理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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私はパンストフェチだ。

なんて、新年最初のエントリーの出だしがこれっていうのは、いかがなものか?と思うのだが、まあ、これから、このエントリーに、書きたいことを書くにあたって、これが一応重要というか、全ての元凶でもあることなので、書いてしまった。

今年も、私は、恥ずかしいことをたくさん書くのだと、暗示しているようだ…。

ああ…。

まあ、いい。

私がパンストフェチなのは、ブログを前から読んでくださっている皆さんは、お分かりかと思うが、そのせいで、奴隷の服装というのは、ある程度決まってくる。

パンストが見える服装。

そして、パンストが映える服装。

だから、下半身はスカート。

それも、長くても、膝が隠れる程度。それよりも長いスカートというのは、まず無かった。

奴隷になりたての頃、私の、このフェチをあまり奴隷が理解していない時には、他の服装もあったのだが、

そうなると、私は、あからさまに機嫌が悪くなるという、とても迷惑なやつなので、奴隷はそのうち、そういう格好しかしなくなっていった。

フェチというのは、厄介なものだ。

そして、このフェチは、更に厄介なことに、別のところにも派生する。

どうなるのか?というと、パンストにスカートという服装を奴隷が選ぶことが、ほとんどという状態になると、靴も自然に決まってくる。

パンプス、もしくは、ヒールが、圧倒的に多くなる。

奴隷のスニーカー姿なんて、ほとんど見たことがない。

というよりも、私が、「その服装(フェチ)に合うように、他の部分も考えろ」という雰囲気を、思いっきり醸し出していたのだろうから、

奴隷にしてみると、靴の選択肢というのは、自然に限られてくる。

その結果だ。

間接的に、ではあるが、明らかに、私が、スニーカーなど、比較的カジュアルな靴を撲滅したと言っていい。

何度も繰り返すが、本当に、厄介な御主人様だと思う。


ここで、少し話を変える。

私が東京に居た時、大学院を卒業した後は、ごく普通のサラリーマンをしつつ、たまに個人事業主として、やりたい仕事をするというような働き方をしていた。

普通のサラリーマンだけではなかったのだが、別の仕事がやたらと儲かったとか、そういうことはないので、別段、金持ちでもなかった。

単身者用のアパートで暮らす、ごく一般的な、IT系の技術者だった。

当然のように、あの頃は車も持っていなかった。

私の給料で車が買えないわけではなかったが、都内に住んでいたから、公共交通機関のほうが便利だったので、その必要もあまり感じず、逆に、駐車場代などの高い維持費を払う気にはならなかったので、持たなかった。

F1とか、カーレースは好きだし、スーパーカーと言われるような車を見るのも好きだが、高級車を所有することにステータスを感じるタイプでもないので、車を買うことは考えなかった。

たまに、山梨とか、伊豆の方とか、長野とか、ちょっとした遠出をするときには、レンタカーを借りていたのだが、それで十分に楽しんでいた。

だから、奴隷とどこかに行くという時、電車と徒歩ということが、多かった。

つまり、歩く。

ここまで書いて、何が言いたいかわかったかと思うが、奴隷が私と一緒にどこかに出かけるとき、奴隷は、ヒールで歩いていたことが、多かったということ。


一緒に歩いている時、奴隷が、話に夢中になったりする。

足元をちゃんと見ないで歩いていたりする。

「御主人様、私、この間…」

グキッ…

私の方を見て、何かを言おうとした瞬間、こんなことになってうずくまったりする。

「うぅぅ…」

ヒールというのは、コケやすい。

足を捻りやすい履物だ。

私が、手をつないでやっていても、足を捻るより早く、体を持ち上げてやるのは、さすがに無理だ。間に合わない。

こんなことが、結構あった。

その時、奴隷の足の捻り方にもよるが、その後の対応は色々だった。

軽いものであれば、少し休んでから歩き出したり、近くのベンチで、小休止したりということもあったのだが、思いっきりやってしまった場合、そして、終電などが近かったりして、回復を待つ時間があまりとれない時など。

