理系Sの牝奴隷には言えない話
元、”御主人様”だったvetのSMに関するいろんな話。
はじめに

 いらっしゃいませ、とでも書くべきだろうか。とにかく、あなたが見に来てくれたことは素直に嬉しい。ありがとう。

 このブログはSM、男女の主従関係に関することを主に取り上げて書いている。なので少しアブノーマルだ。だから、初めてこのブログを訪れた人は、右側の欄の”このブログについて”をまずは読んで、それに同意できた場合のみ、読み進めて欲しい。

 また、このブログ、少々ややこしい構成になっている。そのあたりも説明してあるので、それも理解してから読んでもらえればと思う。説明を読んで問題がなければ、二度目以降からは以下のエントリーを好きなように読んでもらえればそれでOK。

 AVや他の本格的なSM系サイトなどとは、多少違った視点からのSMの世界を知ってもらえれば、幸いだ。特に読者を指定するつもりはないが、御主人様を探しているM女などにはSMの実態を知るということで、参考になるのではないかと思うので、御主人様を選ぶ前に、SMの世界に飛び込む前に読んでもらえれば嬉しく思う。

 私への意見や質問、相談、その他の話などがある場合には、右側の欄の中段あたりにある”管理人、vet宛メール”のところのリンクから、メールフォームにいき、メールを送っていただければと思う。メールフォームは2つ用意してあるが、どちらから送ってくださっても構わない。また、各エントリーのコメント欄に書いてくださってもいいので、気軽に話しかけてくれればと思う。


※パソコン以外で見ていて、何故かここしか表示されずに困った方は、以下のボタンを。

 ▼スマホの場合▼
スマホ版へのボタン

 ▼携帯の場合▼
携帯版へのボタン

私が参加した掲示板のオフ会。

みんなでの話が終わった後、一応、解散になったのだが、まだ時間も早かったこともあって、私は、SMの夫婦に誘われ、二人と一緒に別のお店に飲みに行くことになった。

そこは、ちょっと怪しいお店で、店内は照明がかなり暗く、さらに、たいていがボックス席で、カップルで入った男女は、かなりくっついて、抱き合うようにして座っているようなところだった。

そういうお店に行ったのは初めてだった私は、かなり驚いたが、その夫婦はたまに利用しているとのことだった。

ただ、いつもはそこで他のテーブルのカップルのように過ごすらしいが、その日は私と一緒なので、いたって普通に話をした。

と言っても、途中から、奥さんのほうは、やはりバイブの刺激で調教されていたりもしたが、その横で普通に話をしているというのは、なんだか妙な気分がした。

のちの私は、奴隷を調教しながら他のことをする(放置する、物扱いする、という意味での調教でもあるのだが…)なんてことは、普通になったのだが、そのときの私にとっては、それは、かなり奇妙な光景だった。

それはともかく、このとき、私は、お二人がSMを始めたときのきっかけなどを話してもらった。

かなりいろいろな話を聞き、その中で、一番印象的だったのは、奥さんが、奴隷になった後のほうが絶対に幸せだと言い切ったことだった。

そのころ、奴隷の女と直接話をしたのは、その奥さんだけだったから、強く攻められて痛い思いもし、恥ずかしいこともさせられているのに、どうしてだ?と思ったから、その疑問をぶつけた。

本当はイヤだけど、なんとか耐えているのではないのか?と聞いたのだった。

御主人様を経験し、奴隷と触れ合った今なら、私でもある程度は想像できることではあるのだが、そのときはM女の心理というのは全く理解できていなかったから。

そして、その疑問を言ったら、先に旦那さんのほうが笑いながら、

「Sにはね、想像はできても、多分、一生分からないんだと思うよ。俺も、自分の責めを自分で耐える根性は無いな」

と大笑いしていた。それに続いて、奥さんも、

「痛みや恥ずかしさが快感になるというよりも、命令で、いろいろと制限されたり、強要されてることが嬉しんだとおもうの。構ってもらえてるって言うこともそうだし、それに耐えている自分に感じるっていうのもあるかな。痛いとか、恥ずかしいとか、そういうのは、もう、あまり関係ないかも。何よりも、自分を隠さなくていいのが一番だと思う。思いっきり馬鹿になって、普段はできないような恥ずかしいことをして、卑猥な姿をさらしても、御主人様は必ず受け止めてくれると信じられるのがすごく幸せかな。そんな御主人様に使ってもらえるってことが本当に嬉しい」

