理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


※パソコン以外で見ていて、何故かここしか表示されずに困った方は、以下のボタンを。

 ▼スマホの場合▼
スマホ版へのボタン

 ▼携帯の場合▼
携帯版へのボタン

美佳が叫ぶのは、とても珍しいことだった。

その声を聞いて、私はかなり驚いた。しかも、矛先は、美佳がずっと気にしている両親だった。

「なんで、私の邪魔ばっかりするんだろう…」

興奮してそう言った美佳の目は新しい涙で一杯になっていた。

肩が震えていた。

私には、もう、かける言葉が無かった。

だから、私は、美佳の正面に座りなおし、その肩にそっと手をかけ、抱き寄せた。

「もう、いいから」

そういって、美佳を包むようにして、抱きしめた。

私の腕の中で、美佳は泣き続けた。

ただ泣くだけで、何も話さない。

かなり長い間、私はそうしていた。

美佳が落ち着くまで、抱いていようとおもった。

そして、やっと嗚咽が小さくなったとき、

「あの…」

と美佳がつぶやいた。

「ん?」

「あの、私のこと、抱いて…」

「え?」

私は驚いて、美佳を胸から解放し、その顔を覗き込む。

その日は、美佳のアパートで過ごすつもりではあったが、セックスをするという予定は無かったし、私もそういうつもりは無かった。

「もう、両親に振り回されるのが嫌だから…」

「そうか…。でもな、前にも言ったけど、勢いでそういう事すると、きっと後悔するから。また、ゆっくり考えような?」

「考えたの。私、この間、ダメって言ってからずっと考えていたし、今日、あなたが来るからいいって思ってた。クリスマスだから、記念だから、嬉しいから」

「でもな…」

「気持ちの整理つけてあるから。大丈夫だから」

必死な顔で私に言った。

美佳の懇願に私の心は揺れていた。

前回、セックスがうまくいかなかったときからすでにかなりの時間が経っている。

だから、美佳が心の整理をつけていたというのは、嘘ではないだろう。

それにクリスマスだから、というのも、動機として悪いものじゃないだろうと思った。

最初は誕生日に合わせようとしたくらいだから、クリスマスでもいいというのはわかるし、美佳がそうしたいと願うなら、それもいいかもしれない。

だが、美佳の現在の心境を作ったのは明らかに両親からの電話だ。

それをきっかけにしてしまっていいのだろうか?投げやりな気持ちで勢いからそういっているだけなのではないか?としばらく考えた。

美佳はこれで後悔しないのだろうか?と…。

本当にしばらく考えた。

美佳の顔を見ながら考えた。

そして、

「わかった…」

結局、私は美佳を抱くことに決めた。

親に対する不満を叫んでいた美佳。初めてだった。

きっと、いい加減に親離れがしたいのだろうと思った。

その象徴がセックスなのだと。

だから、私は美佳を抱こうと決意した。

もちろん、根底には美佳を抱きたいという、私の性欲があったから、全てが美佳の希望だったというつもりはないし、セックスをしたいという私の悲願でもあるのは確かだったが、

最後に私の背中を押したのは、美佳の頑なな両親への対抗意識だった。
















管理者にだけ表示を許可する

このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

最新記事
カテゴリ
管理人、vet宛メール

当ブログの管理人、vetへのメールは以下のリンク先のメールフォームから送っていただければと思う。2つあるが、どちらのメールフォームからでも、良いので、都合の良い方を使ってもらえればと思う。

メールフォーム1
メールフォーム2

月別アーカイブ
twitter

ブログよりも、短い話題はこちら。 こちらの方がブログよりも気軽に書いている。また、チャットみたいな感じで誰かと会話をしていることも多いので、ブログでの私のイメージと少し?だいぶ?違うかもしれない。あまり遠慮せず、気楽に話しかけてくれると嬉しい。

最新コメント
コメントボード

掲示板形式で話ができる場所。ブログにコメントできない時のための非常用に作ったが、それ以外でも、私と参加者、また、参加者同士などで、話をするのにも気軽に使っていただければと思う。

コメントボードへ

検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード

QRコード

アルバイト情報