私は、奴隷を背負ったことがある。

前置きが長かったが、ここからが今回の話。

奴隷を背負うこと。

足をくじいた奴隷の前に、私が背中を向けてしゃがむ。

その意味は奴隷もわかっていた。

その時の奴隷は、大抵、

「大丈夫ですから」

と言ったのだった。

確かに、町中で、背負われるというのは、恥ずかしいというのもあるのだと思う。

私は、そういうのはあまり気にしないのだが、奴隷は恥ずかしいと言ったこともあった。

でも、奴隷が、一番気にしたのは、御主人様である私に、負担をかけてしまうということ。

遠慮、というよりも、自分の立場をわきまえているということ。

奴隷は、御主人様の快適のために存在する。自分のために御主人様に迷惑などかけられない。

背負ってもらうこと。

全ての体重を預けて運んでもらうなんて、奴隷としての自覚が、十分にできてしまった奴隷にとっては、とてもできないことになっていた。

だから、

「御主人様に、背負っていただくなんて…」

奴隷は、そう言って、私の背中に、すぐに体を預けようとはしなかった。

その時、私は、とても寂しいと感じていた。

奴隷との絆というか、心のつながりは持っているつもりだった。

でも、奴隷が、動けない時に、それに手を差し伸べても、それを奴隷は掴まない。というよりも、主従という関係から、掴めなくしてしまった。

それが、御主人様なんだなと、そのとき、すごく明確に実感した。

自分で、主従という、格差のある関係を作っておきながら、こういう時だけ、寂しさを感じるのは、卑怯なのだと思う。

格差を作り、それに、奴隷をはめ込んだのであれば、最後まで、それを通すべきなのだと思う。

それが、本当の、御主人様の覚悟なんじゃないかと私は思う。

頭ではそう思う。

でも、私は、奴隷が、私の背に、その体を素直に預けてくれることを願っていた。

その時の私にとっては、それが、おそらく幸せなことだったのだと思う。

それなのに、奴隷は、私に背負われることを、拒んでいた。

拒むようにしたのは、確実に私だ。

「お前は、俺の奴隷なんだ」

と言っては、いつも、奴隷に奴隷という立場を意識させ続けた。

奴隷というのは、御主人様に尽くすためにあるものだと、躾けた。

その結果、奴隷が私のために何かをするのが当たり前で、奴隷のために私が何かをするということは、奴隷はおこがましいと思っていた。迷惑をかけることと思っていた。

そんなことは、できないと、奴隷は信じていた。


でも、その時の私は、背負われて欲しかった。

これは、御主人様というか、私と奴隷のジレンマだと思う。

もちろん、奴隷が足をくじいた時、そんなことを考えずに、「ほら、早く歩け」といって、さっさと行こうとする御主人様も居るだろう。むしろそのほうが、主従らしいのかもしれないし、奴隷も、困らずに済むのかもしれない。

そうは思うのだが…。

私は、やはり、奴隷の前にしゃがみ、背を差し出す。

そして、遠慮する奴隷に、結局は、こう言う。

「背中に乗れ。命令だ」

と。

そう言われてしまうと、奴隷は私の背に乗らざるをえない。

命令だから。

でも、命令だからではなく、私の気持ちとして、背負ってやりたかった。

そのことが、奴隷に伝わらないのが、寂しかった。

先日、新年会の帰りに夜の街を歩いていたら、酔っ払って、半分寝ているような感じの女性が、おそらく会社の同僚か誰かに背負われて、タクシーまで運ばれていくのを見て、このことを、思い出した。

私は、あんなふうに、背負いたかった。

奴隷に頼って欲しかった。

奴隷を守りたかった。

でも、それを許さない立場にさせたのも、私なんだなと思って、ちょっと複雑な気持ちになった。

奴隷と分かり合いたかった。分かり合っている部分はたくさんあったと思うけれど、こういうことに関しては、奴隷には、違うことを考えさせてしまった。

御主人様に、迷惑をかけてはいけない。

奴隷は強くそう思っていたのだと思う。

でも、それは、迷惑などではなく、私の望みだ。

奴隷が困っていたら、助けたい。私の自然な思いだ。

だけれども、それは、奴隷にはわからないことなのだ。

奴隷、だから。


そんな状況で、一つだけ、救いだったのは、

命令して、奴隷が私に背負われた時、

「すみません」「申し訳ありません」と、背中で何度も謝る中で、

「御主人様の匂いがして、幸せです」

と奴隷が言ったことだ。

私の匂いについては、どうでもいいのだが、背負われていることに、奴隷が少しでも幸せを感じていたなら、私は嬉しい。

その言葉が、私にとっては、宝物のように感じた。

言葉を見る限りでは、相当自己評価の低い女性のようですね。
私はこういう時をM(マゾ)のMではなく、メランコリー親和型のMさんと呼んでます。
相手の女性が拒否した。負担になるからと。
でも、vetさんは相手の女性を背負ってあげたんですよね。
もし、その時背負わなかったら、相手の女性も傷ついたし、
vetさん、あなた自身も傷ついたんですよ。刑法とかを抜きにしてです。
想像してください、もし、そのままそのM女性さんを置き去りにしていたら、
どうなっていたかを。だから悩まなくてもいい。