要約すると、こんな感じの内容を言っていたのだが、そのたびに、にっこり笑って旦那さんに微笑みかける姿は、初々しい新婚夫婦のような感じがした。

本当に、幸せだと言うことが私にも伝わってくる。

だが、旦那さんはこうも言った。

「俺は、ずっとこんな感じなんだけど、昔は、大してMでもない女に似たようなことやろうとして、ダメで、別れたことあるから、見極めだけはしっかりしなよ。美佳さんとこれからもうまくやりたいなら、なおさら」

「うん。私もそう思う。お話を聞く限りは、美佳さんもMっぽい気がしたんだけど、会った事無いしね」

「軽いところから試すのがいいかも。目隠しとか、軽くお尻叩くとか。いきなり縛ったりしたら、多分、ダメだろうなぁ」

「えっ、でも、私、最初縛られたんじゃなかったでしたか?」

「そうだっけ?」

「そうですよ。いきなりロープ出てきたから、びっくりしたんですから」

なんて、とても楽しそうにSMを語る二人。

私がそれまで持っていたイメージは、もっとストイックなものであったから、少し拍子抜けした。

今思うと、このときの二人はやはり、私のことを考えてくれていたのだと思う。

私の中にある、SMのイメージで美佳に接すれば、うまくいかないのではないかと感じて、こういう明るい雰囲気で紹介したのではないかと。

また、私が今、こうして、あまりストイックにならないように、失敗談も笑ってもらえればいいと思って、SMブログを書いているのも、もしかしたらこのときのお二人が、すごく印象的だったからかもしれない。

SMのストイックな部分は良く紹介され、それがメインになっているが、その中にある、奴隷の幸せや御主人様の楽しみ、そして苦悩や恥ずかしい失敗なんていうのは、あまり出てこないから、このとき、お二人に聞いた話のようなことが私も書きたかったのかもしれない…。


少し話がそれたが、

そんな色々な話をしてもらって、このときはとても楽しく時間が過ぎた。

周りのカップルが、かなりエッチな雰囲気をかもし出す中、私達だけは、談笑というか、大笑いしながら、SMのことを話していたのだった。

それでも周りのことが気にならないくらい、話にのめりこんでいた。

そのくらい、お二人の話は面白かったし、とても参考になった。

それまでのSMというのは、とにかくストイックなプレイのことしか頭に無かった私だが、こういう愛情の形もあるんだとわかったのはこのときだった。

そして、しばらく話をしてから、店を出る。

二人はとても仲良く、手をつないで帰っていった。

その姿を見ただけでは、この二人が、御主人様と奴隷だとは誰も気がつないであろう。

きちんとお互いのことを分かって、信頼しあっている二人がとてもまぶしく思えた。


テーマ:支配と服従 - ジャンル:アダルト


女性の奴隷さんのブログでは内面を扱ったものを多く見かけますが、御主人様サイドのうちあけ話みたいのはなかなかないので、vetさんのお話はほんと面白くてタメになります。

ご夫婦で主従というのも、なんだかいいですね。とても仲良しなのでしょうね。いいなぁ…
「ご主人様は必ず受け止めてくれると信じられる」という安心感は、奴隷にとって何よりも重要かも知れません。やはり包容力があり優しい人じゃないと務まらない気が…?
人にもよるかと思いますが、普段勝気な女性ほど実は、そんな自分を屈服させ辱めてくれる男性を心の底で渇望してるのではないでしょうか。私も普段は頑固で生意気だったりしまして、それを「生意気だな!お前は俺の何だ?奉仕しろ!」なんて強く言われるのがまた堪らなく嬉しく…(笑) でもただ威張ってるだけの人じゃダメなんですよね、ほんと我儘です。心の底に優しさと包容力を秘めている人かそうでないかは、敏感に察知しますよね。
[2009/10/22 01:21] URL | はる [ 編集 ]
いいですね。
幸せそうな夫婦ですねえ。そう思うと、結婚するときに自分達同士の性的嗜が合ってるっていうのは、重要なんだなあと改めて思います。もちろん、愛してることが前提にあるんだけど、その上で、自分も相手も幸せになれる性的関係っていいですよね。
vetさんは、今、奴隷は飼ってないし、ご主人様を今できるのかっていうと、それも何だか違う気がするっていうようなことを前におっしゃってたんですけど、それも不思議な感じですねえ。今、Mじゃない彼女ができたら、調教しようとvetさんはするんでしょうか・・・?それとも、彼女とはノーマル(何をノーマルというのかはもはや分からないですがw)なセックスをするんでしょうか?興味ありますね。
[2009/10/23 21:48] URL | sabo [ 編集 ]

