理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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奴隷の手は、引くものだ。

首輪につけたリードと同じように。

私は、奴隷の手を引いて歩く。

それが、私の奴隷との歩き方だ。

道路を歩いて何処かに行くということもそうではあるのだが、それよりも、主従関係として繋がり、一緒の道を”歩く”時、そうしたいと思っている。

というより、実際に手をつないでグイグイ引っ張るという行為というよりは、簡単に言ってしまえば、「ついてこい」ということであり、私と繋いだ手の届く「この辺に居ろ」ということ。

要するに、”主導する”、”私のテリトリーの中で守る”。

”命令する”とか、”支配する”ということも、含まれるのかもしれない。

主従なのだから、そんなの当たり前だろうと、思われる方も多いかもしれないが、これが実は違う人もいたりするから面白い。

”放し飼い”の御主人様もいる。

そのくらいなら、恐ろしくテリトリーが広いということで、まだわかる。

でも、何故か、私の目には、その関係が、”飼われちゃって”いるように見える、御主人様?までいたりするから、驚く。

主従といっても、バリエーションがある。

話がそれた。


私と奴隷とのこと。

私は、奴隷の手を引く。

「御主人様、このお店、美味しいですよ~」なんて言いながら、私の前を、ズンズン歩いて行くような奴隷も居た。

一見、放し飼い風に見えると思うが、それでも、私は、主従であった間、その手を離したつもりもないし、引っ張られていたという意識もない。

やっぱり、ちゃんと、引いて歩いた。

意識の問題だ。

その奴隷が私の前を歩いて行くのは、目には見えないが、確実に存在する、私が握っている、リードの範囲の中だ。

犬が散歩で、飼い主の前を歩くのは、別に珍しいことじゃない。

そして、散歩コースっていうのは、テリトリーのことだ。

そのお店が美味しそうというのは、奴隷が食べたいということもあるのだが、私に食べて貰いたいというか、私がおそらく好むであろうものがある店だから、奴隷が行きたいと言っているのは、わかっていた。

そして、奴隷も。

私の前をズンズン歩いたとしても、その範囲は、私のテリトリーから出ていないのだと、奴隷はわかっていたのだと思う。

後ろを振り返り、私が、来ているのをちゃんと確認していたから。

テリトリーの中ではしゃぐ。

その中が、奴隷にとって安心できる場所だったのだと、私は思いたい。


また、本当に手を引かないと、店になど入れない、なんて奴隷も居た。

普段は行かない、ちょっと違った雰囲気のところに行こうとすると、躊躇するような、気の弱い奴隷。

「どんなところ、なのでしょうか…」

別に、SMの劇場だとか、今で言うところのハプバーだとか、そういうお店ではない。

ただの飲み屋なのに、店の前に行っただけで、そんなことを言って、眉根を寄せ、不安そうに、立ち止まったりする。

「ついてくればわかる」

そう言って、私が店に入るから、奴隷も入れる。

そこに入るのは、まさに奴隷の手を引くということだった。

これは本当にわかりやすい。

その奴隷は、リードの範囲、私のテリトリーの中ですらも、私から離れず、後ろからついていきたいと思っていたのだと思う。


また、私に手を引かれる自分を、「ずるい」と思っていた奴隷もいた。

普段、自分で決断して、新しいことにチャレンジすることで、仕事など、人生を切り開いてきた。

誰かに手を引かれるのではなく、むしろ誰かを引っ張って、先に進むことをずっと続けてきた。

そんな奴隷が、私の前で、望んだのは、手を引いて欲しいということだった。

それを望んでいながらも、実際にそうしてやると「私は、ずるいんです…」なんて言い出す。

きっと、自分で決断し、やろうとすればできるのに、それを私に任せ、ついていくということは、その奴隷にとっては、「やれば、できることをわざわざ御主人様にさせた」という意味で、「ずるい」ことだったのだろう。

そう思ったとしても、その奴隷は、私に手を引かれたがった。

普段、誰にもそんなこと、してもらえない。

むしろ、「主導して欲しい」と言ってくる人ばかりが、”彼女”の周りにいる。頼られている。

何処にいても、いつの間にかそういう立場になってしまう。

仕事でも、友達などとの関係でも…。仕事もできるし、頼りになる。誰かに頼られれば、その期待に真面目に、本気で応えようと必死に頑張ってしまう。

だから、そうなる。

でも、本当はそんな自分が、一番手を引いて欲しかった。だから、私にそれを求めた。

そう望む奴隷が、ずるいなんて、私が思うはずがなかった。

いつもの自分ではない状態を望んだから、私の奴隷になったのだ。それを叶えてやれるなら、私は嬉しかった。

何より、奴隷の手を引いて歩きたかったのは、私だったのだから。


”手を引く”といっても、奴隷によって違ったのだが、意味としては同じだったと思うし、私が、奴隷に対して、したい事の一つが、多分これなんだと、最近、気がついた。

あの頃は、御主人様というのは、そういうものだと、思ってやっていた気はするが、私がしたい事でもあったのだなと、今は思える。

だから、あれは良かったと、また一つ、気持ちをちゃんと整理できた気がしている。

そして、「ついてこい」と言って、もしくはそういう雰囲気で、私が手を伸ばし、奴隷が、素直にそれを握って、身を任せられるのは、

奴隷の中に、「この手に引かれていけば、きっとこの人は、嬉しいところ(場所、気持ち、経験…)に連れて行ってくれる」という信頼があったからだと思う。

奴隷の手を引く、また、奴隷が素直にその手に引かれるということは、奴隷にそういう信頼を持たせるということだ。

無条件に、安心してついていけると思えるようにする。

もう少し、自惚れるのなら、「この人についていって、たとえ、あまり楽しくないところについてしまったとしても、それならそれでいい」と思ってくれていたなら、多分、とても嬉しい。光栄なことだ。

奴隷がどこまで、私のことを思っていたかは知らないが…。

そういう意味で、私は、奴隷の手を引いて歩いた、引いて歩きたいと、思っていた。

それが良かったと思っている。

そして、奴隷が出来たら、やっぱり、また、その手を引いて歩くのだと思う。

テーマ:主従関係 - ジャンル:アダルト

拝啓。
ご無沙汰しております。
覚えてらっしゃいますか?バカ話ばかりしていた優です!

vet様、お元気ですか?お変わりありませんか?