相手だって口では拒否してる、奴隷だからと。
そして、じゃあ、そのままでいいかとvetさんが帰ってしまったら、
その後にあなた自身がひどく後悔したはずです。
だから相手を背負った時、そのM女性さんではなく、
vetさんは自身を救ったんです。背負った時、心が軽くなりませんでしたか。
背中は重くても。相手のパートナーさんだって内心では嬉しかったはずですよ。

そして、自身の感じた悩みについても何かに気づいたはずです。
そう、主従関係がある前に、人間関係があることを。

寂しさを感じて卑怯だと思った。つまり、それは自己を客観視したということです。
自分の弱さを認めたといってもいい。
相手の為にしてやってる、あるいは自分が相手を支えている。
そう思っていた時、何かの拍子にはっと気が付くことがあります。
本当は自分の為にしている、本当は相手だって支えてくれている。
主従関係や御主人様以前に私もまた、ひとりの人間だったと。

そういう気づきはvetさんも心当たりがあるはずです。
驕っていたり、天狗になっていたり、エゴを守ろうとしていたり、
でも、そういう時にふと感じる。自分は傲慢になっているのではないかと。
そして相手の目線から考えたり、あるいは自分のエゴや傲慢さを捨てる、
そういう時にわかる。
たかが、主従関係、たかが、御主人様、そう思って自分を笑い飛ばすと気が楽になります。
vetさんが相手を背負った、それはお互いを助けたということです。
当たり前のことでも、それはとても素晴らしいことなんですよ。
申し訳ありません。なんだか不躾なコメントをしてしまって。
[2015/01/16 14:20] URL | まりさ [ 編集 ]
奴隷を守る
vet様

奴隷は主様にご迷惑をかける、または主様の負担になる事を
極端に嫌います。
だから、vet様の奴隷さんの気持ちもすごくよくわかります。
これも、前回のエントリーの「ご主人様とのおしゃべり」から
改善というか、主様からの奴隷への想いを伝える事で
良好な関係になるのではないか?と感じました。
これは、奴隷を飼う主様の覚悟だと思うのですが
「全て受け入れるそして受け止めるなにからでも守る。」
何かしてもらったら、すみませんでなくありがとう。だと
主とはそういう者。と、
教えていただきました。
共に過ごさせていただく間の中で
色々な事が起こります。
その1つ1つで主様から想いを教えていただければ
委ねさせていただく幸せを知る事が出来るのだと
思います。
vet様の
「私の気持ちとして、背負ってやりたかった。
そのことが、奴隷に伝わらないのが、寂しかった。」
奴隷を守る覚悟の気持ちの表れだと感じ
奴隷としてとても心温まるエントリーでした。
ありがとうございます。

[2015/01/16 15:36] URL | マル [ 編集 ]
とても共感しました。
vetさん、はじめまして。
わたしはまだ駆け出しの主です。
いつのまにかこの道に進んでいました。
以前からvetさんのブログは拝見させていただいておりました。
今回のエントリーを拝見して、本当に切に共感し涙が出ました。
まだまだ、自分には至らないとこがいっぱいあります。
だけど、この気持ちを忘れぬように自分の道を歩んでいきたいと思います。
まとまりのない、よく分からない文になってしまいました。申し訳有りません。
どうか、ご容赦を。
[2015/01/17 18:20] URL | D [ 編集 ]
だけど
こんにちは。ご無沙汰しております。

背負われてしまうと。ずっと・・と願ってしまいそうです。
それではイケナイ事を知っています。
立場を明確にしなくてはいけません。
全身で凭れ掛かることは、怖いことでもあります。

その奴隷さん。
お幸せだったと思います。
[2015/01/17 19:44] URL | とうこ [ 編集 ]

私もかなり戸惑うと思いますが、私のご主人様も命令という形をとられると思います。私が強く拒むと思いますので。以前、vet様のように御自身のお気持ちから出たお言葉を、この件のように「奴隷なのに」が強過ぎて拒み、お気持ちに添えなかった事を思い出しました。やはりご主人様を悲しませてしまったと思います。その都度、ご主人様のお気持ちを察することが出来るようになりたいです。
vet様のブログはご主人様のお気持ちのヒントになりますので参考にさせて頂いております。
[2015/01/17 22:55] URL | パンダ [ 編集 ]

