理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


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奴隷は良く涙を流す。

大抵は、痛みや苦痛、そして恥辱や不安から、自然に流れてくるものだが、そうでもないものもある。

私が、御主人様になって、少ししたとき、とても驚いたことがあった。

それは、私がテレビを見ているときに、奴隷にフェラチオをするのを許していたときのことだ。

特に、深く性器を喉の奥に突っ込んでいたわけでもなく、当然イラマチオをしていたというわけでもない。

それに、その頃になると、奴隷もフェラチオには慣れて来ていたから、特にいつもと変わりのないフェラチオのはずだった。

しかも、私はテレビが見たかったので、射精するほど激しくやらないようにとも言っていたから、

フェラチオというよりも、奴隷がただ私のペニスを舐め、半分勃起させたような状態で保っていたというくらいのもの。

私は、基本的にテレビに目が向いていたから、奴隷のことなど、特に考えもせずに、ただ、股間に奴隷の頭があり、性器をずっと舐めているということだけを感じていた。

そんな時、1時間くらいもそうしていただろうか。

CMになって、ふと奴隷を見ると、涙を流していることに気がついた。

私は正直驚いた。

このフェラチオ、深く突っ込んでいるわけでもないから、奴隷にとっては特に厳しいものではないはずだ。

なのに、なぜ泣いているのか?

奴隷の心境がわからなかったその頃の私には、全く理解できなかったのだった。

「どうした?」

と、私はテレビを見始めてから始めて声をかけた。

すると、奴隷は私のペニスから初めて口を離して、こう言った。

「御主人様、私のこと忘れたみたいに、構わずテレビをご覧になっていらしたから。本当の奴隷になれた気がして嬉しかったんです」

といって、ポロポロと涙を流しながら嬉しそうに微笑んだ。

そして、すぐにまた私のペニスに口を戻し、本当に大切なものを包むようにしてフェラチオを続けるのだった。

私は、そんな奴隷に驚いた。

長時間のフェラチオで苦しくなってきたのかとも思ったのだが、そうではないのだ。

私にしてみると、テレビを見ている暇な時間に、気まぐれに、奴隷に奉仕を許したというそれだけのこと。

しかも、途中から、奴隷の存在を忘れかけていた。

だが、そのことにこそ幸せを感じ、嬉しさで涙を流す。

奉仕をすること、御主人様の物になりきることに自分の役割を見つけ、安心するという、奴隷の感情が、少しわかった気がした出来事だった。

ただ、奴隷のこういう心境はSの私には全く共感は出来ない。

もちろん、理屈として、奴隷の感情の流れや、なぜそう思うようになったのか?というのはわかるようになったし、調教によって、意図的にそうさせたところもある。

だが、実際の自分の感情としてそれを体験することは絶対に出来ないと思う。

誰かに無償で奉仕することが嬉しい。というのはボランティアかもしれないが、彼らだって相手の笑顔だとか感謝の言葉が励みになったりするのだろう。

でも、奴隷にはそれすら与えられず、その代わり、御主人様の気まぐれで苦痛を強いられ、侮蔑の言葉を浴びせられ、虐げられる。

人間の尊厳すらなく、物として、時に場の空気として、扱われる。

それでも、なお幸せだと言い、喜びに涙を流す奴隷。

その感情の構造を理解は出来ても、到底、私には沸いてこない感情だと言える。

だが、そんな奴隷を前にして私は、正直、とても興奮していた。もちろん奴隷にはそれを悟られないようにしていたが…。

多分、ここが御主人様と奴隷、SとMの決定的な違いなのだろうと思う。



でも、今、思い出してみると、本当に不思議な感情の構造だと改めて感じる。

そして、それを当然のこととしてやっていた奴隷もそうなのだが、受け止めていた自分にも、なんだか驚かされる。

もしも、今奴隷を得て、このようなことを経験したら、私はどんな反応をするのか?