私は元気にしております。
友人の結婚式があるので、少しの間帰国しました。

日本と比べると、楽しくはありませんが、それなりに充実した毎日を過ごしてます。


御主人様に手を引いてもらえる時が、いつか来れば嬉しいです。

介護が必要になる前に現れますように!!(笑)


それではvet様、お元気で♪
[2013/04/18 03:16] URL | 優 [ 編集 ]
凄くよくわかります!
vet様

私の周りも「主導権をとって欲しい」と思っている人が集まります。
私だって誰かに頼ったり、リードして欲しい時だっていっぱいあるのに(;´д`)

泣き言もいえず、ぐっと堪えて日々過ごしてますけれど。
そういう人生を歩んでしまった。ちょっと後悔です。


「奴隷」になったら「ご主人様」の支配下では何も主張しなくていいし、決断することもないし、それに伴う責任も果たさなくて良い。安心して導いてもらえる幸せってあると思います。
ある意味「非日常的な人生」かもしれませんね。
[2013/04/18 18:35] URL | みーたん [ 編集 ]

こんにちは。
テリトリーの範囲やリードの引き方など、様々なのですね。とても興味深く読ませて頂きました。
私はどうなのかしら?と考えてみました。
私が知っている繋がれ方に、最も近いものは放し飼いです。放し飼い、それもレトリーバーのような猟犬の扱われ方をしていると思います。
私が考えて動きます。主の意にそぐわなければ、叱責されます。私の考えや動きが至らない時も叱責されます。

「プレイ」の時もそうですし、普段の時もそうでした。
[2013/04/19 18:03] URL | みさき [ 編集 ]

おはようございます、vetさん♪
きゃんきゃん走り回っては、すりすりわんわんの犬かなぁ∪・ω・∪
喜んでくださる顔が見たいから、先を行って楽しいことや美味しいものを探すの♪
でも、やっぱり引いているのは主であり、見える範囲ではしゃぐ。
どんなことがあってもぴったり、それが主従ですね^^
[2013/04/22 09:34] URL | もものすけ [ 編集 ]

お返事がかなり遅くなりました。申し訳ありません。

>優さん
もちろん覚えておりますよ。いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
それに、そのうち、私のカットをお願いする予定を私は勝手に入れている(笑)、優さんですからね。

お元気にされておられるとのことで、何よりです。ただ、日本よりは楽しくないとのことで、なんだか残念ですね。なにか、そちらでも、楽しいことが見つかるといいのですが…。

かなり環境が違うところですから、大変だとは思いますが、これからも、お体にはお気をつけて、がんばってくださいね。応援しておりますので。

また、優さんの手を引いてくれる御主人様が見つかりますようにと願っております。
本当に、良い方が居るといいのですが…。

コメントなどは、いつでも楽しみにしておりますので、また顔を出してくださいね!


>みーたんさん
主導権を相手に渡すということは、”自由を奪われる”ということでもありますから、どこまでがいいのか?というのは、人それぞれですね。
ただ、私の奴隷の中にも、みーたんさんが書いてくださったように、普段は自分が主導権を握って、引っ張っていく立場というか、そういう性格の奴隷がいましたから、そのお気持ちはよくわかります。
その奴隷は、私と居る時には、とにかく、引っ張って欲しかったのだと思いますが、最初は、なかなか、素直にそうなれずにいて、普段の癖のようなものが、出てしまっていたりしました。
ですから、主従になったとしても、完全に手を引かれて歩けるようになるのは、時間がかかる人もいるかなとは思います。

でも、主従というのは、おっしゃる通り、非日常だと私は思いますから、主導権があり、責任もある、日常から抜けだして、思いっきり、相手に身を任せてみることが、嬉しいと思えるなら、そういう関係を目指すのは、とてもいいと思います。
自由はなくなりますが、それでも、満たされるならば、幸せだと思いますので。


>みさきさん
猟犬の放し飼いのような関係なのですね。
確かに、それは、みさきさんとのお話から、私もイメージ出来ます。

ですから、みさきさんの御主人様というのは、かなり広いテリトリーを持ち、その中で、まずは、好きに走らせて、そこに問題があるときに、修正するという形なのですよね。
私は、もっと狭いテリトリーで、つないで、躾けるような感じですが、やはり、御主人様によって、かなりの違いがでてきますね。
とても、興味深いと思います。
どれがいいとか、そういうことを言うつもりはないですが、そのテリトリーの広さは私には持てないかもしれないなと、感じます。


>もものすけさん
もものすけさんは、御主人様のリードの範囲で、前を歩きながら、面白そうなものを探して、御主人様のところに咥えて戻るタイプということですかね。
それで、御主人様が満足したら、ナデナデして貰いたいという感じでしょうか。
そういう奴隷も、とても可愛いですよね。
本当に、色々なタイプがあると思います。

でも、奴隷であるということですと、やはり、御主人様の見ている範囲というのは、どんな方も、意識するということが、根底にあるんでしょうね。
そこを逸脱しないことっていうのは、一つ、奴隷であることの証かもしれませんね。

[2013/05/02 22:39] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
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 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
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  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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