こんばんは。
なんか、嬉しくてコメントしてしまいました。
きっと、奴隷さんは本当に幸せを感じていたのが伝わって。vet様のせつない気持ちが伝わって。
「思い遣り」って、関係性には関わらずに、やっぱり嬉しいものです。
でも、「背負うから」「よろしく~」
では絶対ないし、「ちょっと~、足捻ったから背負ってよ」でもない(笑)
奴隷さんの反応は、至極当たり前だったのですよ(笑)
1度は断った奴隷さんも、vet様に「じゃー歩け」と言われたら寂しかったたと思うし、「命令」だからこそvet様の思いは奴隷さんに伝わったのだと思います。
vet様のような方がいらっしゃると安心します。



[2015/01/27 23:15] URL | [ 編集 ]

>まりささんへ
不躾なコメントなんてことは思いませんよ。ありがとうございます。
そういう風に考えると、確かに私は、私自身が、後悔しない方法を選んだということなんですね。そして、奴隷も命令であっても、そうされることで、嬉しいという気持ちがあったと考えられるのであれば、それは私も嬉しい事です。

自身の傲慢さというのは、私は、最初のころ、違うことを考えていました。
傲慢であること、わがままであることが、御主人様であることだと、思っていたところというのは、結構ありますね。
ですから、むしろ傲慢になりたいと思っていた部分はあると思います。もちろん、私に最初は傲慢さがなかったとは言いませんが。
ただ、後になって、思い始めたのは、奴隷に対して、注ぐ気持ちは、素直でありたいということでした。自分が傲慢ではないか?ということも思い、そして、その匙加減に悩んだ時期もありますし、未だに、どのくらいがいいのか?というのは、答えは出ない問題かも知れません。

そして、今は、あの時、ちゃんと背負って良かったなということです。まりささんが書いてくださったとおり、少なくとも、私は救われたと思っています。

>マルさん
そうなんですよね。奴隷は、御主人様である、私の迷惑や負担になることを、極端に嫌う傾向がありました。すべての奴隷が均等にそうだったわけではなく、私が言えば、ほんの少しの躊躇だけで、乗ってきた奴隷もいましたし、今回のエントリーのように、なかなかそれができなかった奴隷もいます。
奴隷だからということと、それぞれの性格とか、主従への気持ちとか、そういうものも、含めて、奴隷は、それぞれに考えて居るのだということを、知ることができたなと思います。
私の気持ちとしては、奴隷をしっかりと包んでいたいというのが、ありましたから、そういう意味で、背中を差し出したら、遠慮せずに、体を預けて欲しかったですけれども、私に、御主人様としての、考え方や、プライドなどがあるように、奴隷にも、奴隷としての誇りのようなものも、あるのだと思います。
それも、含めて、奴隷のことをわかってやれる御主人様というのが、理想なのかもしれませんね。私は、かなり程遠いのですが。
でも、色々なことが起きて、その時、その時で、お互いに思いを共有していけたら、本当に嬉しいですよね。
全部は、できなかったかもしれませんが、いくつかはそのように、奴隷と分かり合えた部分もありましたので、そういう時、私は幸せだったなと思います。


>Dさん
はじめまして、でしたよね? コメント、ありがとうございます。
主側の方のコメントも、とてもありがたいです。
書いてくださったように、感じていただけたのでしたら、とても嬉しく思います。
かけだしの主様とのことで、色々と、考えることも多いかと思いますが、自分が至らないのではないか?という気持ちを、持って、謙虚に奴隷との関係を考えておられるのは、とても素晴らしいと思います。
そのお気持ちがあれば、奴隷とうまくやっていくこともできるのではないかと思いますので、がんばって下さいね。応援しております。


>とうこさん
背負われた奴隷が、ずっと、って思ってくれたら、それは、私にとっては、嬉しいことです。
ただ、奴隷にとっては、やはり複雑な思いというのは、あるのですね。
奴隷の立場というか、マルさんへのコメントでも書きましたが、奴隷としての誇りと言いましょうか、立場をわきまえていたいという思いとのジレンマなんかも起きてくるのかなと思います。
そういうところも、含め、わかってやれる御主人様だったらいいなと私も思いますが、なかなか難しいものですよね。
私は奴隷の経験が無いので、奴隷の本当の気持ちを理解することは、もしかしたら、ずっとできないのかもしれません。
でも、出来る限り、理解して、この世で一番の理解者になってやりたいものです。


>パンダさん
私のブログが、パンダさんが、主様を考える上で、多少なりともお役に立てたなら、それは嬉しい事です。
とうこさんへのコメントでも書きましたが、私には、真に奴隷の気持ちというのは、理解するのは難しいのだと思います。それと同じように、奴隷にとっても、御主人様の気持ちを理解するというのは、難しいことなのでしょうね。
立場を大きく違えた関係であるがゆえ、また、男女という性差があるがゆえのことかと思いますが、それを理解していくことができて、相手の気持ちを大事にできたら、幸せですよね。
難しいですが、その都度、しっかりと話しをしたり、相手の態度や表情をみたりして、察することができるようになったら、関係が進んでいくということなのかなと思います。