ちょっと判らない気がした。

少し興味がわく。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


なかなかに素晴らしい奴隷さんをお持ちだったようですね。
私のような未熟者は、ご指摘のように「相手の笑顔だとか感謝の言葉が励みだったりする」ので、奉仕の最中に主が自分に注意を払って下さらなかったり、本当にただの「物体」として扱っているかのような目をしていらっしゃると、とても寂しくなったりします。
主の「もの」になりたいと望みながら、一方で主の関心を引いていたい、報いが欲しいという、矛盾した我儘な欲求を拭い去れず、持て余しています。

vetさんが、その方に涙をもたらした心理の奥底にお気づきになって感動なさった、その感性が素晴らしいと思いました。そういうご主人様であればこそ、奴隷が「もの」になりたいと望み、それが叶えられたとき心からの涙を流したのではないでしょうか…
今は奴隷は飼っていらっしゃらないとのこと。もったいないですね~。是非またいつか「ご主人様」復活なさって下さい。

[2009/10/01 03:25] URL | はる [ 編集 ]

そうですね。このときの奴隷には、私はご主人様という立場を危うく忘れさせられるくらい、驚かされました。本当に人間がこういう心境になるものなのだと。でも、私が奴隷をこうしてしまった以上、きちんと最後までしっかりと飼う、というのが私の責任だということも同時に思いました。ご主人様として、身が引き締まった気がします。
 ただ、この奴隷もいつもこんな感じというわけではなく、やっぱり私の気を引きたいと思って色々とやっているのも見ていますし、常にこういう精神状態というわけでもなかったようです。たとえ”物”扱いを望んでいても、やっぱり”人”ですから、そのときの調子で気持ちというのは、変化するものですよね。それは奴隷だったとしても、仕方がない感情だと私は思いますので、はるさんの気持ちもわかります。それに、あまりにも奴隷として、完璧すぎると、ご主人様もプレッシャーが大きくなってしまいますから、適度なところが良いのかもしれないと思います。奴隷の気持ちが揺れ動くのを見るのも御主人様って結構好きかも知れませんし、完璧じゃない奴隷を調教していく楽しみなんていうのもありますし。少なくとも、私はそのほうが面白いと思っていました。

私に関しては、どうなんでしょうね?自分でも良くわかりませんが、とにかく奴隷の心境をその都度、出来る限り察知するというのは、御主人様としてはいろいろな意味で必要なのだと思っていましたので、それは意識して忘れないようにしてました。というのも、こういうことがあったときの対処もありますが、普段の調教をする場合でも、ある程度は把握できないと、調教が御主人様の独りよがりになってしまいますので、それは気をつけないとならないですから。もちろん、気をつけているなんてことは奴隷には悟られないよう、必死で隠してましたが(笑) 
 私が、そのうち、また奴隷を持つことはあるのでしょうかね? わかりませんが、今のところは、奴隷どころか、付き合っている女も居ないので、しばらくはブログ書きに専念、といったところでしょうか。
[2009/10/03 16:16] URL | vet [ 編集 ]

奴隷の気持ちが揺れ動くのを楽しむ…なんて、やっぱりSですね(笑)
そんな風に冷静に観察されながらも、心の動きを把握して貰えるということが、Mにとってはそれはもう嬉しいことなのです。Mになりやすい要因のひとつに、幼少期に親にあまり構ってもらえなかったこと、というのがありましたが、そういうのも関係してるかもしれませんね。
完璧でない奴隷でも楽しんで頂ける、とのこと、安心させて頂きました(^^)
いつも丁寧にお返事くださって、ありがとうございます。
[2009/10/04 00:15] URL | はる [ 編集 ]

