盛り上がったのだそうだ。

そして、その最中に、ある女性が言ったのだという。

「私は、彼にも付けるよ。虫よけに」

と。

”虫よけ”というのは、彼にはすでに自分がいるということを示して、他の女が寄ってこないようにしているという意味だ。

キスマークがどの程度、虫よけになるのかは知らないが、つまりは、その男は私のものだという主張を、彼の身体に残しているということ。

それを堂々とできているということ。

奴隷は、それが羨ましかったと言った。

私は、その話をくだらないとは思わなかったが、ちょっと苦笑してしまった。

でも、奴隷は本当に真剣だった。

自分は、そういうことをしたことがない。

つまり、私が、他の女(この場合、奴隷)に、心が移るかもしれない、ということまで、考えたようだった。

私が苦笑したのは、そんな、昼休みの他愛のない会話でここまでのことを考えてしまう奴隷が、なんだか、可愛らしかったからだ。

「お前、俺にキスマーク付けたいのか?」

「いえ、そんなこと…」

「付けたくないなら、そんな顔してないだろ」

「…」

「お前、バカだな。俺が本を読んでる間に勝手につければよかったのに」

「え?」

「さんざんに、足を舐めてたんだ。付けたければ、付けられただろう。足の裏は無理だろうが、足の甲ならできただろうな。それとも、首じゃないと不満だったのか?」

「そんな…」

「俺が普通の彼女を持つと思うか?」

「あまり、そうは思えません」

「じゃあ、足のキスマークでも、お前の自己主張には、十分だろう。どうせ奴隷には、足舐めさせるんだから、気がつかないことはない」

「そう、ですよね」

「少し考えれば、わかったのに。残念だったな」

そう言って笑った。奴隷はやっぱり複雑な顔をしていた。


そして、それから少ししてから。

奴隷と会った。

私は、やっぱり、足舐めをさせた。

そして、本を取り出して、これみよがしに読み始めた。

前と同じ状況を作った。

奴隷が、どんな反応をするのか?というのが、楽しみだったというのもある。

そして、奴隷が、私にキスマークを付けることで、安心して奴隷で居られるなら、それもいいと思った。

その日、奴隷が足舐めをしながら、どうしようかと躊躇しているのがわかった。

勝手に御主人様にそんなことをしていいのか?と思っていたのだと思う。

私は、本を読むふりをして、そんな奴隷の反応を伺っていた。

結局、奴隷は、キスマークは付けなかった。

私に自己主張の印を付けるよりも、御主人様に許可を得ていないことはできないという、奴隷としての立場、自分が奴隷なのだということを重視したのだろうと思う。

私としては、どちらでもよかったのだが。

そういう判断は、その奴隷らしいと思った。

そして、とても、可愛らしいと思った。

それに、キスマークなんて無くても、私の心には奴隷のことが、これでもかと刻まれている。

未だに、どの奴隷に付けられた痕も、私の心からは消えてない。

もしも、そんな私の心境もちゃんと理解して、奴隷が足にキスマークを付けなかったのであれば、本当に嬉しいことだと思うが…。

どうだったのだろう?

テーマ:主従関係 - ジャンル:アダルト

はじめまして
以前からこのブログを楽しく拝見させてただいております。

私もキスマークとか鞭やベルトのあとが残るのは嬉しいものです。昨日、久し振りにご主人様に虐めて頂いたときにお尻にベルトのあとをつけていただきました。お風呂にはいるまえに鏡で痕を見て、うっとりしてしまいました。あとが消えると寂しいなとも思います。
[2012/07/17 07:43] URL | えり [ 編集 ]

>えりさん
はじめまして。
ブログ、読んでくださってありがとうございます。
やはり、奴隷の方は、そういう風に思われる気持ちがあるのですね。
私の奴隷もそのようなことを言っておりましたので。
ただ、私は、痕が長く残ることがあまり好きではなかったので、消えるようにつけていましたが。
そのあたりは私のS性と、奴隷のM性のせめぎあいだったのかもしれません。
えりさんの場合には、ご主人様は、しっかり付けてくださるのでしょうかね。
[2012/07/19 23:52] URL | vet [ 編集 ]














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まとめtyaiました【キスマーク】

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[2012/07/12 04:28] まとめwoネタ速neo
このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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