理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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奴隷を縛る(4)の続き。

また理系っぽい話になるのだが、今回は奴隷をガッチリ縛って吊り上げる話を書こうと思う。

まず、縄をかけるときだが、縛っている縄の力が奴隷の体のどの部分にかかるかをしっかりと意識していると、多分上達が早いと思う。

前にも書いたように、首(喉)や関節に力がかからないということが大前提だったが、

逆に、奴隷の体のどこでなら縄をかけても大丈夫なのか?ということを覚えていると場所を選びやすい。

はっきり書いてしまうが、基本的に太い部分。

腰、太もも、ふくらはぎ(すね)、その辺りはかなり強い。また、二の腕を含めた胸を通る縄にもかなりの重量がかかっても大丈夫な場合が多いように思う。

だが、その中の一箇所だけで体全体を吊り上げるとか、そういうことをするのは危険なのでやめたほうがいい。

それに、太ももとかふくらはぎを縛る場合、足を吊りやすい奴隷が居るので、そういうことにも注意する必要がある。

何度もやっていると奴隷も慣れるのだが、足を吊ったときの痛みというのは、調教で意図的に御主人様が与える痛みとは別物の、ただの苦痛にしかならない場合もあるようだ。

吊る痛みさえも喜びとして受けられる奴隷に調教すればいいのだが、奴隷にとっては、自分の中から出てくる痛みであるから、なかなかそうは思えない様子も見て取れた。

このあたりは足を吊りやすいとか、奴隷の体質なんかにも関わることなので、どうするのか、御主人様の考えどころだと思う。

私の場合には、吊る痛みも私が与えたものとして耐えさせ、そして悦びだと思うように調教したのだが、それが良かったかどうかは、今思うと、多少疑問だ。

とりあえず、最初から縄の痛みと、吊る痛みの同時攻撃をすると、初心者奴隷の場合、かなりのダメージになるので、気をつけたほうが良いと思う。


さらに、縛る縄の話だが、縄は一本ではなく、数本をまとめて一本として使うと、力が分散することは覚えておくと良いと思う。

普段の生活で何かを縛るとき、紐などを2重にして縛る機会はあまりないので、つい一本だけで縛ってしまいがちだが、

数本をまとめて一本として使うほうが、何度も同じ場所に巻いたりしなくていいので、慣れてくると縛るのが早くなり、楽だったと私は実感している。

また、一箇所に大きな力がかからないので、奴隷への負担は確実に軽くなる。

奴隷に痛みを与えるのが目的の調教のときは別だが、縛って動けなくすることがメインの場合には、こちらを使うほうが、多分効率的だと思う。

このあたりも、そのとき、調教したいことの種類によって、御主人様が使い分けると調教もスムーズに行くと思う。


ただ、上記のような縛り方をしたとしても、奴隷を完全に床から吊り上げてしまうプレイは、しないほうが無難だと思う。

プロの縄師などは別だとは思うが、私も含めて、素人がやるにはリスキーだ。

私もあまりやったことが無いし、やっている最中も心配になるので、吊り上げた状態でさらに性処理穴を使う(ゆらす)とか、そういうのは正直怖かった。

御主人様が自分の施している調教に怯えている時点で、その調教は失敗していると思っていい。

私も、興味本位というか、一度はやってみたいという好奇心でやったのだが、性欲より、心配が先にたって、勃起しなくなりそうなくらいだったので、あまりやらなくなった。

はっきりいって、女を縛ることによほどの自信がなければ、奴隷を宙に浮かせたまま挿入やフェラをさせても、気持ちよくは無いと思う。

だから、せいぜい、片足を吊り上げるとか、両手を吊り上げるくらいで、女の体のどこかかが床に接地し、

奴隷が体重をある程度自分で支えている状態にしておくのが、一番いいと思う。

それから、”吊り上げる”というのがかなり大変な理由がもう一つ。

それは、吊り上げるための天井側の支え。

SM用のラブホに行けば、天井からフックや滑車が出ているところもあるから、問題ないが、

普通の部屋の場合、そういうものはないし、代用できるものがあっても、和室の梁とかの上から縄をまわすくらいだろう。

そうすると、奴隷を引っ張りあげるとき、梁にかかる重量は、女一人分ではなく、女二人分になる。

縄の片側が奴隷。もう片側を御主人様が持って持ち上げるわけだから。

これは、簡単な力学の問題で、天秤の支点には、両方の重量の合計がかかるものだから。

つまり、奴隷が50キロだとすると、梁に実際にかかっている重量は100キロになる。

女一人分だと思って力を入れると、弱い梁だと折れることがあるから注意したほうが良い。

