理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

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SMを始めると、緊縛調教と並んで、やってみたいと思う主要なプレイの一つに、蝋燭による責めがあると思う。

私もその例に漏れず、とにかく一度はやってみたいと思っていた。

だから、緊縛をし始めたのとほぼ同時期に、奴隷の体に蝋燭での責めを施すことにしたのだった。

当時、本当にSM初心者だった私は、その頃、SM器具に関しても当然知らないことが多かった。

もちろん、アダルトショップのことなど頭に無い。

だから、前に書いたように、緊縛用の縄でなにやらややこしいことになっていたにもかかわらず、蝋燭でも同様のことをやらかした。

SM用の低温蝋燭というものの存在を知らなかったのだ。

とにかく、長く太くて赤い蝋燭というのをSMビデオなどで見ていたから、それを探したのだった。

長くて太い蝋燭はすぐに見つかった。

というのも、仏具店に行けば、仏事用の大きな蝋燭があるのは予測がついたから。

だが、いくら初心者の私といえど、仏具用の蝋燭でプレイをするというのは、なんか違うというのはわかる。

SMのビデオを見ても、そんなものはまず出てこないし、何よりも太さが微妙に足りない。
それに、SMで使われている蝋燭は、上のほうに行くほど、少しずつ太くなっているようなものが多い。