>はるさん
面白いと言ってもらえると私も嬉しく思います。御主人様というのは、御主人様である以上は、御主人様らしくあるために他人には言えない何かというか、守秘義務とでも言うべきものを持ってしまっている感じがしますので、なかなかそういう話って無いのかもしれませんね。

夫婦で主従というのは、安心感という意味では最高かもしれませんね。私はまだ結婚もしていませんから、今までに出会ったSMをしている夫婦の様子から想像するしかありませんが。私が出会った夫婦は幸せそうに見えた方々がほとんどでした。

奴隷のもともとの性格とM性の関係というのは、私も色々と考えることが多い命題ですし、迷うところでもあります。はるさんがおっしゃるように、勝気な性格を誰かに押さえつけてもらうことで、快感や喜びに変化させている奴隷も良く見ましたし、逆に本当に大人しく、その性格のままに主従関係になって、悦びを得るような奴隷も見ましたので、本当に奴隷の性格というのは色々だと思います。ただ、絶対に奴隷になるのが無理な人というのもいまして、そういう人と会ったこともありますので、そのうち書きますね。

御主人様の資質として、優しさや包容力というのは、本当に重要でしょうね。普通の男女関係でも、ある程度はお互いに必要ですが、主従の場合には、御主人様が奴隷の全部を受け入れる覚悟と責任を持つ必要があると私は思いますから、普通よりも大きな包容力が求められると思います。
そして、それを敏感に察知できるというのが、今度は奴隷の資質の一つになるかもしれませんね。それがうまくないと、とんでもない御主人様の奴隷になってしまったりするので、そうなると奴隷は本当に不幸だと思います。


>saboさん
結婚しているパートナーとは、一生の付き合いですから、性的な部分での不一致が無く、お互いに満足できるというのは、重要ですし、そういうことを普通に話せるというのも必要なことだと私も思います。

今、彼女が出来たら?ですか…。
一応、元御主人様なので、相手がMの女だとわかっていれば、調教することは出来るかもしれませんが、Mじゃない場合、それを調教することは、今の私には出来ないような気がします。やってみてないので、わかりませんが…。
今、そういう状況を思い描いてみると、多分、普通に付き合うんじゃないか?と思いますし、ノーマルなセックスにとどめると思います。私も、そういう付き合いをしていた時期がありますから、それが出来ないわけではないです。だた、そういう関係をずっと続けられるのか?ということには、疑問がありますね。相手がMではないとしても、私の中のS性が消えるわけではないですから…。そのあたりの不一致で別れることになるのかもしれませんし、SM無しでも、ずっといけるのかもしれません。自分でもちょっとわからないです。
[2009/10/24 11:38] URL | vet [ 編集 ]














管理者にだけ表示を許可する

このブログについて

著者:vet

 ※このブログには、エロ動画やエロ画像、官能小説のようなものは一切無いが、内容が内容なので、SMや主従関係という、恋愛の形に不快感を覚える人、違う世界の話だと思う人などはすぐにブラウザを閉じて、このブログのことは忘れるように。

 私は以前、牝奴隷を飼っていた元”御主人様”。でも、今は飼っていない。奴隷を手放した経緯とか、過去の奴隷の話、そのときの気持ち、奴隷への想い、今だから考えられること、言えること。書きたいことを書きたいままに綴るブログ。
 また、今、これを書いている私の現状について、ご質問を頂くことが結構あるので、それについては、
 ◆私について
というカテゴリの中に、”現状の私”というエントリーにして書いておいた。このカテゴリには、私自身のこと(私の好みや、調教の方針など)をメインに書いているエントリーを入れてあるので、興味のある方がいるかどうかは分らないが、もしも気になるなら、見ていただければと思う。

