理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

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私は、仕事に関しては、あまり、感情を差し挟まないほうだと思う。

というよりも、意識して、そうしないと、私は、仕事をうまく回せない、不器用な人間なので、いつの頃からかそうなった。

仕事では、結果を、当然、求める。

自分に対してはもちろんだが、一緒に仕事をする、相手に対しても。

必要な結果を出すし、出させる。

出せなければ、それなりにペナルティがあるわけだし、それは当然だと思う。

これは、わざわざ言うまでもなく、仕事をしていれば、どんな職場でも、普通のことだと思う。

もちろん、仕事中に笑うことは一切なく、殺伐としていて、周りにも仕事をガリガリ強要するとか、そういうわけではない。

ちゃんとコミュニケーションはとるし、できるだけ良い雰囲気で仕事ができるように、配慮する。

でも、基本的に、仕事に関する判断において、感情を動かさないようにしている。

ただ、それを、日常生活に持ち込みたくはない。

家族とのこと、友人とのこと、また、仕事が終わったあとなら、仕事相手であっても、できるだけ、心を優先して、接したい。

要するに、仲良くしたい。良い関係でいたい。

理屈っぽく考える私だから、ついつい、効率的なことを優先して、相手に対して、何かを言ったり、行動したりする気持ちが出てくることがあるので、それは気をつけるようにしている。

効率よりも、心地よく付き合えるかどうか。

そう思っている。

これも、わざわざ言うまでもなく、多分、多くの人がそうしていることだろうと思う。

親しくしたい人とは、効率とか、損得とか、関係なく、心から、親しく付き合いたいと思うのは普通だろう。


そして、奴隷に対して。

これが、ちょっと考えてみたら面白いなと思った。

私の中での、奴隷の価値というか、奴隷に求めることの優先順位は、

エントリーの題名の4項目で言えば、

心>意欲>>>過程>>>>結果

だったりするのだが、奴隷に対して、下す言葉や、接する態度は、

結果>過程

意欲と心に関しては、口や態度に出すことすらあまりしない。

つまり、奴隷には、「奴隷としての結果を見せろ」と要求する。

私の中で、思っていることと、実際に、接している態度が、こんなにも逆な関係というのも、他には無い。だから、面白いと思った。


例えば、調教の最初と最後に、奴隷に挨拶をさせる、なんていうのもそうだ。

ちゃんと、自分から挨拶を始め、正座ができ、綺麗に揃えて手をつき、頭を床につけ、しっかりした敬語を用い、私が思うような内容で、挨拶をする。

そういう結果を求めるし、それができなければ、罰を与える。

ちゃんとできても、理不尽に、与えたりもするが…。

まあ、それはいい。

私と一緒にいる時、電話などで私と接している時、奴隷には、奴隷としての立場をわきまえた言動を常に求める。

私が、奴隷を調教し、躾けて、奴隷に求めたものというのは、こういう”奴隷”として存在するという、結果だ。また、そこに向かう過程。

だから、奴隷の前での、私の態度は、奴隷をそう仕向けるように、なっていたと思う。

でも、そんな態度で椅子にふんぞり返っている、私の気持ちは、奴隷との心のつながりが一番にほしいと思っていた。

求め、願っていた。

”奴隷”という立場をわきまえた行動を取れるかどうか、上の例で言えば、私が思う通りのちゃんとした挨拶ができるかどうか?で、奴隷を評価しているわけではなく、奴隷が、私にどれだけ心をひらいてくれているのか?ということが、一番気になっていた。

結果は、あとから、ついてくればそれでよかった。

その過程を奴隷が進んできてくれていれば、問題ないし、それすら、なかなかできなくても、そのための意欲があり、一生懸命に奴隷になろうとしていれば、いい。

そして、私に心を向けてくれていたなら、それがなによりも嬉しかった。


こんな風に思っていた私の中の気持ちと、実際に態度に出して、奴隷に要求したことは、真逆だ。

これは、御主人様として、奴隷に自分の気持ちをダイレクトに伝えることが、どうしてもできない私の、ひねくれた特性だ。

他の御主人様はちゃんと、そういうことも、スムーズにできていたのかもしれないが、私は、こんな風にしか、奴隷に対して、接することができなかった。

突き放すような態度を取りつつも、奴隷の心がほしい。

好きな女の子ほど、いじめてしまう小学生よりも、たちが悪い。

それが、私の奴隷への接し方だ。

だから、自分の気持ちと裏腹の、ややこしい自体が、頻繁に発生するわけだが…。


でも、御主人様として、奴隷の前に、しっかりと居たい。

その気持ちは、大きくあった。

常に、奴隷に対して、奴隷としての立場を認識した振る舞いという”結果”を求める厳しい存在として居たい。

また、奴隷が、頼れるものとして、存在していたい。

私の望みとしても。

そして、多分、奴隷も、そんな御主人様であることを望んでいたと思う。

でも、私の気持ちの中では結果はあとでいいから、まずは奴隷の心が欲しかった。


そういうことを思い出していて、「主従関係というのは、ややこしい」

そう思ったが、こんな風に書いてしまうと、他の主従の方々に怒られそうなので、言い直せば、

"私"というのは、本当に、ややこしいし、面倒なやつだ。

と、思えるし、そんな自分に苦笑する。

と同時に、こんな奴に、黙ってついてきてくれた奴隷たちに、本当に、感謝しないといけないなと、とても強く思っている。
















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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

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