 やっぱり、私はSでしたか。ブログではなるべく、事実だけを、普通に書こうと努力しているのですが、そういうところでちょこちょこと出てしまうようですね(笑)
 御主人様という立場としては、やっぱり奴隷の全てを支配していたいという欲求がありますから、奴隷の気持ちの動きなんかも、把握しつつ、コントロールするというのが、多分、ご主人様が究極に目指すところなのかなぁと思います。具体的にはいろいろなプレイがありますが、それはそのための手段だろうと私は思います。奴隷の縛るべきところは、肉体よりも心かなぁと。
 M女になる資質っていうのはおっしゃるように、両親のことがかなり関係してるのかもしれませんね。私の最初の奴隷も、両親の影響がかなり大きかったですし、小さい頃のこととというのは、後々、影響してくるのでしょうね。
 コメントの返事は、私も楽しく話しているので、こちらこそありがたいです。
[2009/10/04 20:12] URL | vet [ 編集 ]
おもしろい
はじめまして。すごい!SMってちょっと興味あったんですけど、(「私ってMかも~」とか思って・・・)vetさんのブログ拝見して、とんだ勘違いだったことを思い知らされました・・・私なんて全然お呼びじゃなかった>_<;
私はレズで、男の人とセックスしたことないし、「男の人って怖い」っていう想いがぬぐえないですが、vetさんの美佳さんとの性的関係を読んで、「vetさん、1年以上も我慢したんだ~!」って思って、ジーンとしてしまいました。・・・私の元カノ、二週間でしたよw 初恋が元カノだったので、レズのバリネコ(エッチのときの受)として調教された、ともいえるから、そういう意味では共通点があるかも!?・・・なんてw 美佳さんとの話、とても気になる!またゼヒ続き書いてください☆応援してます。長々失礼しました~
[2009/10/05 21:07] URL | sabo [ 編集 ]

saboさん、はじめまして。
 このエントリーに書いたのは、かなりそれっぽいSMの話でしたね。でも、常にこういう状態というわけでもないんですよ。他のエントリー読んでいただければわかりますが…。それに、奴隷も常に御主人様だけのために、というわけにも行かないことも出てきますから、こういうこともあった、というくらいで思ってもらえればと思います。ただ、こういうときの奴隷は、本当に奴隷と言う言葉がふさわしいと思いますね。私も驚くくらいに。

 saboさん、レズの方だったんですね。レズのお話、実はそのうち出てくるんですが、私も目の前でプレイを見たことがありまして、男から見ると、綺麗だなぁというのが感想です。ただ、レズのSMも見ましたけれども、それは男女のものとは別の意味で迫力があったりして、興味深かったです。
 美佳とのことは、かなり複雑な事情があり、私も初めてのセックスということで、自信がないという部分もあり、付き合ってからかなり経って、やっとでした。お互いに思うところがあったからだと思います。saboさんの2週間というのも、すごい思い切りましたね。
 美佳との話は、もう少し続きますので、また読んでもらえたら幸いです。
[2009/10/06 01:25] URL | vet [ 編集 ]
お返事ありがとうございます♪
レズのお話も出てくるんですか?わ~楽しみw Showとして「見せる」レズのセックスを見られたんなら、かなり濃かったのでは・・・。実際はそんなにです・・・(・_・)多分男女で言うところの前儀がメインなので、地味ですね。体位も、AVがやってるようなのは全然しないしwでも声が二人とも女なんで、うるさいうるさい(^▽^;) 

vetさんの四方山話、分かりやすくて面白いです^ ^ SMってほんと、奥が深いですね。
vetさんのブログは素人(?)が安心して見られるっていうか・・・私はSMをしてる人の心理に興味があるので、そのときの気持ちなんかを淡々と(時に面白く)書かれてるのがとてもいいな~♪って思っていつも拝見してます☆応援してます~(^ ^)
[2009/10/07 21:16] URL | sabo [ 編集 ]

 レズの話はそれほど多くないので、あまり期待されるとがっかりするかもしれませんが、そのうち少し出てきます。
 AVとかショーのように見せるものと、個人的にやるのとで違うのは私もわかります。SMも、SMショーとか、SMのAVなどとは違って、基本的に地味になる傾向は同じだと思います。一人と一匹だけがその世界を作れればいいわけですから。個人的なプレイだと地味になるほうが普通だと私も思います。
 
 私がこのブログを書き始めたのは、奴隷を全て手放した後で、自分の気持ちを整理してみようという意味合いもあったので、ただそのときのありのままを羅列しているという感じでしょうね。だから、官能小説っぽくなく、エロいのを期待して来た人は怒りそうな内容です(笑)でも、こうしてその趣旨を理解して読んでもらえるのはとても嬉しく思います。ありがとうございます。
[2009/10/08 13:40] URL | vet [ 編集 ]














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このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

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