 SM話はストイックになりがちなので、多少軽いタッチのコラムも交えて書いてみようと思う。奴隷を飼っていない今だから書ける御主人様の本音などをできるだけわかりやすく、そして正直に。今、奴隷になっている牝や、御主人様を探しているM女なんかには、御主人様の側の気持ちが少しは分かってもらえるかもしれない。ちなみに、私は理系的な思考傾向なので、考えすぎることが多く、そのために、なにやらややこしいことになることも多々ある。そのあたりも笑って読んでもらえれば、幸い。

 メールやコメントなども楽しみにしている。気軽な恋愛話、気楽なSM話から、SMや主従関係のこと、Mであることなどについての悩みや、相談、質問など、真面目なお話まで、どんなことでも、しっかり伺おうと思っている。恥ずかしいとか、こんなことを言っては変に思われるのではないか?とか、考えることもあるかも知れないが、私は、それなりに長くSMや主従関係の世界に居たので、それほど驚くことは無いと思うし、他人と変わっていることでも、変だとは思わないできちんと伺うつもりなので、メールやコメントは、遠慮せずに送ってくださればと思う。

 リンクフリーなので、気に入ったら、好きにリンクしてくださればと思う。言っていただければ、私からもリンクするので、そういう意味でも気軽に声をかけてもらえれば幸い。

 このブログは、私が奴隷と過ごした日々を時系列で綴った続き物の話と、SMに関するちょっとした小話や、SMに対する私の考えや体験、見聞きした面白い話題などを個々に書いた単発物のコラムとが混在している。

 続き物の話は、エントリーの題名に第何話という番号が書いてあり、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●最初の奴隷
 ●二匹目の奴隷
 奴隷と私とのストーリーを読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムは、以下のカテゴリにまとめてある。
 ●四方山話:1エントリーでひとつの話
 ●四方山話(続き物):複数エントリーでひとつの話
 短い話を気軽に読みたい場合にはこちらを読んでもらえればと思う。

 単発物のコラムの中でも、SMの技術的な話だけは別にしてある。それは、
 ●SM技術
にまとめておいた。技術的なことに興味のある場合には、こちらを読んでもらえればと思う。

 カテゴリの記事は古い順に並べてあるので、カテゴリ名をクリックしてもらえれば、続き物の記事でも最初から順番に読めるようになっている。


  当ブログ内に書くことは、私が実際にやってみたことや考えたことであって、それが正しいかどうかを完全に検証したわけではない。だから、もしも同じことを試す場合には自己責任で、細心の注意を払って実行して欲しいと思う。SMなので、体への損傷などの可能性もなくはないから。とにかく気をつけて欲しい。そして、このブログ内のことを試して、いかなる不利益が生じたとしても、私、vetは免責されることとする。そのことはしっかりと承知した上で読んでもらいたい。
 奴隷のためにも、そして御主人様のためにも、本当に無茶なことはしないで、幸せなSMを楽しんで欲しいと願っている。

最新記事
カテゴリ
管理人、vet宛メール

当ブログの管理人、vetへのメールは以下のリンク先のメールフォームから送っていただければと思う。2つあるが、どちらのメールフォームからでも、良いので、都合の良い方を使ってもらえればと思う。

メールフォーム1
メールフォーム2

月別アーカイブ
twitter

ブログよりも、短い話題はこちら。 こちらの方がブログよりも気軽に書いている。また、チャットみたいな感じで誰かと会話をしていることも多いので、ブログでの私のイメージと少し?だいぶ?違うかもしれない。あまり遠慮せず、気楽に話しかけてくれると嬉しい。

最新コメント
コメントボード

掲示板形式で話ができる場所。ブログにコメントできない時のための非常用に作ったが、それ以外でも、私と参加者、また、参加者同士などで、話をするのにも気軽に使っていただければと思う。

コメントボードへ

検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード

QRコード

アルバイト情報