>名前欄が、空白さん
お名前が書かれておりませんでしたので、このように、お呼びしてしまいますが、コメント、ありがとうございます。
空白さんが、書いてくださったこと、確かにそうだなと思いました。
そういう会話とか、感じで、背負う事になったり、背負わないで終わったりしたら、やっぱり、奴隷と御主人様の関係としては、ちょっと、違うかな?と思いますね。
もちろん、そういう関係があってはいけないという意味ではないですが、なんとなく、それは、違和感があるなと思いました。
逆に、そのように言っていただけると、私がしたこと、また、奴隷の反応というのは、主従としては、とてもそれらしいものであり、自然な主従の形だったのかなと思えて嬉しいです。
あの時は、あれで、本当に良かったのかもしれませんね。
[2015/02/13 23:42] URL | vet [ 編集 ]

お返事ありがとうございます。
もし、vetさんがまた、同じ状況になった場合、このチャーチルの二つのエピソードが役に立つかもしれません。


イギリス連邦政府の要人のためにロンドンで催されたある晩餐会でのこと。
ウィンストン・チャーチルは顔見知りの客が値がつけられないほど、
貴重な銀の塩入れを盗もうとしていることに気づいた。
問題の紳士は希少な工芸品をディナジャケットにこっそりすべりこませ、
静かに出口へと歩き出した。
チャーチルはどうしただろうか?
主催者の顔も立てなければならないが、不祥事も避けたい。
その板挟みに悩んだ末にふと妙案を思いついた。
一秒も遅れてはならないと、すぐにペアの胡椒入れを手にし、
こっそり、「自分」のジャケットにいれた。
それから<共犯者>に近づき、密かに持ち出した調味料入れを見せた。
「俺たちは見られていたみたいだ」チャーチルは囁いた。
「あそこに戻したほうがいいぞ」


一九四一年の夏、ジェームズ・アレン・ウォード軍曹はヴィクトリア十字勲章を受けた。
ウェリントン爆撃機に乗り込んで、オランダ沖に広がるゾイデル海の上空を一万三千フィートで飛行中、
発火した右翼のエンジン火災を翼に乗って消し止めたのだ。
そのとき、彼はたった一本の命綱を胴に巻いていただけだった。
数年後、チャーチルはこの向こう見ずで恥かしがり屋のニュージーランド人の勲功を祝福しようと、
首相邸宅に呼び寄せた。
ふたりの面会はぎこちなく始まった。
恐れを知らない空軍兵士も偉大な人物の前では口がきけなくなり、
ごく簡単な質問さえさばけずに困り果てていた。
そこでチャーチルは違う手を試した。
「君はわたしの前で、自分がつまらない場違いな人間だと感じているんだね」
「はい、閣下」とウォードは答えた。
「ならば、君にもわかるだろう」とチャーチルはいった。
「わたしも君の前では、なんとつまらない場違いな人間かと感じているんだよ」

こういうエピソードを読むと、何故、チャーチルが説得の達人と呼ばれたのかが、
よくわかりますね。ある種の禅問答といってもいいです。

例えば相手を助けたい、でも主従関係は維持したい。
それならどうすればいいでしょうか。

例えば上記の記事の例ならこんな感じに対処もできたはずです。
「なんだか急に筋トレがしたくなったな。おい、お前、俺の背中におぶされ。
お前の体重なら丁度いい重さになりそうだからな」
それで拒否されたらこういえばいい。
「お前は主の命令を無視するのか。別に俺はお前のことを気にかけてるわけじゃない。
ただ、運動するのに重しになるものを背負いたいだけだ」

今出した私の一例はちょっとチャチですが、こういう方法もあるかなと思って頂ければ幸いです。
他にもここから色んな例が考えられるはずです。
海で母親と妻が溺れた。どちらを助けるか。
あなたはある師匠に弟子入りを乞うた。
その師匠が茶を出して、あなたにこう言った。
「この茶を飲めば、お前をこの鞭で叩く。茶を飲まなければ、弟子にはしない」
禅問答っていうのは思考力と判断力を養うために生み出されました。
だからこういう話を読んで自分なりに考えるのも頭を鍛えてくれます。
それともvetさんはこういう話、あまり興味はありませんか?
[2015/02/17 16:44] URL | まりさ [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
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