これは実際、私が温泉旅館に行ったとき、やろうとして梁が曲がり、部屋のふすまが閉まらなくなったことがあるから、実証済みだ。

はっきり言うが、やめておけ。

悪いことは言わないから、そういうことがしたかったら、SM用のラブホに行ったほうがいい。

こんな感じで、私は縛ることに関してはかなりいろいろなことをやってみた。

ただ、結局は、縄師と呼ばれるほどにはうまくはなれなかった。

やはり、綺麗に縛れないし、どこかにひずみが出てきて奴隷にかけた縄の形が不自然になる。

そして口には出さないし、そんなそぶりももちろん見せないのだが、どうしても、奴隷を気にして縛ってしまうので、自分の中の性欲が少し冷めてしまうという欠点がある。

やはり、私にとっては奴隷も大切だったから。



ということで、奴隷を縛ることに関しては、ひとまずここまでにしておく。

下手なりになんとかうまく見せるような縛りのテクニックやちょっとした工夫に関しては、今回書かなかったこともいろいろとあるので、またの機会に話をしようとは思うが、

くれぐれも奴隷を必要以上に傷つけないよう、重大な怪我のないように注意してやってもらいたいと思う。

あまり上達するための参考にはならなくて申し訳ない話だったが、とりあえずリスキーなことに関しては書いたつもりだから、それには気をつけて、考えてからやって欲しい。

そういう意味合いで読んでもらえていれば、幸いだ。

縛りで残していいのは、奴隷の肌につける縄目の跡と、奴隷の心を縛りつける強い拘束力だけで、それ以上の傷跡や後遺症が残るようなことだけは絶対にあってはならないと私は思う。


このエントリーにいただいた、Kennyさんのコメントですが、私のコメントを引用して新しいエントリーに書くのはご遠慮ください。コメントの続きを別のエントリーに移されてしまうと、話が飛んでしまって、ややこしくなり、こちらとしてはちょっと管理が面倒になりますので。古いエントリーに書かれたコメントでも、私はちゃんと読んでますので、わざわざ新しいほうに持ってこなくても大丈夫です。

ですので、私のほうで、元のエントリー(第43話 箱の中身と美佳の決断)のコメントの続きに、Kennyさんのコメントは移しておきました。また、それに対して、私もお返事を書かせていただきました。もしもそれにお返事いただける場合にも、新しいエントリーのコメント欄に書くのではなく、お話をしているエントリーにそのまま続けて書いてください。よろしくお願いします。
[2009/09/26 21:29] URL | vet [ 編集 ]

色々,奴隷を気遣い,ご配慮されている様子が伝わり,とても参考になります.私は,How To DVDを見て勉強させてもらっています.吊りのリスクを把握していないので,まだやりませんが,縛り方に対するアソビの持たせ方,危険な場所,縛り方のパターンを具体的に見ることができるので,とても重宝させてもらっています.便利な世の中になったことを実感しています.
[2009/09/26 22:54] URL | Blueberry [ 編集 ]

私は、御主人様とはいっても、もともと心配性というか、考えすぎると言うか、そういう性格でもありますので、こんなことになっています。自分で苦笑してしまいます。ただ、アブノーマルなことをする以上、何の考えもなしに突き進むということが、大きなリスクを伴うということだけは認識していたつもりですし、その考え方は結果的に間違ってなかったと思っています。

今は、HOWTO物のDVDや書籍もありますし、ネット上にも大量の情報があって、本当に、いい時代ですね。私が御主人様になった初期の頃、といってもそれほど昔でもないんですが、そのころは、本当に初心者御主人様向けのものがなくて、困ったり失敗も多かったものです。なので別の御主人様に教わったり、直接会って話を聞いたり、実際にやっているのを見せてもらったり、ということもしていました。色々と情報がある今が、本当に羨ましいと私も思います。
[2009/09/28 12:18] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
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 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
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  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
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