それは、SMビデオを見て知っていたから、完全に円柱な仏事用蝋燭では、なんだか納得できなかったのだ。

何よりも、白い蝋では、奴隷の肌に落ちてもあまり迫力が無いという風にも思った。

このあたり、妙にこだわるのは、完璧を目指す、私の理系的性格のためなのかもしれない。

後で気がついたことだが、このときの私は目指す方向を間違えていたのだった。

だが、もちろん、そのときには気がついていない。

そして、そのまま軌道修正されること無く、考えて次に思いついたのが、アロマキャンドル。

太さもあるし、パステル系が多かったが、色もそれなりに選べた。

だが、なんだかすごく短い。

それが気になったのだった。

ただ、とりあえず、女が良く使うものでもあるし、なんとかなるだろうと、勝手な想像を働かせ、結局これに決めることになる。

しかも、アロマキャンドルを材料にして、調教用の蝋燭を作れば問題ないだろう、などと、妙なことを思いついてしまったのだった。

SM器具の自作。

私は、工作とか、そういうのは昔から大好きな人間だ。

だから、無いものは作るというのは、基本的な考え方として持ち合わせている。

それは、SMでも発揮されたのだった。

そして、私は赤というか、微妙にピンクっぽいアロマキャンドルを大量に買ってきた。

さらに、SM用の太い蝋燭のイメージが一番ピッタリだった、細長いジョージアの空き缶を6本ほど持ってきて、

缶切りで上の部分を開け、その中に芯にするための太目の糸を垂らしたものを用意した。

ジョージアの缶では円柱になってしまうので、あとで、下の部分は滑らかに削る予定にして。

これで準備万端。

私は、大量のアロマキャンドルを一気に湯銭にかけた。

だが、その時点で厳しいことになってきたことに、気がつき始めたのだった。

アロマキャンドルは異様に臭い。

いや、臭いというと語弊がある。

アロマキャンドル、一本を燃やすのなら問題なく、良い香りがするのだが、20本以上を一気に溶かすと、とんでもなく強烈な匂いが部屋に充満する。

頭は痛くなるし、もう、半分酔ったような感じだ。

私がMで、誰かに匂い責めをされているのではないかと思えるほどの苦痛だった。

もう、とにかく早く作業を終わらせたかったので、私は火力を最大にし、一生懸命にかき混ぜて、とにかく蝋燭作りを急いだのだった。

しばらくすると、なんとか、全部のアロマキャンドルを溶かしきることに成功した。

でも、まだ問題があった。

というのは、アロマキャンドルに、もともと入っていた芯が、溶けた蝋の中に混ざっている。

それを箸で取り除くのにも一苦労した。

強烈な匂いを発する溶けた蝋の容器を覗き込まないといけなかったから…。

やっとのことで、芯を全て取り除いた時点で、私はかなりヘロヘロになっていたのだった。

そして、ついに最後の作業。

溶けた蝋を、ジョージアの缶に注ごうとしたとき。

とにかくこの強烈な匂いから早く逃れようと急いでいた私は、一気に蝋を缶に注ぎ込んだのだが、

その勢いで、あろう事か缶は倒れ、自分の足の甲に、溶けた蝋を思いっきりぶちまけたのだった…。

とんでもなく熱かった。

もちろん、しっかり火傷して水ぶくれが出来た。

しかも、結構な広範囲だったので病院にいくほどの火傷になった。

私は、自分の身を持って知ったのだった。

アロマキャンドルの蝋はSM用の蝋じゃないのだと…。

熱過ぎて、こんなもの、いくら奴隷が相手でも使えない。

後から冷静に考えれば、この蝋は、蝋燭を燃やして溶かしたのではなく、匂いから逃れるために、早く作業を終えようと、

思いっきり強い火力で湯煎して無理矢理溶かしたわけだから、蝋の融点よりもさらに高い温度だったような気もする。

しかもアロマオイルとか、そういうオイル系の何かも一緒に入っていたのかもしれないし、何よりも一気にそれを浴びたのだ。

だから、余計に熱かったのではないかとおもうのだが…。

そういう状況での判断なので、アロマキャンドルが、絶対にSMに使えないかどうかはわからないが、私にとっては、とんでもない悪夢だった。

だから、アロマキャンドルだけは絶対に使うまいと、このとき心に決めたのだ。


その数日後。

私は足に包帯を巻いて奴隷の調教をしていた。

もちろん、蝋燭は無し。

奴隷は私の包帯に気がついて、当然のように言った。

「御主人様、その足はどうされたのですか?大丈夫ですか?」

と。心配そうな顔で私を見る。

だが、もちろん、本当の理由など、あまりにも馬鹿すぎて言えるわけが無い。

「たいしたことは無い」

と、まだ足がヒリヒリするくせに、やせ我慢をして、言い放ったのだった。

奴隷の前で威厳を保ちたい御主人様としては、こんな態度に出ざるを得ない。

悲しいサガだ。

こう考えると、御主人様というのは、痛みを分かち合うことも出来ない孤独な存在なのかもしれない。


ちなみに、その数回後の調教の時には、私はSM用の低温蝋燭というのをアダルトショップで入手していた。

その低温蝋燭は、奴隷に最初に使うべきものではあったのだが、やっぱりあのアロマキャンドルの異様な熱さが気になっていた私は、

その低温蝋燭でさえも、何だか心配になり、一本だけ先に火をつけてみて、自分の手の甲で溶けた蝋の熱さを確かめてみたのだった。

軽く耐えられた。

しかも、熱さを和らげるローションまで付属している。さすがSM専用の蝋燭だけの事はあった。

アロマキャンドルとは全く違って、良く出来ていると感心したものだ。

もちろん、私が低温蝋燭を先に試して、安全性を確かめたのも奴隷には内緒だ。

そして、奴隷にその蝋燭を使ったとき、それまでの鬱憤を晴らすかのごとくに、とにかく厳しく調教したのだった。

奴隷は、「熱い、熱い」と苦しそうに呻いた。

ただでさえSなのに、あんな経験をしているものだから、蝋燭の熱に必死で耐える奴隷の姿を見るのは、この上ない快感だった。

だから、いつもに比べると、かなり長時間、調教したのだった。

それだけやって、やっと火傷が報われた気がした私だ。

奴隷にしてみれば、このときの調教は理不尽だったろうが、大量のアロマキャンドルを一気に食らって病院にまで行く事態になった私のほうが、

多分、蝋燭に関しては、ダメージが大きかっただろうと思う。

もちろん、奴隷は知らないことではあるが…。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

ご主人様が・・・!
だだだ大丈夫だったんですかvetさん!?病院まで行っちゃうほどだったんですか!?
でもでも・・・すいません、爆笑してしまいました・・・。ア、アロマキャンドルwwww
しかも、自作で・・・実は苦労人だったんですね(涙)。病院に行って、こんな火傷になった理由ってどう説明したんだろう、とか思うと・・・す、すみませんww決して、バカにしてるとかそんなつもりは全くないんです、ただあまりにも失敗談(?)が面白すぎて。あの、これって笑える話として捉えて良いんですよね?ね?(汗汗汗)
そして、低温蝋燭をvetさんの奴隷さん(?)に使う前に、ちゃんと危険な熱さじゃないかこっそり確かめたところに、キュンとしてしまいましたw
[2009/10/05 21:33] URL | sabo [ 編集 ]

あまり大丈夫ではなかったですね(笑)手術の一歩手前でしたから。奴隷にはもちろん説明できませんし、医者には、料理中に油をこぼしたと説明しましたが、本当のことを言ったのは、このブログが初めてです。馬鹿すぎて誰にもいえなかったんですよ。

なんだか、SMの御主人様って、完璧なイメージというか、威厳というか、そういうものがあるものですから、このブログくらいは、気楽に楽しんでもらえればと思って書いてます。御主人様といえども、やっぱり失敗もしますし、悩みますし、色々と間抜けなことはやってるんですよね。それを隠してるだけで。って、もしかして、そういうのって私だけなんですかね?とにかく、私の失敗談で笑ってもらえれば幸いです。
[2009/10/06 01:28] URL | vet [ 編集 ]














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著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
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 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

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